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M87 楕円銀河


https://science.nasa.gov/mission/hubble/science/explore-the-night-sky/hubble-messier-catalog/messier-87/

これは、2,000個の銀河を擁する、おとめ座銀河団の中核的なM87楕円銀河です。

この銀河は、数兆個の星からなり、その中心には超大質量ブラックホールがあり、また、約15,000個の球状星団を従えている。

これに対して、我が天の川銀河は、2,000〜4,000億個の恒星と130個ほどの球状星団がある。

これと比べると、このM87銀河がいかに巨大な銀河かわかると思う。


https://science.nasa.gov/mission/hubble/science/explore-the-night-sky/hubble-messier-catalog/messier-87/

この写真は、M87の中心部の拡大したもの。
銀河の中心から、宇宙のサーチライトのように青みを帯びたジェットが噴き出している。

これは、銀河の中心にある、超巨大質量ブラックホールの力によって、光速に近い速度にまで加速された、亜原子粒子の流れだ。

亜原子粒子
原子の構成要素であるプロトン、ニュートロン、電子などの粒子を指す。

青いジェットの対比的に存在する黄色い光点は、星ではなく、無数に存在する球状星団であることに注意。

いや〜、すごい数だ。

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