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【横浜中華街】媽祖廟に行ったら起こったこと

少し前の話になりますが、横浜中華街に行ってきました。
人生で何度目か、しょっちゅう行ける距離感ではないのですが、何故かあれあれとそういう展開になりまして。

中華街でご飯を堪能していたら、その前日に色々あって気持ちが落ち気味だったせいもあるのか、あ、そういえば的に媽祖廟に寄りたくなったんです。

前回行った時、友達が持ってた翡翠の貔貅(ひきゅう)のお守りが欲しい!と思ったのですが、友達が購入した時より値上がりしていて…パワーストーンと思えば安いけど時間と気持ちに余裕が無いのでやめました。

で!
今回は何故か、「行こう〜」と思い立ち寄る事に。
早急にネットで調べたところ関帝廟にも惹きつけられる思いでしたがちょっと今回はやめよ。と思い、媽祖廟一択に。



向かう途中、そこで初めての体験。
関帝廟に近い門の手前(地久門?)で髪を縛ってたゴムがはっきり「プツ」と聞こえて千切れました。

このタイプのゴム。新品で切れたことないのに。


え?何?怖!と思ったんですけど、悪い気はしない(無理やりそう思い込んだのかも…)ので、変なのから護ってくれたのかなと前向きに。笑
関帝廟の前でぺこっと頭だけ下げて、媽祖廟へ向かう。

関帝廟・媽祖廟のこと

媽祖廟は女の神さま。
中国の神さまは実在してる人物が多い。
関帝廟は関羽様なので男の神さま。

ちなみにネットでの知識ですが簡単に。
・関帝廟は金運!仕事運!あげたい人に!
・媽祖廟も、色んな神様いるから金運もあるけど自然災害とか!でも月下老人いるし縁結びにも◎
・お願い事は曖昧じゃなくてはっきりね!
・姓名、住所、生年月日を言ってからお願い事!
・おみくじはOK出るまで引き直しだよ
・関帝廟、媽祖廟行くと(関帝廟だけだったかも?)中国とご縁のあるお仕事やってくるかもよ
・媽祖廟の貔貅のお守りは家族以外に触らせちゃいけないよ
・貔貅の箱はそのままベッドになるよ
・貔貅はたまに鈴で起こしてね(よく寝るから)
・貔貅は5箱くらいから選べる

より知りたい場合はキーワードで調べれば、詳しく書いてくださってるブログが出てくると思います。

それを見た上での私の心の声ですが↓
・関帝廟は、強い。パワー?的なものが。
なので行けないことはないけど今回はやっぱり違うかも、やめとこ。
・台湾で月下老人のところに行った時のおみくじもそんなんだったけどその時は3回以内にOKじゃないとその日はおみくじ引いちゃダメって言われたけど違うんだな〜
・(仕事の都合上)中国とご縁のある仕事か〜、自分にもあるのかな〜
・え?!私友達の貔貅触っちゃったよ。いいのかしら…。
・ウチにいる貔貅は撫でろって言われたけど鈴なのか。鈴…(もう既に小ぶりのタイガーアイの貔貅ちゃんがいる)

と、考えがグルグルしながらも、
正直、媽祖廟参拝<貔貅だったので、とにかく!貔貅目当てで行きました。

ネットで早足で詰め込んだ知識をひっさげていざ!


媽祖廟へ!

受付のお姉さんに声をかけて、
お線香(5本500円)と金紙(お金の代わりになるもの。小サイズ1000円)の説明を受ける。
「あなた今日来てラッキーだね。人少ないしゆっくり参拝できるよ。」と言われてちょっと嬉しい。

関帝廟も行った方がいいですか?と聞いてみると、
「お金に余裕があれば関帝廟にも行ったらいいよ。でも、今日のあなたは違うんじゃない?媽祖様な気がする…。」と言われ、「ですよねー!」と納得した。うん、やっぱね。
前回も来たけど参拝しなかったこと、貔貅を諦めたこと伝えたらオネーサンが「そっかぁ。今日呼ばれたんだねぇ」と。
ちなみにオネーサンいわく、
関帝廟は金運、仕事運。媽祖廟はオールマイティーなお願いに、とのことです。

なんか不思議なオネーサンだな、と思いつつ、「貔貅が欲しくて…。」と言うと棚から新しいの一個出してくれたんだけど、恐る恐る、「あの、選べるって聞いたんですが…。」

「あー今は選べないの!でも店頭に出てる方か今出した方かは選んでいいよ!箱は開けられないから中身は見せられないけど。店頭に出てるのは朝出したばっかりでお経は聞いてる。」

ソーナンデスネ、、となったけど
「じゃあ折角だし新しく出してくれた方で!」と言うと、
「私もそれがいいと思う!こっちの方が多分、何か強そうって感じがする。」と言ってくれて優しい…と思いました。

