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私はベジタリアンではありませんが・・・

こんなことは、いつまでも続くとは思えないのだが。
何かというと、牧畜。

牛や豚、鶏なんかを我々は飼育し食料としている。
だけど、自然界のおいてある種が他の種を飼育して、一方的に食料としているものはない。

自然界は弱肉強食だと言われる。
弱いものが強いものに食われる仕組みになっている。
しかし、弱いものでも、逃げたり戦ったりして、一方的に食われるということはない。

反して、牛や豚が人間に戦いを挑んでくるということはない。(稀に牛に蹴っ飛ばされたり、豚に噛みつかれたということはあるかもしれないが。)

また、牛や豚がこれまた食べられないよう逃走するということもない(あるにはあるが、それは管理が杜撰だったとかの時だ)。逃げられないようにしている。

そして、仔牛がうまいの、子豚がうまいのと、生まれて数ヶ月で食べらるものもいるし、そもそも、天寿を全うする家畜はいない。元気な盛りで脂の乗った時期に屠殺されるのが一般的だろう。

さらには、品評会で優勝した牛のクローンを作って飼育するというような話も聞く。この場合、自分のクローンが何頭も、それこそ何万頭、何十万頭と作られることになる。見方によれば、牛は自分が、何万回も何十万回と食べられるようなものだ。

自然界の弱肉強食は、うまくバランスが取れている。
弱いもの、子供や老齢のものは食べられる。
その結果、その種は一定数に保たれ、爆発的に増えたりはしない。

これは、食べられる種にとっても、とても重要なことだ。
アメリカで、なんとかという鹿を保護するために、天敵の狼だったかを駆除した。

そうしたら、鹿はどんどん増えたのはいいが、食料となる草を食べ尽くしてしまった。その結果、食べる物がなくなり、ある年を境に数が激減したという。

しかし、牧畜は、このような自然のバランスが働かない。
人間の都合で調整されるだけだ。

さて、こんな文字通り不自然なことを、いつまでも続けられるものだろうか。私は、続かないのじゃないかと思う。牛や豚にしてみれば、いい加減にせいじゃないかと思う。

じゃあ、ある時を境にして、牛や豚が連帯して人間に立ち向かってくるかというと、それはかなり難しい。人間は個体としては、さほど強力なものではないが、小賢しくも武器や戦術を使うので、まあ、仮に牛や豚が連帯してきたとしても、勝てないだろう。

となると、牛や豚はこの境遇から脱することが永久にできないのか。

できる方法はある。
それは、人間が食えないようになればいい。
人間にとって、毒になればいい。

牛や豚の肉が人間にとって毒、つまり、食べられるものでなくなればいい。
そんな簡単になるものかと思うかもしれないが、狂牛病があったではないか。あれは、牛の飼料にこともあろうか牛の肉粉を混ぜて食べさせた結果起きたと思うが、そんなものを食べさせなくても、起きうるのではないかと思う。

私が牛だったらそういう戦術を取る。
まあ、そんなことになってほしくないが、どう考えても不自然だから、いずれ是正する方向に自然は働くのではないかと思うのだが。




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yasu
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