『Those Empty Eyes』

子どもが夕食を作ってくれるということで、久しぶりにゆっくりした午後を過ごすことができました。
ひとり読書レースは3冊半相当を読んだものの、あとが積読になってしまって気になっていますが、去年から変化したライフスタイルに合わないため、いったん脇に置こうと割り切りました。読書は毎日していますが、仕事以外の部分は非日常を楽しみたくて、今は好きなジャンルをメインで読んでいます。
好きなジャンルはもちろんロマンス!と、リーガルスリラーです。ロマンスの楽しさに出会うまでは、主にスリラーやミステリーばかり読んでいました。特に、学生時代にジョン・グリシャム作品を読んで以来、スリラーの中でもリーガルが一番好きです。

先日、知人が"If you like John Grisham, you would like Charlie Donlea."とのことで『Those Empty Eyes』を薦めてくれ、kindle版がちょうど割引になっていたので購入して読みました。
夜中に押し入った殺人犯により自分以外の家族を殺され、最初は主人公が犯人扱いされ逮捕されてしまいます。後に疑いが晴れ釈放され、そこから真犯人捜しを始めます。
時間や場所が行ったり来たりするので、慣れるまで少し混乱しましたが、勢いに乗ってくると展開が二転三転、とても面白く読めました。犯人探しも、玉ねぎの皮をむくような二重三重の層になっているような印象を受けました。
読み終わりかけたところで、この著者の小説をもう一冊買いました。チラッと見たところ同じような構成になっている感じなので、(二冊だけで決めつけてはいけないと思いつつ)そういうスタイルが好きなのかもしれないと思いました。
私の中では☆4つ❤エンディングをもう少し丁寧に書いてくれたら☆5つのところでした。

ジョン・グリシャムとはスタイルが異なりますが、今後もチェックしていきたい作家さんです。リーガルスリラー洋書がお好きな方には良いと思います。検索したところ、Charlie Donlea著書は今のところまだ邦訳が出ていないようですが、人気のある作家さんみたいなので邦訳出版される日を心待ちにしたいと思います。


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