ロスして気づいた。
推しがいつだって私の先生っていう話。
わたし、BTSが好きなんです。
好きになって3年くらい。
もう彼らに会えるのは彼らの兵役が無事終わった5年後とか
それ以上先のことになるのかなって思ってました。
でも有難いことに私は会いたかった人に会えることになりました。
そう、私はミンユンギペンです。
初めてのイルコン。
ミンユンギは本当に存在していました。
ずっと画面越しで応援してきた人をこの目で見ることが出来るなんて、長生きしてればいつかは会えるだろうと思っていたけどこんなに早く夢が叶うなんて。たくさんの人のたくさんの思いが行き交う今回のイルコンだったと思うのだけれど日本で公演をしてくれたこと本当にありがとうと思っています。
今回はそんなイルコンが終わった後、の話。
イルコンが終わってもう1か月経とうとしてますが、ロスしてました。
長いロス期間。自分でもちょっとひくぐらい。
コンサートが終わって地元に帰る日なんて横浜から離れたくなくて帰りのバスでちょっと泣いたし、羽田空港に着いてからも飛び立つのが嫌で嫌でまたうるうるしてしまってミンユンギが、横浜が、どうしようもなく恋しくなってしまって大変でした。
翌日から仕事だったし頑張るけどなんか元気でなくて。
悲しいというより寂しい、恋しいといった気持ちでしょうか。
私には現在恋人はおりませんが、これは確実に遠距離恋愛中の気持ちと酷似していると思います。
私は生まれながらに恥ずかしがり屋で、絶対コンサート当日も恥ずかしさで歌えなくてもじもじしてるんだろうって自分で自分をあきらめてました。
でもそんなことなかったんです、全然。
会場が暗転した瞬間から自分でも聞いたことない声で叫んでました。
何度もユンギユンギ叫んでました。
純粋にユンギに思いを伝えたいと思いました。
こんなに楽しいよ~、嬉しいよ~って伝われ~って思って何度も何度も名前を叫びました。
とにかく幸せだったんだと思います。
じゅわ~っと心が満たされる感じ。
あったかくてこれ以上の幸せはないと確信できるような感覚。
でも。
ロスってしまいました。
あんなに幸せだったのに、あんなに十分咲きの笑顔を浮かべていたのに。
どんなに忘れたくなくても風化する。
劣化するし、感覚も曖昧になっていく。
ユンギのコンサートに限らず楽しみなことの前ってちょっと憂鬱というか悲しい気持ちになるのってそういうことなんでしょうか。
ロスの察知。
ロスから復帰するべくあらゆる手段を尽くしました。
筋トレとか筋トレとか筋トレとか。
あっという間に1週間が過ぎ、気が付けば3週間もたってる。
あの夢のような時間が日を追うごとに曖昧になっていくことが寂しくてたまりませんでした。ユンギ~、ユンギ~って妖怪みたいにユンギの名を心の中で叫ぶ日々。自分でもだんだん怖くなる始末。
携帯に収めている数々のユンギの写真。
今日もカッコいいね、なんて寂しさを紛らわすために見ていたところ以前ユンギがSNSで紹介していたある本の一節を、スクショしていたのが目に入ってきました。
すごく納得してしまいした。
田舎からはるばる飛行機に乗ってやってきて恥ずかしがり屋の自分を克服し
さみしさのあまり年甲斐もなく涙を流してしまうようなそのくらいの人を好きになっているんだなと。私にとって推しは私の生活や考え方を大きく変えた存在で出会わないよりは出会った方が絶対よかった。
初めてこの一節を読んだときにもすごく感動したんです。
どんなに頑張っても思う結果が出なかったり、誰かに嫉妬したり自己嫌悪におちいったり、自分が情けなくなってしまったときに背中を押してくれた言葉でした。
その代わり、至らない星だったとしても諦めずに進んでいかなければならないのだということも思い知らされた。ただ自分を慰めてくれるだけの言葉ではなかったんです。背中がピシっとなるような優しくて強い言葉だなと感じました。
それに今回のイルコンを通して人に思いを伝える時って最終的には純粋な気持ちが一番大事だってことに気づきました。伝え方はいろいろあるとしても根っこは気持ちであること、伝えたいと思う気持ちをいかに強く持っているかだと思いました。というか、そうであって欲しい。
それがその人を幸せにすると思うので。
この言葉のおかげでロスから少しづつ脱出できたのだけれど
きっとこれからも定期的にうじうじ悩むんです、わたし。
でも大事なことは抱えている悩みそのものではなくて自分がそれをどう考え行動していくかということ。
悩みに執着しない。
上手く言えないけどそんな言葉が浮かびました。
イルコンが私の成長に繋がった、っていうお話。
推しはいつだって私の先生です。
今回のイルコンを通してユンギへの、バンタンへの愛がより深まりました。
必ず7人で戻ってきてください。
待っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
やさい