オーガブラック発売5周年記念
はい。全国十数人のオーガブラック狂信者の皆様おまたせしました。
あれからもう5年も経ってしまいました。まさか当時は5年間もオーガブラックに悩まされ続けるとは思いもしませんでしたが、こうして無事皆様とオーガブラックについて議論させて頂いた時間は本当に無駄で何の意味もありませんでした。そしてこれからもオーガブラックという越えられない壁が立ちはだかり続けるのだとしたら、それはもう一種のモノリスと変わらないのではないかと思い至るようになりました。
オーガブラックとの出会い
2015年、それは突如として私の前に降臨しました。
こんなものが存在してもいいのかと、ましてやこれがオナホとして世に送り出されていいのかと、あらゆる意味においてジョークグッズの領域を越えた最強で最凶のジョークグッズとして今もなお語り継がれる伝説のはじまり。
私とオーガブラックの戦いはこうして幕を開けたのです。
オーガブラックとは
改めてオーガブラックとは何か。
ホットパワーズから2015年(12月)に発売されて、2019年(9月)に完売(廃盤)になるまで絶対に売れないオナホールとしてその人気?を不動のものにしてきたオーガブラック。
そもそもオナホールとはちんこを挿れて射精するのが前提のアイテム。
なのにこのオーガブラックはまずそのちんこが入りません。無理やり挿れるとかもうそういう次元の話ですらありません。タイヤです。タイヤにちんこを挿れるやつがどこにいますか。いや仮にタイヤにちんこを挿れたとしても射精までいたれるかと聞かれたら誰だって無理でしょう。
オナホールの大前提を覆す矛盾にまみれたこのオーガブラックの登場が私を奈落の底へと突き落としました。私はこの瞬間から修羅となり、もう誰にも同じ思いは味わってほしくないと全身全霊を持ってオーガブラックの危険性について必死で訴えてきたのです。
そして気づけば5年。
私は今もオーガブラックに対する思いをひたすらに語り続けています。これは人類史に残すべき汚点だからです。この先二度とオーガブラックが生まれないように。そしてもう誰もオーガブラックで傷つかないように。私は生涯の使命としてオーガブラックと戦い続けると誓ったのです。
オーガブラックとの戦いの歴史
実は一度完売しています。
そして私は警告しています。ここでやめておけばよかったのです。しかし、悲劇は加速していきます。
私は一年間オーガブラックで検索するという実績を解除し、名実ともに「オーガブラックの人」と呼ばれ始めました。私はオーガブラックの人ではありません。
そして届くオーガブラック。
そして届くオーガブラック。
そして届くオーガブラック。
ふざけるのも大概にしろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんで俺にだけオーガブラックを送ってくるんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そしてオーガ12神将が誕生します。
まじで意味がわかりません。もうオーガ12神将がなんなのか説明するのすらめんどくさいです。とにかくこれをみてください。
こんな現実があっていいのでしょうか。一体なにをどう考えたらこんなことが実現できるのでしょうか。思いついたとしても実行にうつしてはいけないことがこの世にはたくさんあるということを知っていただきたいです。
そしてついにオーガブラックはバーチャル世界にまで広がっていきます。
ここから加速度的にオーガブラックはその可能性を進化させていきます。
そしてオーガブラックはオーガメテオとして覚醒します。
金のオーガブラックになったときはもう何がブラックなのかわからなくなりました。
オーガブラック焼香が編み出されてからはオーガブラックとは何かもう一度考えるようになりました。
でもすぐオーガブラック銃が生み出されて、人間はなんと愚かな生き物なのかと絶望を抱きました。
オーガブラックに乗ったり
オーガブラックガトリングに進化したり
ついにはオーガブラック集会まで開かれるようになりました。
ホッパの人にオーガブラックを見せたり
オーガブラックが走り始めたり
硬さを失って自らのアイデンティティまで失う始末。
平成の終わりにはオーガブラック集会の開催とオーガブラックアバターコンテストが開かれました。
墓で遊んだり
タピオカになったり
オーガブラックサイリウムまで生まれたり
オーガブラックによる世界初の偉業はこうしてどんどん更新されていきました。
イベント即売会が開かれたり
人型オーガブラックが完成したり
そうこうしてるうちに現実のオーガブラックが完売したり
オーガブラックボウリングが完成したり
オーガブラック台風まで生まれました。
金銀銅のオーガブラックが建立されたり
オーガブラック花火の季節になったり
オーガブラック爆弾が降ってきたり
オーガブラックは俺が倒すと新たに決意したり
オーガブラック門松になったり
オーガブラックが歌になったり
オーガブラックの歌はこちらのCDに収録されています。
オーガブラックがラジオになったり
オーガブラックの人で通ってたり
いろいろありましたが、とにかくこれがオーガブラックのこれまでの歴史となります。多少駆け足ではありましたが、この5年間でオーガブラックはとんでもないところまできたような気がしますし、実はなにも進んでないのではとすら思います。
すべてにおいて世界初。オーガブラックはこの世界で唯一世界で初めてのことを積み重ねています。それはおそらくこれからも変わることはないでしょう。オーガブラックによって生み出されるすべてが誰にも想像できなかったものなのですから。
2020年12月現時点でオーガブラックを手に入れる方法はおそらく実店舗で在庫が残ってる場合のみです。
10月には信長書店さんに残っていたので、おそらくまだ残っている可能性があります。もし現物がほしいのなら実店舗を回ることをオススメします。インターネットショップは軒並み完売です。
総括
たった5年。それとももう5年。短いようで長い月日が流れ、改めてオーガブラックとは何か本当にわからなくなりました。おそらく答えがないからこそオーガブラックなんだと思います。はっきりとした結論が出るわけではなく、ただそこに問題としてあり続けるオーガブラックの姿は私たち人間にとってあるいはこの世界にとってどういった影響をもたらしていくのか。それは本当に誰にもわからないことなんです。
この先、オーガブラックがアニメ化したり、ましてやハリウッド映画化したりするかもしれません。それは今の私にはわからないことです。いつだってオーガブラックは突然やってくるのです。何の前触れもなく、オーガブラックの形をした何かが降り注ぐ。それは果たして奇跡なのか、それとも悪夢なのか。
オーガブラックという概念が誕生してしまった以上、もはや避けることはできません。これからも私たちはオーガブラックと向き合っていかなくてはなりません。私が5年間してきたことは本当に無駄で何の意味もなかったと思います。それでもオーガブラックから逃げることはできません。
オーガブラックがそこにあるのなら倒すだけなのです。
ではまた次はオーガブラック10周年の時に会いましょう。
オーガブラックについてもっと詳しく知りたい
オーガブラックについていろいろ知りたい人はこちらをご参考ください。