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「KASK NIRVANA」を購入

初めてのセミエアロヘルメット

ロードバイク歴17年目にして、初めてセミエアロヘルメットを購入することになった。それが「KASK NIRVANA」だ。これまでのヘルメット選びは「快適性」「通気性」「デザイン性」を重視し、オールラウンドに対応できるモデルを中心に選んできた。しかし、近年のライドスタイルの変化や機材へのこだわりが、この決断を後押しすることになった。いまはヘルメットも軽量性よりも空力の時代である。

「KASK NIRVANA」が欲しくなったのは、イネオスのリーク写真が最初のきっかけだ。Kaskの信頼性と最新テクノロジーへの期待感は非常に高い。正直、今のイネオスがマーケティング的にどこまで影響力を持つかは別の話だが、それでも「欲しい」と思った。似合う似合わないなど気にしない。ヘルメットに空力を求めるほどシリアスにライドしてないだろうというツッコミもスルーだ(笑)

一方で、スペシャライズドS-WORKS EVADE 3のも検討していた。性能的にも申し分なく、多くのライダーに選ばれるのも納得の常勝ヘルメットだ。しかし、それゆえに「被る人が多い」という点が気になった。自分だけの個性を少しでも残したいという思いもあり、ずっと躊躇していた。そこで「KASK NIRVANA」である。

試着は必須だ。新宿のワイズロードで実物があると聞きつけ、迷わず試着に向かった。実際に被ってみると、すっとフィットする感覚に「これしかない」と確信した。購入を迷う余地などなかった。

カラーは悩んだ末に「白」を選択。夏場のライドでは少しでも涼しさを感じたいし、どんなジャージにも合わせやすい汎用性の高さも決め手だ。ブルーも魅力的だったが、やはり万能な白を選ぶことで間違いはないだろう。マットな感じも非常によい。


「KASK Protone Icon」との使い分け

今回の購入に至った理由をもう少し掘り下げておこう。現在メインで使用しているヘルメットは「KASK Protone Icon」だ。このヘルメットには強い愛着がある。特にMaapとのコラボモデルは、質感の高い塗装と洗練されたデザインが特徴であり、手に取るたびに所有欲が満たされる一品だ。むちゃくちゃ気にっている。

Protone Iconは冷却性能も非常に高く、真夏の酷暑でも快適にライドできる点が大きな魅力。これまでのライドで何度も助けられてきた、信頼できる相棒だと言える。

とはいえ、近年のライドスタイルが少し変わりつつあるのも事実だ。特にグループライドで先頭を引く機会が増え、風を切って走る場面が増えた(遅いけどw)。また、冬から春にかけては風が強い日も多く、少しでも空力性能を意識した装備が欲しいと感じることが増えてきた。

そんな状況で「KASK NIRVANA」が頭をよぎったのは自然な流れだ。Protone Iconをメインに使いつつ、より空力性能を求める場面ではNIRVANAを投入する。ライドスタイルに応じた装備の選択が、これからの自転車ライフをさらに豊かにしてくれるだろう。KASKのフィット感も安心材料である。

POC×Raphaもつかってる(現役)

試着した感想とファーストインプレッション

実際に被った瞬間、「重さへの不安は杞憂だった」と感じた。セミエアロヘルメットとしては必要十分に軽量で、特に首への負担はほとんど感じない。見た目のぼてっとしたデザインに少し戸惑いはあったが、「似合うかどうか」はもはや些末な問題だ。欲しいか?欲しくないか?この一点につきる。

重要なのは、自分が「良い」と感じるかどうか。周囲の視線や評価を気にしていては、自分らしいライドは楽しめない。どうせ自分に注目するような人もいない。

週末にはこの「KASK NIRVANA」を装着してライドに出かける予定だ。劇的な違いを感じるかは分からないが、ライド後に何かしら新しい発見があれば、その感想を続編として記したいと思う。


100%のサングラスも新調

そして、もうひとつ追加アイテムがある。「100% AEROCRAFT」だ。大ファンであるデミ・フォレリングが移籍先で100%のサングラスを使うことになり、「これはもうお揃いにするしかない」と思い立った。完全にミーハー心だが、好きなライダーと同じ装備を使うことでモチベーションが上がるのも事実。ヘルメット新調のこのタイミングしかないぜと

フォレリングの今年の活躍を楽しみにしつつ、僕自身もこのサングラスを相棒にライドを頑張ろうと思う。同じ装備を身に着けることで、少しでも彼女の走りに近づけるような気がするとかはないw



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いもひろし
ロードバイク・スキー・キャンプ 等の機材購入など