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赤城山ヒルクライム2024

赤城山ヒルクライム初参加レポート

はじめに

今回初めて参加した「まえばし赤城山ヒルクライム大会」群馬県前橋市をスタート地点とし、赤城山の山頂を目指すこのヒルクライムは、多くのライダーにとって挑戦的なイベントでレースでの順位あるいは自分との戦いの場になりますね。赤城山の美しい風景と厳しい斜度が組み合わさり、初心者から上級者まで楽しめる魅力的なコースですが!今回は朝から小雨で景色など楽しめる環境ではありませんでしたが、程よい小雨がむしろ心地よく気持ちよかったです。

今回は、その道中やコースについての感想、そして初参加を自走で挑んだ私の体験記録を自分のために残しておきます。


コース概要:赤城山ヒルクライム vs 富士ヒルクライム

赤城山ヒルクライムのコースは以下の通りです:

  • 距離:18.6㎞

  • 平均勾配:6.6%(最大勾配9.7%)

  • 獲得標高:1,238m

比較対象として、富士ヒルクライムを挙げてみましょう:

  • 距離:25km(計測部分24km)

  • 標高差:1,270m(計測部分1,255m)

  • 勾配:平均5.2%、最大7.8%

赤城山は距離が短く、その分勾配が急になる傾向があります。特に後半の斜度が厳しくなり、富士ヒルよりもキツイ瞬間はあります。距離こそ短いものの、獲得標高や勾配は十分な挑戦を提供してくれるコースです。
富士ヒルクライムでブロンズ(1時間30分)の目安としては赤城は1時間20分ということらしいです。


自走ライドでの挑戦

今回のヒルクライム参加に際し、自宅の川崎から赤城山までの道のりを自走で行くことにしました。片道135kmを自走し、ヒルクライム当日は赤城山の山頂を目指す。そして、ヒルクライム終了後には再び自走で川崎へ戻るという、2日間で310kmを走るトータルライド企画に挑戦しました。挑戦といっても普段土日でのライドボリュームとかわらないって意味では挑戦でもないが、走ったことないエリアをいくのは冒険感があってとてもワクワクします。

グラベルモード

ちょうどよい疲労感と達成感を味わうことができましたし!なんつっても飯が上手い。鶏むね肉さえ食べれば十分に回復して翌日しっかり出勤もできます!くらいには丈夫な体になりました。

イベント自体だけでなく、道中を含めたライド全体を楽しむことができたのは、なかなかよかったです。タイムや順位に固執せず、ライドそのものを楽しむというスタンスで参加できたことで、緊張感もなくリラックスして臨めました。


ランチは「高半」

やすい上手いボリューミーとはこのことだ。ステーキ丼が最高だ。これで1,480円です。赤身なのにしっかり柔らかく卸ポン酢ですっきり味。自転車ラックもあってライダーウェルカム感も最高だ。ロングライドにはやっぱり米ですね。たれずにしっかり走りれました。

ステーキ丼

ヒルクライムの魅力

ヒルクライムは、タイムトライアルという性質上、常に自分との闘いです。赤城山ヒルクライムも例外ではなく、スタートからゴールまでの間、勾配が少しずつ厳しくなる過酷なコースが待っています。しかし、赤城山のコースは距離が富士ヒルよりも短いため、私にとっては非常に魅力的です。(単純に短いから)

富士ヒルクライムが約10,000人の参加者を抱える一方で、赤城山の参加者は約2,000人と規模が小さく、そのためかレース全体にリラックスした雰囲気が漂っていました。今回はタイムよりもライドそのものを楽しむことを優先したため、終始穏やかな気持ちを維持できたのはホントよかった。

ただし、富士ヒルクライムも赤城山ヒルクライムも天候が悪いときのダウヒル地獄がもれなくついてきます。ダウンヒルは危険が伴う為、人数制限して段階的に下山させます。その際にまず待機時間が発生します。

登坂でびしょぬれのBODYでこの待機時間で体の芯まで冷え冷えとなります。重要なのはまずドライになることです。預けた荷物に着替え用にラファのアンダーメリノシャツを待機させており、濡れたジャージを脱ぎ捨て着替えます。そのうえでレインジャケットを着こみ、フルフィンガーの冬ようグローブで完璧です。

アイウェアだってマックオフつかってるので撥水し曇らずで最高だぜということで、震えているライダーもちらほらいるなかで「ルンルン」でくだりました。準備大切。


結果と次回への目標

今回の初参加では、タイムに固執せず、まずはコースの雰囲気を楽しむことを目標にしました。それでも、自分のペースでしっかりとパワー維持するくらいの目標はありました。次回の赤城山ヒルクライムに向けて、今回のタイム(1時間26分)を基準として自分の記録をライバルとして次回は記録更新していきたいと思います。


おわりに

今回の「まえばし赤城山ヒルクライム大会」は、自走での長距離ライドと組み合わせたことで、ヒルクライムイベント以上に充実した最高のライド体験でした。もちろんヒルクライムTTの厳しさはありますが、それでも自然の中を走る爽快感と、自分自身に挑む楽しさ実感できます。そしてなんといってもヒルクライム後の一瞬だけは次はもっと強くなるぞ!ということで目標に対するモチベが爆あがりします(一瞬だけど。。。)

夜の荒川から脱出し環八へ


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いもひろし
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