空飛ぶコウモリに乗った巨大イカ
薄く青白く輝く、この星雲は巨大イカ星雲の呼ばれるOu4輝線星雲です。
そして、この輝線星雲、赤く輝く巨大な空飛ぶコウモリ星雲、sh2-129星雲の中にある。
青く輝くのは、2重に電離された酸素原子の発光だと考えれている。この双極型の星雲は、中心にある3重連星から放出されたガスによって形作られていると考えられている。
大きさは、50光年に及び、距離は2300光年ほどの位置にある。
背景に見える、赤い輝線星雲は、水素原子が発光しているもの。
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