「『経営進化論』ティール組織で社長も社員も自由になる」 #009 自由になりたければ枠組みをつくれ!

「重要だけど緊急じゃない仕事」
お客様との関係性を築く、
社内の仕組みを作る
人材を育成する。。
先週お伝えしたBS経営と同じですね。

「重要かつ緊急な仕事」
お客様からの要望、クレーム対応。
受注から納品までの対応。
期日が決まっている提出物の処理。。

これって、常に自分がどちらの仕事をしているか
意識しないと忙しいほうに流れますよね。

業務を各担当に分ける時も
これを意識していないと失敗するときがあります。

お客様との関係性を強化しなければいけない人に
サポート業務を付けたり、
付帯業務を着けてしまったり。

単に見た目の業務負荷を平準化するという
視点で割り振りをしてしまうと失敗します。

それって、
結構みんなで助け合ったり感が出たり、
割り振りしている人は
リーダーシップ発揮してる感は出ますけどね。

さらに業務のすみわけが曖昧だと
忙しいほうに引っ張られます。

特に営業マンが優しい人だと、
社内業務で忙しい人を助けようとして
重要で緊急じゃない仕事を後回しに
してしまったり、

社内で忙しくしている人が、
割と余裕があるように見える
営業の人を
何であの人たち手伝わないのかしら?
おかしくない?
みたいな話になります。

経営者でもこれに巻き込まれて、
現場から抜け出せない、
という人を多く見ます。

それぞれが全体を俯瞰して、
どういった業務があり、
それぞれが理解したうえで
業務を振り分けないと
最も重要な将来に向けて
積上げていく仕事が後回しに
なってしまいます。

こう書くと、
なんだか管理を強化するような
書き方に見えるかもしれません。

でもこういった基本的なことを
押さえないまま、
管理無しの経営を目指しても
ぐちゃぐちゃになるだけなのです。

管理をなくすためにしっかりとした
枠組みをつくらなければならない、
といった一例です。

【今日のポイント】
自由にしたいからこそ、枠組み、仕組みが重要。

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