竜の卵
この発光星雲には、竜の卵という名前がついています。
正式名称は、NGC 6164。
この美しい形を作り出しているのは、中心にある明るく輝く星です。この星は希少な、熱く明るいO型星です。
この星雲は、大きさが4光年あり、見ての通り双極対称性になっている。青色のハローは、O型星の初期の活動段階に星間媒体に放出された可能性があると考えられている。
ところで、この星雲が竜の卵と言われるには、訳がある。
これは、アラのドラゴンと呼ばれるNGC 6188発光星雲の写真です。
見ての通り、2匹の竜が戦っているように見える星雲です。
そう思ってみると、竜の足元に青く光るのが竜の卵だと言われると、なるほどと思うのではないか。
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