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アルプス、チロル上空の天の川と流星


https://apod.nasa.gov/apod/ap230716.html

アルプスのチルガント山の夜景。
眼下には、街の灯り。天空には、天の川とペルセウス流星群の流星。

なかなか、いい。

ただし、写真では、流星が流れる瞬間にであり、感極まっているように人物が、両手を広げているが、これは合成。
人物は、後から撮ったという。

そりゃそうだろう、流星が発光するのは、ほとんど1秒以内。
長いものでは、5秒くらいのものもあるらしいが、画像に見えるくらいのものだと、一秒あるかないか。

願い事を三回言うのはもちろん、見えたと思った瞬間に、ポーズを取っても間に合わないだろう。でも、写真の構図としては、いいと思う。

流星の色が緑色なのは、マグネシウム、あるいは酸素が発光しているものだろう。

マグネシウムだとすると、太陽の8倍以上の重さの星で作られ、それが超新星爆発で宇宙空間に撒き散らされたものでできていることになる。

隕石も我々の地球も、そして当然我々自身も、過去超新星爆発を起こした巨大な星の残骸からできていると思うと、ちょっと神妙な気分になる。


ちなみに、チルガント山というの、どのような環境かというと下の動画。

夜景もいいけど、昼間のこの風景。
行ってみたいですな。


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