2021年振り返ったり。
楽しくて楽しくて、毎日やりたいことがいくつもあって、行きたい場所もいくつもあって。一昨日なにがあったのか思い出せないくらい目まぐるしい日々であっという間に1年が終わってしまいました。
自分の記録用という意味も込めて思い出せる範囲でワールド制作の記録を残そうと思います。
2020年3月頃デスクトップでVRChatを始め、落雷さんのanother moonをデスクトップで見て、感動したあとQuest(初代)を購入しました。
その間もワールドの制作は行っていましたが、色々なあれで、あれなのであれなんですが、自分の為にワールドを作り始めたのはこのツイートの11月です。(これは中途半端な為非公開)
最初の衝撃が忘れられず、私も自分の意思だけで世界を作る側に立ってみたいと思い立ちました。
・・・が、フレンドも少なく、ワールド制作者の友達もおらず、一体何をすればいいのかわからずここで手は止まっていました。
そんなときひたすら監視していたツイッターで見かけたtiwaさんのツイート。
これは、やらなければいけない。一歩踏み出すんだ!!という気持ちで挑みました。
ワールド制作についてもそうですし、ここに参加できればワールド制作者様達と繋がれる!という思いも強かったです。
それで作ったのがこのワールド。
とにかくラボに上げること(公開してもいいと自分で思えるところまでいくこと)を目標として、作成していました。
公開日:2021.08.09(1weekWC後ギミック追加しラボあげ)後にQuest対応
Visits:23042(今日時点)
Favorites:1526(今日時点)
幸運なことに本当にたくさんの方に来ていただきました。
訪れてくれる方がいる、ここで過ごしてくれる方がいるというのを初めて実感してとても嬉しかったです。
交流会時、主催者のtiwaさんにお会いするのもどきどきでした。ワールド制作者様ってほんとに存在するんだ・・・の気持ち。交流会のときはどんどんワールド制作者が出てくるので頭が大混乱しました。
特にQuest単体で入るときにはSteps of the Campanula - カンパニュラの足音にかなりの頻度で入り浸っていたので、1weekWCの交流会でEstyさんと出会ったときの衝撃はすごかったです。あの!!ワールドの!!お方!!!
三日坊主さんを初めてお見かけしたのもこの交流会でした。いつも見てた方が目の前で私と会話してくれているという事実が、あんまり理解出来ないまま混乱しながらお話していました。
このとき思ったのが、『みんなVRChatにいるんだ・・・』ということです。
当たり前のことではあるんですが。
なんとなく別の世界を生きていると思っていたけれど、どのワールドにも制作者の方がいて、その方々も同じようにVRChatで遊んでいるんだなという。
一番驚いたのはタカオミさんも書いてくださっていましたが、VRChatワールド探索部の皆さまとの出会い。
『ソヨカゼ荘、publicになんか人たくさんいるな』
と思って行くとそこにはワールド探索部のみなさんが!!!たまたま、このとき間違ってpublicで開いていたとのこと。
いつもタイムラインで一方的に見ていた方々が勢揃いしていて、手の震えが止まらなかったのを覚えています。その中には、まさか会話出来る日が来るとは夢にも思っていなかった落雷さんの姿も・・・。
キヌさんがギターを持って三日坊主さんを木魚にしていたあの風景多分一生忘れません。
こちらは家宝です。
この出来事をきっかけにVRChatワールド探索部に参加させていただくようになり(ほぼ放課後でしたが)、1weekWCをきっかけにクレマテリアにも参加するようになり(ほぼ放課後でしたが)VRChatで過ごす時間が増えました。
1weekWCとクレマテリア主催のtiwaさん、本当に感謝しています。tiwaさんがいなければ私は今ワールド作っていなかったと思います。
ワ探部長のタカオミさん、声かけてくださってほんとにありがとうございます。ワ探部のみなさんも暖かく受け入れてくださって本当に嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。
その後。
ソヨカゼ荘は「木漏れ日」という光をテーマに作ったため、次も光をテーマにして作りたいと考えました。
それが『Color Shower』です。
公開日:2021.09.26(Quest対応含め制作期間は1.5ヶ月くらい)
Visits:40813(今日時点)
Favorites:3886(今日時点)
