
地上にゴースト菌、空に大マゼラン雲

画面の右上方、澄んだ夜空に細かい砂粒が光っているような星々を背景に、大きく見えるのは、大マゼラン雲。その左上と左下に写っているのは、人工衛星の光。
大マゼラン雲は、地球から160,000光年離れたところにある、天の川銀河の伴銀河だ。
伴銀河(Satellite galaxy)は、重力の相互作用により、より大きな銀河の周囲を公転する銀河のこと。
地上の木のシルエットも綺麗だ。
ところで、画面右下に緑色に光っているものは何か。
これは、Omphalotus nidiformisまたはghost fungus(幽霊菌)
と呼ばれる菌類のキノコで、生物発光することで知られている。
オーストラリア南部とタスマニアに生育する。
(インドでも見つかったという報告があるらしい。)
夜の闇の中で妖しく光ることからも、想像がつくとおもが、有毒だそうだ。
いいなと思ったら応援しよう!
