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「忘れられた被災地」出身の僕が、東日本大震災発災10年に想うこと。
もうすぐ東日本大震災の発災から10年。
本来ならなくなるはずだった復興庁の期間延長がされたことからもわかるように、まだまだ復興は道の途中だし、11年目からがまた大切。
2011年8月に初めて石巻に行ってから、ずっと東北に関わり続けている僕ですが、これからもずっと通い続けたいと思います。
僕の地元、長野県での報道のされ方
さて。
この「10年」、僕の地元長野県ではなんと報道されるでしょうか。
そして、「2011年3月12日」。
なんの日か皆さんはご存知でしょうか?
答えは、「東北と栄村の今」です。
「忘れられた被災地」と呼ばれる地域があります。(ぜひ検索してみて)
その1つが長野県栄村。僕は長野市出身で、隣の隣の村にあたります。
2011年3月12日、震度6強の地震が襲いました。
朝起きてニュースを見て、顔が青ざめた記憶がはっきり残っています。
ちょっと本筋からずれますが、よく「どうして出身でも無いのにそんなに東北に関わってるの?」と聞かれます。
最初はずっと、自分でもわからなかった。
まだ高校生だったある日、藤沢烈さんという方とお話する機会があって、自分の過去と向き合う中で、この地震が根っこにあり、興味関心をいだき関わり続けているんだと気づきました。
(本筋ズレおしまい。笑)
東北と関わるときに僕が想うこと
東北に関わっていると話題になることの一つが「風化」問題です。
この話をしているとき、内心僕が思ってしまったことは
「でもみんな、もう翌日の地震忘れてるでしょ」
でした。
とはいえ被害の大きさ、教訓として東日本大震災が起きたことをどこかで、なにかの形で語り継いで行かなきゃいけない。
実はそんなもやもやを抱えながら、東北に関わり続けています。
すべての災害や人を救うことは、今はまだできないかもしれない。
でもこれからも僕が災害に関わり続けていく中で、
「どこか取り残されている場所、人はいないのだろうか」
「風化をさせない、なんてことは出来るのだろうか」
「それぞれの復興は誰が決めるのか、どこまでなんだろうか」
など、考えること・忘れないことだけはずっとし続けたいなと想います。
告知①~Clubhouseで今日東北のことしゃべるよ~
本日19時からClubhouseで南三陸出身の3人と話をします。
計4回の企画の最終回。
「私たちの今、これから」を僕はMCとして、
●これからの東北・南三陸について
●南三陸出身のみんなの今・これから
を聞くので、よかったらぜひ聞きにきてくれると嬉しいです。
今日書いたことも質問として投げかけてみようと思っています。タイミングが合えばだけど。笑
https://www.joinclubhouse.com/event/mWLz92G
告知②~語り部やるってさ。~
また、3月6日(土)19:00~は、今日一緒に話す南三陸の3人がオンライン語り部を予定しています。
ぜひご都合が合う方は参加してみてください。僕も少しだけ関わってます。
お申し込みは以下フォームから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1kMKYN2fdnx_dgqTVx9a9QUMkdTrFDpOXXRPzumMW6eYQAA/viewform?usp=sf_link