手際よく開いて、ついに私専用の貔貅だーと喜んでいると

「あ、ほら。やっぱりね!翡翠の色が違う。珍しい。陰陽だよ。私がこれ出たら喜んじゃう」と。

基本的に同じ色してます。
そして色が違う方がいい!強い!じゃなくて、
色が同じでも強いし!いい!んです。ちゃんと魂を入れると本人を守ってくれるそうです。
ただ珍しいと言われました。(RH-的な?)
「本当にラッキーだね♪」とニコッと笑顔で言ってくれるオネーサンの優しさが、グッと心に染みた。
(もしもよくある事なら商売上手すぎるけど、自分だけの特別感に飢えてるから嬉しかったのよ…)
そんな貔貅のお守り…(8800円)


参拝順路・魂入れ

さー!参拝するぞ!魂入れるぞ!
と思ってもほら、廟とか初めてだし、日本の神社って基本的に〜参拝の仕方〜っていう立て看板みたいなのに書いてあるだけでしょ?
媽祖廟は基本5箇所参拝するんだけど、
ど、ど、どうしよ!貔貅の魂入れの順番が覚えられない!とアタフタしてたらオネーサンが上に行けば案内してくれる人いるから!って。
盛大にホッとしました。そして言われるがまま階段を上がり、到着すると案内のオネーサンが全部教えてくれました。

まず、中(本殿的な)に入って、貔貅を箱ごと置く。
一旦出たら、お線香に火をつけてもらう。(自分ではつけない)
①②③④⑤の香炉を順に巡る。1つの香炉につきお線香持ったまま3回礼して1本ずつ香炉に立てる。
中に入って貔貅箱を左手で持って媽祖様の前で煙に当てながら3周させつつ呪文も唱える。(ゆっくり、なんなら止まっても可)
中に入って最後にお賽銭(お気持ち)とひざをついて参拝。

貔貅の魂入れの呪文にやや奮闘するも(3週目を少し速くしてしまった)、なんとか完了!わーい!
思ったより時間がかかったので、最後の註生娘娘(ちゅうせいにゃんにゃん)と臨水夫人(りんすいふじん)に100円ずつお賽銭入れて、何故か月下老人と文昌帝君(ぶんしょうていくん)では100円がなく、やむなく10円ずつ入れるという。

そして、おみくじ引きたかったけど時間が差し迫っていたので帰りました。
結構当たるらしいんだよね。

下で金紙を焼いてもらう。紙に火がちゃんと着いているか確認する。
参拝終了。

媽祖廟の出入り口

媽祖廟は出入り口が決まってます。
向かって右が入り口で龍の口、左が出口の虎の口。
媽祖廟に入ってから見ると、左が入り口、右が出口。
龍の口から入って虎の口から出るんだそうな。
上の参拝のところでも同じです。

大きく書いてあるわけじゃないし仕方ないけど、日本の神社感覚で上に登ろうとする人が多々いましたが線香無しで参拝はできないし登れないので、最低でもお線香代500円はかかるつもりで行ってくださいね。
必ず階段登るより先に売店にお立ち寄りを。
上に登る=お線香持った人だけだから、例えば付き添いで参拝する気が無くても線香無しで登るのは多分失礼にあたると思います。
そして、参拝やめた方や、ただ来た方も、入り口から出るとオネーサンがしっかり目に「出口から出てね!」と言われるので、出口か入り口かは確認してください。

行ってみての感想

でも落ちてウジウジしてた気持ちがスッキリしました〜!晴れやか〜!
姓名、住所、生年月日は言えたけどはっきり何かのお願いができたのかな?一応、できたところはできたか。と思うくらい参拝の時間早かった。
ゆとりがあったらまた行きたいです。おみくじもしたい。

貔貅エトセトラ

ちなみに受付のオネーサンに友達の貔貅触っちゃった…。と言うと、じゃあまた浄化しに来て〜。と言ってたのでまんま伝えたら近場だから早速行ってきたみたい。
そして魂入れのオネーサンに貔貅に名前つけていい?と聞いたら、ン?ウーン、まぁ付けても、、いいと思うけど、貔貅は貔貅だよ。貔貅って名前だから。でもしたいようにしたらイイヨ。的な答えが返ってきた。笑
よく考えたら手持ちのタイガーアイの貔貅にも別に名前つけてなかった。

貔貅のお守りについてですが、
基本はお財布に入れておいた方がいいそうですが、どうしても入らない!!!!
入れたいけどすごく立体的なお守りのためボタンが閉じない!諦めて専用のポーチに入れようと思います。
貔貅の他にも媽祖廟カードをもらい、それも財布の中に入れとけ、と。これはすぐ入った。カードだから。

室内にいる時は箱がベッド代わりになるらしいので入れておいて頭を玄関に向けるといいとの事で。
そして貔貅には雌雄で一対らしいんですが、よく見たら、雄の方がちゃんと大きい。(大きい置物だと雄は羽があるし雌はやや小さめ)
しかも、色が濃い方がちゃんと雌で薄い方が雄でそちらもしっかり陰陽でありがたい。

行った後の話

その数日後、
中国人の知り合いから仕事を頼まれまして、まさかご縁てこういう事ーー?!廟すごー!!となりました。
元々あったご縁だけどさ、頼まれると思ってなかったから。
やっと買えた貔貅のお守り。魂入れて私だけのお守りが嬉しいです。
大切にしようと思います。

読んでくれてありがとうございました。


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