自分が思うより 恋をしていたあなたに

沼落ちブログとやらがタイムラインに流れてきて、自分の感情を文章に書きおこすことが昔から好きな私は「私も書きたい!」と思い今に至ります。
大した話でもないですが良かったら🍵

私の「好き」のハードルは高いと自覚しています。興味がなければ一切聞く耳も持たないし、何かを始めてみようとも簡単には思わない。素敵だなと思っても、それ止まり。知らないうちに、この無駄に几帳面で頑固な性格が色んな出会いをバリアのように跳ね返していたこともあったのかも知れません。

JO1 もきっと私のそのバリアの外で何度も跳ね返りバウンドしていた存在です。

もう覚えてもいないくらい何年も前のこと、高校時代からの大切な友人が "JO1" が最近好きなんだと話してくれました。かつて同じ界隈で同志として同じグループのヲタクもしていた彼女が、いつもの早口で語る彼らのことを私は全く分からなかったし、これまで好きになっていたグループとは毛色が違くて「これそのうち飽きてそうだな〜」と思ったのが正直な本音です。(ごめんね)もちろんこの時も私はムーディ勝山の如く右から左へ受け流して、全然話の内容を聞いてはいませんでした。(ごめんね)

それから4年程経ったでしょうか、今現在。
この間の4年間、彼女はずっと "JO1" の話をしてくれました。私のバリアの内側に何とか通そうとしてくれていたのか、はたまた何も考えず自己満足で話し続けていたのかは分かりませんが、少しずつ彼らへの印象が変わっていったのは事実です。

友人はいつも、かっこいいパフォーマンスを見せてくれて、メンバーの名前や経歴を教えてくれて、面白い動画を見せてくれて、感動する話を聞かせてくれて。だから私は好きより先にそういった情報が先行で脳内に刷り込まれていきました。
最初は興味がなくてスルーしていたけど、いつからか自分から目を止めて見たり、質問したり。そうやってどんどん気になっていったこと、友人は気付いていたかな〜。

普段あんまり人に影響されることはない私だけど、何よりいつも側にいてくれて信頼している彼女が応援しているグループなら、きっと素敵な人たちなんだろうな。という印象を既に持っていたことは伝えたことはありません。


ここまでは私がJO1を知り、印象が変わっていったきっかけ。じゃあ、どのタイミングでいわゆるお金を落として応援する「ヲタク」になったのかというと、決定的なきっかけが一つだけあります。

2023年10月20日。

JO1の初出演のミュージックステーション。
そこでスペシャルカバーとして與那城奨くんと河野純喜くんが米津玄師の「Lemon」を歌唱しました。

びびびびびび⋯⋯!!!!

透き通った瞳、神々しく輝く綺麗な金髪、似合いすぎているロングコートの衣装、伸びやかで真っ直ぐな歌声、哀愁漂うその表情。

「なんだろう、ずっとこの人の歌声を聴いていたいな」これは私にとって「好き」と同意義の最上級の感情でした。


前述の通り、私は友人からの布教により JO1のみんなを知っていたし、当たり前に與那城奨くんのことも認識していました。なんなら「めっちゃ與那城さんの顔好きなんだけど〜」とか言ってました、元々。濃い顔好きなんだよね昔から。

でもあの日、あの歌声を聴いて、彼を応援したいと思ったのは確かで。あの歌声を聴かなかったら、わたしはJAMになっていなかったと思います。

私は與那城奨くんの歌声に落ちて、その歌声で好きになりました。今でも好きなところはと聞かれたら「歌声」が1番に浮かびます。

Lemonの歌唱後に「オーディションの時に歌っていた曲」だと知って、デビューしてMステという舞台で同じ曲を歌う、今日この日まで彼はどれほどの努力をしてきたんだろう。と自分が共に歩んでこれなかった、知り得ない過去に思いを馳せ、心にグッときました。


気付いた時には私のバリアの内側に、JO1という存在が入り込んで、どんどん侵食してあっという間に大好きになっていました。完敗です。

ちなみにMステで沼落ちして、興奮状態のまま次に見たのは「購買ダッシュ」でした。あれはずるいって、おもろすぎるやろ。
そしてその次に日プを全部見て、プライベートメールを取り、ファンクラブに入って⋯JAM街道を歩み始めました。

初めて生でJO1に会った時、隣にいたのはあの友人でした。ここまで好きになれたのはあなたがいたからだよ、素敵な出会いをありがとう。


2024年6月23日。
私は初めてオフライントークと呼ばれる特典会で、與那城奨くんとご対面を果たしました。
緊張で後ずさりするわ、時間がまだあるのに帰ろうとするわで、散々でしたが最後に伝えた言葉が

「MステのLemonがきっかけで好きになりました」

伝えた時の驚いたような嬉しそうな表情、私はきっと忘れることはありません。

オーディションの時に歌っていた曲をデビューして再び歌い、それをきっかけにして好きになったわたしのような人間がいるように、どれだけ年月が経ってもあなたの歌声は人を惹きつけるし、沢山の人の心に届いて虜にしていくんだよって伝えたかったのかもしれません。

だからここでずっと歌っていてね。

もうすぐ好きになって丸1年。
JO1と周りのJAMさんのおかげでかけがえのない沢山の経験と感情をもらいました。これからの冒険の日々に、私もお供したいと思います。11人がいれば、きびだんごは要らないからね。

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