そうだ、音楽を聴こう②
涼しい!
涼しくなってきたじゃないか、きみ!
苦しかった夏がようやく
終わろうとしているような。
やっぱり夏は行動範囲が狭くなる。
だって暑いから。
もう、暑いとなんっにもしたくない。
ただただ汗かいて終わり、である。
私は冬がすこぶる好きなので
冬の入り口である秋ももちろん大好きだ。
美味い食べ物を食らい
秋の夜長に読書なんかもよい。
でも、でもね。
秋もやっぱり音楽だと思う。
夏に聴く音楽は救いだった。
暑くて気が滅入っていた私の心を躍らせてくれた。
今年も無事に夏を終えられるのは
「音楽」があったからではないだろうか。
ただ、秋の音楽は少し違う。
いくらかの余裕を持って聴くことができる。
ギターの音色に耳を傾け
歌詞を熟読しては物思いにふける。
私のテンションが盛り上がってきたたら
エアギターやエアドラムをかましてやるのだ。
もちろん大きな声で歌ってやったりもする。
暑さがなければ何でもできる。
音楽を聴く姿勢をしっかり整えることができるので
秋や冬にじっくり音楽を聴くことは
絶対におすすすめしたいのだ。
だから。
そうだ、音楽を聞こう!
パートツー!
ちなみに初回はこちらからどうぞ。↓
①Love Me Again / V
この曲を秋に聴かずしてどうするのか。
まさに秋の夜長に聴きたい音楽じゃないかね、きみ!
BTSのVさんのソロ曲のご紹介。
正直な話をするとわたしは音楽を聴くとき何も考えていない。
これはどんなジャンルの音楽なのかとか
ここ!ここの部分がたまらないんだよ~!とかが基本ない。
とにかく感覚である。
良いと思ったものは良いのだ。
この曲はすごく良い。
Vさんの声はこのような曲に本当にはまるし
Vさんの醸し出す雰囲気が信じられないくらい妖しくてたまげた。
音楽のことをよく知らなくてもいい、楽器も弾けなくていい
感覚に合わせてスロウなダンスをしようじゃないか。
②Festival / Tempalay
前回、「わたしの夏フェス。」でご紹介したこちらのバンド。
Tempalayの曲はどれもこれも涼しい。
宙に浮いている。常に1ミリ浮いている感覚。
でもどこかに情緒を感じる。
いい気分でもなければ悪い気分でもないときに
彼らの音楽を聴きたくなるし、聴けば必ず響く。
秋に好むのは、そんなフラットな音楽。
③君の住む街 / 関取花
こんなにまっすぐな歌声はあまり聴かないな、と思う。
伸びる声、高らかな声。
聴く人に歌詞がまっすぐ届く。
関取花さんの曲はたくさん聴いたけど
どの曲も背景が美しいと感じる。
音楽を聴いているとなんとなく曲の色とか季節とかに
結びつくことってあると思うのだけど
それがはっきりと浮かぶのだ。
物語がある。
それが自分にまったく思い当たることではなかったとしても
関取さんの歌声に乗せるとそれがドラマになるような、そんな力がある。
秋の朝、きれいな水色の空の下で聴きたい音楽。
どうでしょう。
秋に聴きたい音楽。
今回も3曲、紹介させていただいた。
最近わたしは脳内キャパオーバーになることがたくさんある。
そもそもそんなに大きくない脳みそなので
あれこれ考えているとすぐにわたしの頭は
ぷしゅーっと音をたてて機能しなくなる。
仕事も頑張りたいけど
頑張ってばかりでは正直つまらない。
それに、世間にはながら音楽が多いのではないか。
通勤しながら音楽
掃除しながら音楽
お風呂に入りながら音楽
散歩しながら音楽
またそれとは逆に
音楽聴きながら通勤
音楽聴きながら掃除
のような音楽を主軸と考え生活している人もたくさんいるだろう。
(何言ってるかわからないかもしれないがご容赦あれ)
それだけ音楽が人々の生活に馴染んでいるという事だから
とっても素敵なことだと思う。
だけど。
夜が少しだけ長くなる秋に
空が高くきれいな青空が広がる秋に
音楽だけを贅沢に味わう時間を作ることができたら
それは非常に有意義な時間であると思う。
脳内を音楽で満たすことで脳内を空っぽにする。
秋にもやっぱり音楽が似合う。
そうだ、音楽を聴こう。
最後までお付き合いありがとうございました。
それでは、また次回。
やさい