宇宙に輝くネックレス
Sagitta(矢座・・射手座ではない)ネックレス星雲
15,000光年離れた、矢座にあるネックレス星雲。
差し渡し5光年くらいの大きさの惑星星雲と呼ばれる種類の星雲。
なんとも綺麗だけど、どうしてこのような星雲ができたのか。
実は、この星雲の中心には2つ恒星が二重連星になって共通の重心の周りを1.2日の周期で回っている。その距離、太陽の半径の5倍。近い!
こんな感じだ。
そのうちの大きい方の恒星が膨らんで、小さい方の恒星は、大きい方の恒星のガスの中を回るような状態になった。
そして、5000年前、ガスが遠心力によって赤道付近に集まり、吹き飛ばされて、このようなリング状に光る輪となったのである。
ネックレスのダイヤモンのように光っているところは、ガスが密集して光っているところ。
左45度と右下45度のところの赤い雲は、この恒星から噴き出した、ジェット。ただし、どのような仕組みでできたかは定かではない。
ここで、どうしてそんなことがわかる?
と思った人。
15,000光年も離れたところにある天体で、差渡し5光年、爆発から5000年前。
見たんか? 長生きじゃのう!
だよな。
この問題に関しては、私が理解できるようになったら、ご説明申し上げる。
それまでは、一応天文学者の方々のおっしゃているおられることをそうなんだとおもうことにしよう。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。