Yoom活用企業インタビュー#13【総合不動産企業 株式会社第一住建ホールディングス様】
こんにちは!Yoom編集部です。
今回は「Yoom」を使いこなして、業務効率改善を行ったユーザーさんの声をご紹介するYoom活用企業インタビューです。
インタビュー第13回目は、総合不動産企業の 株式会社第一住建ホールディングス様。Yoom導入前の課題や、実際の活用方法について、株式会社第一住建ホールディングス の尾崎様にお伺いしました。
会社名:株式会社第一住建ホールディングス(https://www.d-group.co.jp/)
業種:総合不動産業
従業員数:約150名
国産の安心感と各種SaaSとの連携のしやすさが魅力
──Yoomを導入する前に抱えていた課題について教えて下さい
第一住建グループは、「一生涯のパートナー」という経営理念のもと、不動産投資、ビル・マンションの運営、賃貸仲介、売買、建設、コワーキングスペースの提供など、多岐にわたる事業を展開する総合不動産グループで、2024年5月には創業52周年を迎えます。
私はIT企画部に所属しており、第一住建グループ全体のIT戦略立案やシステム導入・運用などを担当しています。社内システムの多くはSaaSを採用していますが、システム間でのデータ連携が難しく、同じ情報を複数のシステムに入力しなければならない状況が課題となっていました。新しいシステムの導入を検討するたびに、どのように既存システムとデータを同期すべきかという問題がついて回るため、解決策を模索していました。
──Yoomを導入した理由を教えて下さい
当社では、LINE WORKSとkintoneを多用しております。この2つのシステムを連携するための手段を探している中で、Yoomを利用した事例紹介ブログを読み、iPaaSという仕組みを知りました。実は、iPaaSを知る前は、LINE WORKSとkintoneのみを連携する専用サービスの導入を検討していました。しかし、専用サービスではLINE WORKSとkintoneの2システムしか連携できません。こういった専用サービスよりも、多様なSaaS同士の連携を実現できるiPaaSの方が、複数のSaaSを導入している自社にフィットするのではないかと考えました。
Yoomを選んだ主な理由としては、まず製品が国内産である点を挙げたいと思います。海外製の製品では、kintoneのような国内のSaaSとの連携が困難な場合が多い中、Yoomでは国産SaaSとスムーズに連携できる点が特に魅力的でした。加えて、操作画面の説明が非常に理解しやすい点も大きな利点です。最後に、料金体系が従量課金制であることが決め手となりました。私たちの事業が不動産業であるため、お部屋の入居申し込みや相談の件数はシーズンによって変動があり、年度末にピークを迎える傾向にあります。従って、使用した分だけ料金が発生する料金体系を採用している点が、非常に魅力的に感じました。
未連携のサービスも、リクエストから1週間で連携
Yoomの基本操作については、カスタマーサポートの方とのオンボーディングミーティングでレクチャーいただいたおかげで、初期導入の段階で困ることはありませんでした。運用している中で分からないことがあったときでも、ほとんどの場合はヘルプセンターやチャットサポートで解決できています。どうしても手詰まりになった際は、オンラインミーティングで実際の画面を共有しながら相談にのっていただいて、大きなトラブルなく活用できています。以前、「あるSaaSとの連携をYoomを通じて実現したい」とリクエストしたところ、1週間ほどで「機能を準備しました」という回答をいただき、大変助かりました。
顧客対応のスピードと効率アップを実現
──具体的にどのようにYoomを活用されているのでしょうか?
いくつかの場面で導入しています。
たとえば、弊社の賃貸仲介部門において、自社のサイトからの問い合わせをkintoneに自動登録する機能を実現するために、Yoomを活用しています。以前までは、自社のサイトから問い合わせがあった場合、ある社外システムに自動登録する仕組みを採用していました。しかし、業務効率化推進の中で社外システムの運用が中止になり、その代替として、他部門で活用していたkintoneを採用することに決まりました。問い合わせがあったタイミングで、kintoneにレコードを自動登録する仕組みを、Yoomで実現しました。
また、至急確認が必要な問い合わせについては、kintoneよりも参照頻度の高いLINE WORKSにメッセージを自動送信する仕組みを作りました。Yoomを導入したことで、作業の漏れがなくなり、初動対応にスピード感を持つことができるようになったと感じています。
社内からも前向きな意見が出るようになった
Yoom導入以前は、システム間でのデータ連携が難しく、kintone・LINE WORKS・メールなど、複数のシステムに同じ情報を入力しなければならないことが、大きな負担になっていました。Yoomを導入したことで、こういった二重入力を減らすことができました。
Yoomの導入をきっかけに、「こういった場面も自動化できるのではないか」といった前向きな改善意見が従業員から上がるようになりました。
満足度は100点です。
──今後はどのように活用していきたいですか?
先ほどご紹介したとおり、賃貸仲介部門の問い合わせについては、社内システムに自動登録する仕組みを構築済みです。これと同様に、自社の不動産投資サイトからの問い合わせについても、社内システムに自動登録する仕組みを検討しています。
また、ある業務において、支払管理や請求管理の情報を、現行運用ではkintoneとマネーフォワードに二重入力しています。業務フローを見直す中で、Yoomを活用して入力作業の負荷を下げていきたいと考えています。
Yoomを導入したことで、できることの選択肢が大きく広がったなと感じています。
「Yoomナレッジ」https://lp.yoom.fun/knowledgeにも、大きな関心を寄せています。ChatGPTをはじめとしたAI技術は、社内でも大きな話題になっています。AIを活用することで、「この人に聞かないとわからない」といった情報の属人化を解消できるのではないかと、期待を寄せています。AI機能を搭載した社内ナレッジを実現する手段の一つとして、Yoomナレッジを検証していきたいと考えています。
──Yoomをおすすめしたい方や企業、業種などありますか?
当社と同じようにSaaSを多用している企業さんや、複数システムのデータ同期に悩んでいる企業さんにDXや業務フローの見直しなどに対するアプローチとしてオススメしたいです。国産SaaSということで、ヘルプセンターやチャットサポートも手厚いですし、使った分だけ課金されるという合理的な料金体系も魅力的です。
※2024年1月時点の料金体系です。
尾崎様、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
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