サルデーニャ島の満月とムクドリ
イタリアのサルデーニャ島の首都、カリアリの近くで撮影された満月の写真
丘の稜線の家並みに、まだ夕日が当たっていて、空にはムクドリが群れ飛んでいる。日没後、まだ大気の温かみが残っている風景の中に満月が上っている。色合いが優しい。少し胸にグッとくる。
宇宙の絵は、綺麗でダイナミックだが、冷徹な物理法則に従っている分、どこか厳しさを感じることがある。
それに比べて、たとえ天体の写真でも、地上の風景が写っていると、安らぎにも似た、ホッとする感覚を覚える。
なぜだろう。
生命を感じるからではないかと、自分では思ったりしている。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。