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歴代ロードシューズとフィット感の追求


歴代のロードシューズ

初めてのロードシューズ:Nike POGGIO III

最初に購入したロードシューズは、「ナイキ=カッコイイ」という理由で選んだNike POGGIO III。ランスアームストロングがナイキを使っていたという影響もあり、衝動的にデザインで選びました。しかし、ナイキのシューズは普段から自分の足に合わず、結局このシューズもライド距離が伸びるころに買い替えました。同じことを何度も繰り返す自分に反省しつつも、ナイキのデザインはいつだって魅力的です。

SHIMANO SH-R320へのアップグレード

次に選んだのは、ロードシューズ界の「アシックス」と勝手に思っているシマノのフラッグシップモデル「SHIMANO SH-R320」。このシューズは、熱成型できるアッパーが特徴で、Boaシステムのない時代でもラチェット方式でライド中でも調整できるのが便利でした。100km前後のライドでは全く不満がなく、シンプル(当時としては)なデザインも気に入っていました。しかし、ロードバイクから一時的に離れたことを機に、オークションで手放しました。(オークションで8000円くらいで売却)

Fizikでの苦い経験

ロードバイク復帰に際して、Fizikのロードシューズを購入しましたが、ナイキ同様、足に合わないシューズでした。特に100kmを超えると窮屈で、痛みと疲労感が募り、ライドが不快に。お金がなかったので1年ほど我慢しましたが、最終的にはシマノに戻る決意をしました。

SHIMANO S-PHYRE RC9:見た目が先行

再びシマノに戻り、購入したのは「SHIMANO S-PHYRE RC9」。シンプルで白いデザインがカッコイイ!ということで購入しました。当時(今も)ライド仲間がみんな使っていたということにも影響されました。

最初は購入による満足感が先行していましたが、ライド距離が140kmを超えるようになると足裏に圧迫感が出てきて、フィット感が合わないことに気づきました。サイズアップすると足先がさらに遊んでしまう。ん~つまり合わないということか!

SHIMANO S-PHYRE RC9

憧れと実際のフィット感の狭間で

S-WORKS TORCH 最高にかっこいい

現在の推しライダーはデミ・フォレリング。彼女の美しいライディングフォームは最高です。そして使っている機材に対しても強い興味がうまれます。ライダーの機材が欲しくなるというのは、どのスポーツでも共通の感覚ではないでしょうか。(マーケティングにだいたいやられます)私も例に漏れず、彼女が使用する「S-WORKS TORCH」に一目惚れ。デザインもカッコよく、さらに「SL8」も欲しくなるという、物欲が止まりません。

早速、スペシャライズドへ試着しに行きましたが、いざ履いてみると「きつい…でもカッコイイ!」というジレンマに陥りました。しかし、欲しかった白ロゴのモデルは在庫がなく、入荷時期も未定。ワイドサイズは黒しか設定がないと聞き、「なんやねん」と思いながらも、購入せずに済んでちょっとホッとした自分がいました。

Nimblの試着体験

デザインのかっこよさで「Nimbl」のシューズにも惹かれ、なるしまフレンドで試着してみました。足を入れた瞬間、軽量感と剛性感が一気に伝わり、その瞬間に「こりゃ無理だな」と感じてしまいました。素晴らしいシューズですが、自分には合わないと判断し、購入は見送りました。

LAKEシューズへの決断とそのフィット感

LAKE CX332 購入

最終的に「LAKE」に決めることにしました。以前からその存在は知っており、良い評判も耳にしていましたが、デザイン的に全体的な造形があまり好きではなく、特に「つま先の丸み」が気に入らなかったため、敬遠していたブランドでした。しかし、試着をしてみることにし、クロスコーヒーに問い合わせ。希望のホワイトカラーは在庫がなかったため、取り寄せを依頼しました(もちろん試着して気に入らなければ購入しない旨は伝えました)。

試着の際には、通常よりもワンサイズ小さいものを勧められました。理由は、カンガルー革(アッパー素材)が使われており、履いているうちに革が伸びて足に馴染むためです。最初は少しきつく感じましたが、ワイドサイズを選んだこともあり、ワイドのフィット感はとても良かったので、その場で即決購入しました。

LAKE CX332@CROSS COFFEE
LAKE CX332@CROSS COFFEE
はじめての試着

フィット感の進化とカスタムソール

購入後、1週間ほどライドして馴染ませ、再度クロスコーヒーでヒールカップの熱成型を行ってもらいました。その結果、足にしっかりフィットし、まさに自分専用のシューズに仕上がりました。その後、三ツ星フィッティングでカスタムソールも作成してもらい、フィット感がさらに向上。インナーソールはLAKE純正のものが薄いため、カスタムソールを入れると多少圧迫されますが、これも次第に馴染んでいきます。

カスタムソール単体でも十分かもしれませんが、ポジションフィッティングと合わせて行うことがベストだと思います。

ヒールカップ熱整形@CROSS COFFEE
三つ星フィッティングでカスタムソール

LAKEシューズの特徴と注意点

LAKEのシューズは他の軽量モデルと比較すると少し重いですが、特に気になるほどではありません。一方、通気性に関しては天然革を使用しているため、他のシューズと比べて劣ります。この夏も履いていますが、やはり熱がこもりやすいです。特に室内トレーニングでは汗でシューズがびしょびしょになるほど。ただし、暑すぎて我慢できないというわけではありませんが、他のシューズと比較して熱がこもることは念頭に置いておいた方が良いでしょう。

ソールの固さについては、CX332はS-PHYRE RC9からの履き替えなので、特に気になるレベルではありません。

より軽量で、よりデザインのかっこいいシューズは他にもあると思いますが、これほど快適で愛着の持てるシューズは少ないと思います。

結論(一個人の):フィット感と快適性が最優先

これにつきます。

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