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セイファート銀河 メシエ77
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ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、くじら座方向4,500万光年先にある渦巻銀河メシエ77。この銀河は、セイファート銀河という種類に属する銀河だ。
セイファート銀河(Seyfert galaxy)は活動銀河の一種である。カール・セイファートが1940年代に初めて分類したことからこの名が付けられている。銀河の形態は渦巻銀河または不規則銀河で、極端に明るい中心核を持つのが特徴である。
その中心核の明るさは、時には銀河本体を超えるものがある。この中心核の中心には、大質量ブラックホールがあり、その活動により、このような中心核の活動性が生まれていると考えられている。
中心核から放射される光は、1年以下の時間尺度で変光することから、この光を放出している領域は、直径1光年以下の非常に小さな範囲であると考えられる。
画像の青とピンクの筋は、渦巻きの腕に沿ってある、星形成領域を示しており、暗いチリの領域が銀河の中心を横切って広がっているのも見える。
銀河の中心は、イオン化したガスが激しく活動する中心部を取り囲んでいる。
わずか1光年の大きさの領域から、銀河本体が発する光よりに匹敵する強い光を発している、つまりエネルギーを放射しているなんて状態では、この銀河内の星々、惑星は焼けこげ状態になっているのではないだろうか。
そうなると、地球外生命体は、この銀河では存在できないのではないか。となると、銀河には生命が存在できる銀河と、生命が存在できない銀河があるということになるのかと、いろいろ考えてしまった。
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