いや〜疲れた。 ロードバイク
疲れた!
最後に、疲れたと本当に感じたのは、いつだったか覚えていない。
ジムでハードなトレーニングをして、キツかったと思って、終わってしばらく放心状態になることはあっても、体全体が疲れた〜という感じになったことはない。
でも、今日は疲れた。
いつ雨になるかわからない曇り空だったが、明日は雨というので連休最後のロードバイク、と少し距離に挑戦してみた。
加賀海浜自転車道(金沢小松自転車道)という自転車道。
日本海の海岸沿いを金沢から小松方面に向かう、25Km程の道だ。
途中はこんな感じの道が延々と続く。
まあ、海が見えるから気持ちがいいと言えばいいが、今日はそんな余裕はあまりなかった。
なぜなら、向かい風だったのだ。
自然の中を走るのだから、風が吹くこともある。それは仕方がないし、それも一興なんだろうけど、海沿いの道は、ちょっと違う。
海沿いの道、つまり海岸を吹く風は、息をしない。
つまり弱くなったり強くなったりしないのだ。
そりゃそうだ、風を遮るものが何もないもの。
だから、向かい風が一定の強さでずっと吹く。
それもコーナーのあるところで横風になると自転車がフラつく程の強さ。
これが20Km程続く。
おまけに帰省している息子と一緒に走ったのだが、こいつ、すっ飛ばして親父を千切る。
別に張り合うつもりはなかったが、あまり引き離されると、やはりまずい。最低限視界の中に捉えておきたい。
で、自分のポリシーを曲げ、少し頑張ってしまった。
安宅の関というところまで行こうと思っていたが、雨になりそうだったので、8Km程手前でUターンして帰った。
帰りは当然追い風。
ちょっと踏み込めば、30Kmくらいはでる。
これは、私だけじゃなく、息子も同じ条件。
直線道路なのに、全く視界から消えてしまった。
往路は大体私が先頭を走り、時々、離した息子を待つなんてこともあった。
だから、力的にはそんなに遜色ないと思っていたが、こいつ生意気にも手加減しておったようだ。
なんてことを思いながら、小雨が降り出した道を急いで家に帰った。結局、50Km弱走ったことになる。
夕食後、毎晩のように20Km程走っていたので、50Kmくらい大したことないと思っていたが、どっと疲れた。
シャワー浴びたら、立っている気がしなくて、そのまま1時間ほど布団に潜り込んでしまった。
教訓
・海沿いの一直線の道を走る時は、その日の風向きを考えないと辛い目に遭う。
・誰かとつるんで走る時、つるんだ相手に影響されて、自分のポリシーを曲げると碌なことはない。