WindowsコマンドプロンプトでDNSレコードを調べる(digをインストール)

サーバ移管にあたり、DNSレコード情報が必要になりました。
しかし!コマンドプロンプトでは「dig」がデフォで使えない!!
digコマンド使えるようにするところからメモ。

dig -t @[dns] [調べたいドメイン]
※コマンドプロンプト
※SSH接続ではdigが実行できる

そこで、調べてみると「ISCのダウンロードページからBINDのインストールパッケージをインストール」しないとダメ!って結果にたどり着いたので、BINDをインストールしてみます。

  1. ISCからBINDをダウンロード

  2. BINDをインストール

  3. 実行パスの設定

簡単にまとめると3ステップで完了するのですが、これが結構ややこしいのでまとめておきます。


①ISCからBINDをダウンロード

この現在配布中のBINDの各バージョン一覧の中から、ステータスが「Current-Stable」となっている中で最新のバージョンをダウンロードします。
今回は「BIND 9.18」を選択してみます。

「!!!?」
まだ、ダウンロードできません
よく見てみたところWindowsバージョンはまだないようなので、1つ前の「BIND9.16」に変更します。

すごくわかりにくいんですが「Windows support」とあるこのへんをクリック

ダウンロード完了したら次へ



②BINDインストール

ZIPを解答したら「BINDInstall.exe」を管理者として実行
オプション設定は「Tools Only」でインストール
Visual C++ランタイムのインストールにチェック

完了後のチェック
digバージョンの確認してみます。

コマンドプロンプトに「"C:\Program Files\ISC BIND 9\bin\dig.exe" -v」と入力

無事、DiG 9.1.6と表示されました。
しかしこのままでは毎回「"C:\Program Files\ISC BIND 9\bin\dig.exe"」と入力する必要があり面倒なのでパスの設定を行います。




③実行パスの設定

コントロールパネル⇒システム⇒システムの詳細設定

システムの詳細設定を開きます。

環境変数の設定


下段の「システム環境変数」からPathを選択し、「編集」を開きます。
新規をクリックして、最下段に「C:\Program Files\ISC BIND 9\bin」を追加し保存します。

コマンドプロンプトを再起動

dig -v

無事、digコマンドが利用できるようになりました。

ということで
dig -t @xxxxx.ns.com xxxx.com

といった感じでDNSレコードを調べることができるようになりました。



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