地下アイドルのライブに行こう！〜対バンライブ編〜
1.はじめに
地下アイドルのライブに行ってみたいけれど、ハードルが高くて行けない！という方、いませんか？そんな方のために、今回は地下アイドルのライブの行き方について詳しく解説していきます。
まず、地下アイドルのライブには、大きく分けて「ワンマンライブ」と「対バンライブ」の2種類があります。
ワンマンライブ
一つのグループのみが出演します。ライブ時間は1時間〜2時間が平均です。後で詳しく書きますが、「整理番号」が重要になってきます。
対バンライブ
複数のアイドルが入れ替わりで出演します。
一つのグループの持ち時間は大体20〜30分です。20分枠だと4曲、25分枠だと5曲、30分枠だと6曲披露するのが平均です。
対バンライブの仕組みの方が少し難しいので、今回はこちらを中心に解説していきます。
(ワンマンライブにも対応できるように書きます)
2.チケット購入
気になっているグループの公式X(Twitter)やTimeTree・Googleカレンダーなどを見て行くライブを決めましょう！
そうしたら、チケットを購入していきます。
チケットには前売り券と当日券の2種類があります。
前売り券
e＋(イープラス)やLivePocket(ライポケ)などの外部サイトで販売させることが多いです。
電子チケットもしくは紙チケットがあります。
チケット代とは別にシステム利用料がかかります。
当日券
ライブ当日の会場で、前売りの値段＋500円または＋1000円で販売されることが多いです。
会場への入場は前売り券より遅くなります。また、前売り券が売り切れの場合、当日券の販売はない可能性があります。
初めてライブに行く場合は前売り券を買うのがおすすめです！チケットサイトの会員登録をして、チケットを購入しましょう。
整理番号について
「整番」と呼ばれるものです。
チケット発売時から、チケットを買った順番(先着順)に番号が早くなります。(稀に抽選の場合もあります)
「整番」が早いほど、早く会場に入場する(≒前の方で見る)ことができます。
後述しますが「対バンライブで途中入場する場合」を除いて、整番が早い方が有利です。
チケットの種類について。
地下アイドルのチケットには複数の種類があり、どれを買っていいか悩みますよね。
チケットの種類は大きく分けて3種類です。
前方チケット
「Sチケット」などとも呼ばれます。
値段3000円〜8000円くらい。
値段は少し高いですが、前方エリアでライブを見ることができます。
※「優先入場チケット」
言葉は似ていますが、この表記の場合、開場時に優先的に入場できるのみで、エリア分けがない場合があります。エリア分けが無いため、途中入場だとこのチケットの意味が無くなるので注意してください！
一般チケット
1番スタンダードなチケットです。
値段は無料〜7000円くらい。
前方エリアの後ろの一般エリアで見ることができます。
女性・学生チケット
女性や学生のみが購入することができるチケットです。
値段は無料〜3000円くらい。大体一般チケットの半額の値段で購入できますが、そもそも販売がない場合もあります。
一般チケットと同じエリアで見ることができますが、入場は一般チケットの人より遅くなります。
金額と相談してチケットの種類は決めてくださいね。
とりあえず最初は一般か女性・学生チケットがおすすめです。1度ライブを見て、もっと前の方で見たい！という欲が出たら、前方チケットを買うというのが無難かなと思います。
3.当日までの準備・持ち物
前述を参考にチケットを取り、紙チケットの場合はコンビニなどで発券を忘れないでください。
当日の持ち物は以下の通りです。
・チケット
電子チケットの場合は、チケットを購入したアカウントでログインしたスマホ、紙チケットの場合は、発券したチケット実物が必要です。忘れると入場できません。
・ペンライト
ペンライトを1〜2本購入しておくと、当日推しのカラーを振ってアピールできるので楽しいです。
ペンライトは「キンブレ」と呼ばれる乾電池式の多色ものがおすすめです。Amazonやドンキなどで2000〜3000円程で購入できます。
・小さめのバッグ
ライブ中は自分も周りも結構動くので、大きな荷物は、そもそも持っていかないか、コインロッカーに預けましょう。小さめのバッグに、スマホ、財布、ペンライトなどを入れておくと良いです。
・現金
地下アイドルのライブ後には「特典会」というものがあります。ここではお金を払ってアイドルと交流することができます。
その際、キャッシュレス決済が使えない場合があるので、多めに現金を持っていきましょう。
(・ポイントカード)
グループによって、ポイントカードが用意されている場合があります。
初めてライブに行く方は勿論持っていないと思うので、物販卓にて作成し、次回以降忘れずに持って行くと良いです。
「HEROINES」のポイントカードについてはこちらで解説しています！
×双眼鏡
地下アイドルのライブは規模の小さいライブハウスで行われるため、必要ないです。
×うちわ・ボード
持っていってはダメ！というわけではないですが、持っている人が少ないので(私は見た事がないです)浮いてしまうかもしれません。
4.入場する時間
当日の入場は「開場の時間から行く」か「途中から行く」かで流れが変わってきます。
12/1に川崎クラブチッタで開催されたヒロインズフェスVol.10を例に解説します。
開場から行く
今回の場合はフライヤーに OPEN12:30 との記載があります。この時間の5分前後くらいから入場の整列が開始します。
入場は「値段の高いチケット」から「チケット種類ごとの整理番号順」に行います。今回は「S→一般→女性チケット」の整番順に入場します。
時間になると会場スタッフさんの方から「これから整理番号順に呼び出しを行います。Sチケット1番の方、2番の方…….」などと言われるので、自分の整番が呼ばれたら、チケットを見せて列に並びます。
