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巨大質量星の揺り籠

LHA 120-N 150

まあ、綺麗です。
さて、天文学者にとって、ここが注目されるのは、ここでは、巨大質量星と呼ばれる、大質量の星がいくつも誕生しているからです。

そもそも、太陽質量の8〜10倍の質量を持つ星を大質量星といい、100倍を超えるものを巨大質量星と呼ぶそうな。

巨大質量星の限界は、150太陽質量と考えられていたのが、どっこい、300倍を超えるものが発見されたそうな。
超巨大質量星である。

何が問題かというと、星の重さによって、そのたどる運命が違ってくるからなのです。例えば、巨大質量星の寿命は数百万年と太陽の100億年と比べると極めて短い。

また、その燃焼(普通に燃えているわけではない)過程で作られる、原子も違ってくるようだ。

そういうわけで、巨大質量星を調べるのは、なかなか興味深いことなのだ。
ただ、この巨大質量星ができるのには、その星団に太陽の1000倍くらいの物質がなくてはならない(という計算だそうだ)。

また、寿命が数百万年と短い(宇宙では)。
したがって、あまり見つからないのである。
だから、ここが注目を集めるのだ。なるほど。

ところで、私の疑問なのだが、なんで無制限に大きい星ができないのか。
例えば、太陽の1兆倍とか。
そんなに物質が集まる前に爆発してしまうからなんだろうな。
と自分で答えてどうする。

この動画を見て思ったのは、天文学者というのは、こんなに沢山ある星々の中から、色々見つけるのかということ。

適当に探していて、見つけました!
なんてことをしているのだろうか。

もしそうなら、気が遠くなるような作業だ。
それが仕事と言われればそれまでだし、もともと星が好きで天文学者になったのだろうから、苦にならないのかもしれない。

私は、正直、この動画を見て萎えましたね。
やはり、私は、宇宙船の艦長がいいと思いました。


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