見出し画像

Halo of the Cat's Eye

https://apod.nasa.gov/apod/ap220803.html

これは、キャッツアイ星雲(NGC 6543)という惑星状星雲の写真です。


https://en.wikipedia.org/wiki/Cat%27s_Eye_Nebula#/media/File:Catseye-big.jpg

これは、同じキャツアイ星雲の拡大写真


https://apod.nasa.gov/apod/ap211107.html

さらに、拡大した写真で、可視光線とX線の画像を合成してある。


https://apod.nasa.gov/apod/ap220710.html

さらに、拡大された写真。

ところで、惑星状星雲とは、何か。
中小質量星(太陽の 1 ~ 8 倍の初期質量をもった恒星)が進化の結果赤色巨星となりその最終段階で噴き出した外層が、高温の中心星からの紫外線で電離されて光って見えるもの。
この名前の由来は、小さな望遠鏡を使って肉眼で観測していた頃に惑星のように見えていたことの名残であり、惑星とは何の関係もない。 

最終的には中心星は白色矮星となり、冷えてゆく過程でガスも光らなくなり惑星状星雲は見えなくなる。
惑星状星雲の最も明るいものの光度はほぼ一定であることが知られているので、銀河に含まれる多数の惑星状星雲の光度関数から銀河の距離を推定することができる。

天文学辞典

ということだ。
しかし、それだと、下の画像のように、ガスは球形に広がるんじゃない?

こんな、キャッツアイと言われるけど、法螺貝のような形になるのは、おかしくないか。
つまり、ガスが一定の方向ではなく、複数の方向に向かって噴き出しているじゃないか。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%86%E6%98%9F%E9%9B%B2 大熊座の惑星状星雲、フクロウ星雲。

そこで、天文学者は、これは、中心にある星は、一つではなく、連星になっているのではないかと、考えているのである。

連星であるゆえ、一点からのガスの放射ではなく、2つの星の重心を回る軌道上からの放出になって、こんな形になっているのではないかというわけです。

ほう、そうか。
だがしかし、トップ画像を見てもらいたい。

この星雲を取り囲んでいる、ギザギザの輪っか、ハローの形は、かなり綺麗な対称形をしているじゃないか。

ガスが、法螺貝のような形で広がっているのなら、このハローも、これの相似形の巨大な法螺貝になっているのが普通ではないか。……………と疑問に思うのだが。

この点に関しては、どうもよくわかってないようだ。
(私が、わかってないだけかもしれないが)

惑星状星雲の状態は、10,000年ほど続くと考えられているが、このハローは、50,000年から90,000年の年齢であろうと推定されている。

このハローは、3光年以上ある(キャッツアイ星雲自体は、半光年)ので、ガスの広がり方から、見て計算したのではないかと思うが。

ということは、惑星状星雲を形作る、恒星の働きの前に、このハローは、放出されたことになるではないか。

となると、従来の恒星の進化のモデルを修正しなければならないことになるのではないか、と私は思うのだが。

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yasu
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