途中から行く
対バンライブは途中から行くことも可能です。
お目当てのグループだけ観て帰る、お目当てのグループの前後何組か観る、全グループ観る、など様々な楽しみ方が出来ます。(1組しか観ない場合も全グループ観る場合もチケット代は同じです)
上の画像は ヒロインズフェスVol.10 のタイムテーブルです。例えば、お目当てが10番目に出演する「AdamLilith」の場合、直前の17:30頃に入場するのもアリ、3組前の「夜光性アミューズ」の出番の16:10頃から居るのもアリ、開場の12:30頃から居てそれまでの全グループ観るのもアリです。
結局いつ行けばいいか？
お目当てのグループの出番より早めに行くことで前方でライブを観ることができます。
というのも、対バンライブではお目当てのグループを見終えた人はフロアを出てしまうことが多いので、その分前の方に行くことができます。
また、何組観てもチケット代は同じなので、興味があるなら早めに行って、長くライブを観るのもおすすめです。
タイムテーブルを見るなどして、自分のベストな時間に行ってくださいね。
ワンマンライブの場合、基本的には「開場から行く」一択になるかと思います。
ワンマンライブは全員が1つのグループを見に来ているので、対バンライブのような入れ替わりがありません。そのため、開場時に整番順に入場し、その順番が早いほど、前の方で観ることができます。
5.入場〜開演
入場時、「ドリンク代の支払い」と「お目当てのグループを言う」ことが必要になります。
ドリンク代の支払い
ライブハウスのライブでは、チケット代とは別にドリンク代(平均600円)の支払いが必須です。(チケット無料のいわゆる「無銭ライブ」でもドリンク代はかかります)
支払いは現金のみが多く、なるべくお釣りがないと良いです。その場でペットボトルのドリンクを1本貰う場合と、ドリンクチケットを貰いドリンクカウンターで引き換える場合があります。
ドリンクチケットの交換は、終演後は混雑するので早めをおすすめします。
お目当てのグループを言う
ドリンク代の支払いと一緒に、お目当てのグループを聞かれます。そのライブに行くきっかけになったグループを一つ言いましょう。(グループによって特典が貰える場合もあります)
この数は「動員」と呼ばれ、動員が多いほどそのグループにメリット(またライブに出演できるなど)があります。
開演まで
入場後、フロアで観る位置を決めたら基本的にはその場に居続けます。ですので、トイレなどは入場前に済ませてくださいね。
開場から開演まで1時間あるライブですと、入場後にかなり暇な時間ができると思います。スマホで時間を潰せればいいのですが、たまに会場が地下で電波が繋がらない時があるので注意してください。
6.ライブ開演〜特典会
ライブ開演
いよいよライブ開演です。といっても、ここまで来たら書くことはあまりありません。
お目当てのグループになったら、事前にコールやMIXを覚えていって叫んでみたり、推しのメンバーカラーのペンライトを振ってみたりしてライブを楽しんでください。
振りコピしたり、推しのパートでペンライトを上に挙げている人も多いです！
特典会
ライブ後(稀に前)には、アイドルと交流できる「特典会」というものがあります。
特典会の時間と場所は、イベントのフライヤー(Xなどに載っていると思います)で確認してくださいね。
レギュレーションはグループや所属事務所によって異なります。公式Xや公式サイトなどを探してみてください。1000〜2000円でチェキが撮れるグループが多いです。
iLiFE!などHEROINESの特典会レギュレーションについてはこちらで解説しています。是非参考にしてください！
7.注意事項など
服装について
ライブの服装はぶっちゃけなんでも大丈夫です。推しのTシャツを着ている人もいれば、綺麗めの格好の人、スーツの人など様々です。
再入場について
再入場はほとんどの場合可能です。ですが、再入場時にドリンク代をもう一度支払わなければいけないことが多いです。
「最前管理」について
地下アイドルには最前列を入れ替わりで管理する「最前管理」というものがあります。初めてライブに行った人が最前列に入ると、目をつけられてしまうことも無くはない(グループによります)ので注意してください。
「地蔵」について
お目当てのグループを前方で見たいから、他のグループの出番から前方に居る！でも他のグループには興味無いからライブを見ない！というのは厳禁です。
ステージ上のアイドルからはよく見えます。また、後ろにはそのグループのファンが居ます。
最低でもクラップや拍手などでライブを楽しみましょう。
「ここひろ」について
稀に「こころが広い人向けのライブ」(通称ここひろ)というものが開催されることがあります。
ここひろではサーフやモッシュなどの危険行為が可能となるため、初めてライブに行く際は避けた方が良いです。
〈ここひろの見分け方〉※絶対ではないです
・「セーフティーエリア」などの設置がある
・チケット代が異様に安い(1000円位)＋チケット販売ページに「危険行為禁止」の記載がない
8.終わりに
今回、地下アイドルのライブの行き方を詳しめに解説しました。参考になりましたでしょうか？
最後に推しの紹介をさせてください！
AdamLilith(アダムリリス)というグループの響羽リズ(おとはりず)ちゃんです！歌もダンスもとっても上手いので、是非ライブを見てみてくださいね。
おはようございますꪔ̤̮ ♡ pic.twitter.com/aTRocEkrx2
— 響羽リズ (@rizu_adamth) December 10, 2023
ここまで読んでくださりありがとうございました！では〜！
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