訪れる “人” も含めて、その世界を表現したかった。
人が入って初めてここが魅力的な空間になることを目標として作りました。
月と太陽もそうです。人の手が入って、初めて2つが出会う。
私はプログラミングもUnityも勉強はしてこなかったので本当に苦戦しました。基本的な知識がないため、かなり面倒くさい力技でやっています…
このワールドを公開して、本当にたくさんの人が訪れてくださり、私も予想していなかった写真の構図や、捉え方がどんどん出てくることにとても驚かされました。訪れるひとそれぞれが空間の中で解釈し、たとえ写真を残していなくとも、ギミックなどが無くても、表に出なくても、その解釈のみでもそれはクリエイティブな行為だと思いました。
公開したあとしばらく精神的にきつい時期が続きましたが
毎日写真を見漁り、生きる活力をもらいました。動画を作ってくださった方も、配信に使ってくださった方もいました。
バーチャルフォトグラファーの方々と繋がれたのもこのワールドがきっかけになっているかなと思っています。
PCVRになる前だったため、私にはカメラがなく、正直妄想でここらへんから撮ったらいい感じになるんじゃないかと想定して作った部分が大きかったため、本当にそれを、想像を遥かに超える美しさで形にしてくださった方々に感謝してます。竣工写真を丸投げしたら知らない顔いっぱい出てきたという感覚でした。
我が子が愛されているのを見ていられるのは、本当に嬉しかったです。
このワールドに限らずですが、
写真や配信の背景に使ってくださった方々、動画を作ってくださった方々、私の作ったワールドで過ごしていただいた方々、本当にありがとうございます。全く気にする必要はないんですが、それが私の支えになっています。
そこからしばらく基底現実タスクが続き、それが片付いてすぐに
第二回1weekWCに参加します。
時間が1日しか取れなかったため、参加するかとても迷いましたが、こういう機会は逃しちゃいかんと思い、毎日シャワー時に考え、制作は1日にかけるという形でなんとか参加しました。
公開日:2021.12.04(Quest対応してラボあげ)
Visits:9829(今日時点)
Favorites:1132(今日時点)
第二回もやっぱり交流会が凄まじく楽しかった・・・
人数も多かったですが、みんなそれぞれの解釈があって、驚きの連続でした。作者様と直接お話しながらワールドを巡れる時間のなんと素晴らしいことよ・・tiwaさん企画ありがとうございます。クレマテリアもお疲れさまでした!!
こちらのワールドも思った以上に来ていただいていて、本当にありがとうございます。
このワールドも光というテーマは念頭に置いて制作しました。ぼーっと眺められる一筋の光。
トンマナはリアルではない質感に挑戦しつつ、『落ち着ける空間』としてVRで認識出来るのはどの程度なのかを試したくてあのような世界になりました。あの世界のメインの淡いテクスチャは全て同じ水彩画です。
そしてこの頃やっとPCVRになります。
サンリオバーチャルフェスをVRで体験出来るようにしなければ後悔すると思い、試行錯誤の結果なんとかPCVRになりました!!
このとき実際に自分でカメラを操作してみて、今まで見ていた写真や動画達のクオリティの高さに改めて気づき、衝撃を受けます。今更!
そして制作物とは関係ないですが、
絶対に消えてほしくない記憶。サンリオバーチャルフェス。
会場もライブも本当に全部が楽しかったし、夢のようでした。
特にやばかったのがキヌさんのライブ。
息が上手く吸えず過呼吸になりかけ、心臓はバクバクいい、HMDは水没し、手足は痺れ、心臓が真正面から突き刺されぐちゃぐちゃになりました。
声、言葉、目に見える形、音、速さ、色、響き、全てが感覚に訴えかけてきて、ここからは逃れられないと感じました。覚悟は決めてきていたはずなのに、全然そんなんじゃ足りなかった。
これは多くの人に届かないといけない。きっと、ライブを体験した人全員がそう思ったんじゃないかなと思います。
ほんとに濃い1年でした。
こんな濃い1年もうないかもしれないなと思うほどに。
多くの人に影響をうけたし、多くの人に教えてもらったり、導いてもらったり、支えてもらったり応援してもらったり。自分がここにいるっていうのを実感出来た1年でした。与えてもらうことが多かったので、私に出来ることがあれば来年はもっと色々挑戦していきたいと思います。
2021年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。