色々あったけど、指導教員からお褒めの言葉をいただいた
ゆんでございます。
特殊な学校に通ってはや7年、小学校よりも長い期間を同じ学校で過ごした私ですが、ここに来るまで結構いろんなことがありました。
1番大きなことが所属ゼミを変えたことなんですが、自分にとって良い経験だったと思ったので気持ちが新鮮なうちに残しておこうと思います。
2020年2月:前指導教員の異動を聞く
突然でした。
私の学年は5人が専攻課程に進学しましたが、そのうちの4人が前指導教員のゼミを希望していました。
私はもともと卒業論文をそのゼミで書いていて、そこで特別研究論文も書きたいと思ったことが専攻科進学理由の1つでした。
私たちとしては突然とはいえ、教官はその時期まで異動を報告することができない決まりだったので仕方ないんですけどね……。
突然所属ゼミが無くなった私たち4人は、春休みのうちに自分で教官に許可を取り新しい所属ゼミを決めなければならなくなったのです。
2020年3月:所属ゼミを決める
結局私は、卒業論文を書くときに第2候補に挙げていたゼミに入ることにしました。
私たちの学年の時は人気のゼミで、定員いっぱいの7人が所属していたゼミです。
ここは、他のゼミとは違ってちょっと特殊な論文の書き方をするゼミです。既に別のゼミの書き方を覚えた私にとって、0どころかマイナスのスタートだったと思います。
2020年7月:初めて先輩に特研の進捗を報告する
既に1年半の卒業研究をこのゼミでやっていた同級生からのアドバイスをもとに、研究の方向性を固めようとしていた私ですが、このゼミで求められている能力がまだなくて、言いたいことがきちんとまとまらないまま先輩に進捗を報告することになりました。
当然意味のわからない話をされて、先輩たちも戸惑ったと思います。割とドライな印象のある指導教員ですら「彼女はまだはじめの一歩なので……」と前置きをしてフォローするレベル…。笑
先輩たちも同級生も、一つ一つ質問をしながら私の話をまとめてくれて、ありがたいと思いつつも自分に能力が無いことを痛感してすごくしんどかったことを覚えています。先輩や教官に言わせれば半年ならまだこんなもん、らしいし、今となっては確かにこんなもんと分かるんですけどね。当時は同級生がきちんとわかってる人で、それと比較しちゃってたんですよね、だから焦ってたししんどかったっていう。
2020年9月:ゼミ合宿に初めて参加する
うちの学校で、ゼミで合宿をしているのはおそらくこのゼミだけだと思います。
合宿とは言っても、この年はコロナで例年通りの合宿ではなく、県内の会議室みたいなところを借りてそれぞれの研究のレジュメを配り、研究の進捗を報告するっていうだけのもので、私もここに向けてレジュメを作り直しました。しかも、7月に先輩に見てもらったテーマからテーマを全く違う方向に変えました。笑
1つ下の後輩、同級生、1つ上の先輩、指導教員で集まるんですけど、自分よりも後輩の方が半年早くこのゼミに所属していたのでこの年は実質私が一番後輩でした。頭を使って人の話聞くのってめっちゃ難しい。
2021年1月:2回目の中間報告をする
前期後期で1回ずつ中間報告があるんですが、1月に2回目の中間報告をしました。
過去の先輩たちの論文を読み漁りながらこのゼミの論文の書き方を学び、なんとかギリギリ形を作ることに成功しました。
2021年8月:2回目のゼミ合宿に参加する
そしてやってきた2回目のゼミ合宿は、自分達が最年長で1つ下と2つ下の後輩が参加するものでした。
前年よりも自分の論文の形が出来上がってきていたことで心に余裕ができ、後輩のレジュメに正しい指摘をしなければと緊張しながらの参加になりました。でも自分が思っていたより頭が慣れたみたいで、自分のレジュメに対する指摘が前年よりもするすると理解できて、後輩への指摘も同級生や指導教官と目の付け所が同じになって来ていることに勝手に感動しました。
それと、2個下の後輩たちから「ゼミ変えた先輩ってゆんさんですよね……」って珍しいものを見る目で見られながら自分のゼミ変更の経緯と心境を話すことになりました。笑
2022年1月:最終報告をする
最終報告は、それまでの中間報告で提出して来たPPT資料とレジュメに加え、論文そのものも評価されます。真面目な副査に当たったので2人ともしっかり読み込んでくださって……ありがたいやらやめてほしいやらでした……。笑
指摘されたこともわかるし、でも自分はこう書いてるんだよなって返すこともでき、悪くなかったのでは……ドキドキ……と思いながら最終報告を終えました。
同級生と呼ばれてゼミ室に行って、指摘事項や修正箇所の話を聞いたり、後輩の進路がどうこうっていう話をしながら、その時に指導教員に言われたのが「よく頑張ったと思うよ。きちんとうちのゼミ生の基準になった。」です。
は〜よかった!!!私、あなたのゼミ生としての能力をちゃんと手に入れてちゃんとした論文が書けたのね!!!って感じでした。
専攻科入学時の自分はオンライン授業で同級生に会うこともなく、対面授業再開直後くらいに先輩たちに進捗を報告した日は「あ、もう学校辞めるわ」としっかり思ったし、ついこの間(12月半ば)にUSBが壊れた時は絶望でおかしくなりそうだったものですが、なんだかんだいろんな人に支えられて無事論文書き終えました、ありがとうございました。
先輩も言ってたんですけど、人生で論文書く以上に嫌なことってそうそうないと思いました。特にうちの学校のうちの学科は査定が妙に厳しいところがあるので……。そんな中で2本も論文書いた私と同級生4人マジで偉い!!偉すぎる!!!これを誇って強く生きようと思います!!!!!