オーガブラックの日
それは2022年8月19日0時ちょうど。
日付が変わった瞬間に起きました。
あのしゅうまい君がオーガブラックを拾ってしまったこと。
まさかこんな日が訪れるなんて。
歴史的瞬間にリアルタイムで立ち会えたことが奇跡に思えます。
奇跡が起こるほんの12分前。
私はこのようなツイットをいつものように気軽にツイットしていました。
のちにそれをしゅうまいが拾うなんてことは微塵も思わずに。
オーガブラックに出会って6年半。
その日から私は何かに取り憑かれたかのようにオーガブラックと繰り返しツイットするようになります。
365日毎日欠かさず検索する日々もありました。
あまりにもツイットしすぎてオーガブラックの人と呼ばれることもありました。
VRでオーガブラックが実装され、日々進化していく姿を目にすることもありました。
そして今、この瞬間、これまでのすべてがしゅうまいという世界のアルゴリズムに飲み込まれ、誰の目から見ても明らかに見えるようになってしまいました。
後悔はしていません。むしろなるべくしてなったのではないかとすら思います。
一見したら無駄に思えるようなことでも、傍から見れば無意味だと思われるようなことでも続けることで何かひとつの結果に至れるのではないか。そんな思いがなかったといえば嘘になります。
そしてそれは今日、現実となりました。
人によっては目を背けたくなるような現実かもしれません。
またあいつかと思われても不思議ではありません。
なぜならそれだけのことを私はし続けてきたからです。
誰になんと思われようと、誰になんと言われようと、ただ愚直にツイットし続けた結果です。
この出来事から皆さんに伝えたいことはたったひとつです。
現実になるまで続けること。
どんなに無謀で無茶で無駄で無意味で無価値なことだったとしても、続けること。
それが現実を変えるたったひとつの方法なのです。
人からみればアホみたいなことでしょう。
誰からも褒められることはないと思います。
それでも現実として今、目の前にあるものは真実なのです。
嘘でもなければ、妄想でもない。
この現実を受け入れることができなければ人は前に進むことなどできないでしょう。
停滞に思えていた道がまるでベルトコンベアのように動き始め、世界はオーガブラックという答えにたどり着いたのです。
今はただこの事実を噛み締めたいと思います。
私がツイットし続けなければ到底なし得ることはなかったでしょう。
世界でただ一人、自分だけが続けることができた。
それは誇りに思ってもいいことなのではないでしょうか。
もちろん少なからず支えてくれた人たちもいます。
オーガブラックとともに歩んできたこれまでに出会えた人たち。
そしてこれから新たにオーガブラックとともに歩んでいく人たち。
オーガブラックが生み出したものは今や計り知れないほどに大きくなりました。
オーガブラックというものが世界に存在する意味を今やっと見つけることができたのかもしれません。
人類史に残すべき汚点のひとつだったオーガブラックもこれで汚名返上となるのではないでしょうか。
これまで倒すべき相手だと認識してきたオーガブラックですが、しゅうまいに認知されたことでひとつの戦いに終止符が打たれたような気分です。
私とオーガブラックの戦いはこれでひとまず終了なのかもしれません。
どちらが勝ったか負けたとかではなく、この6年半ずっとお互いに向き合い続けたという結果こそ大事にすべきなのではないでしょうか。
対話を続けることが世界をより良い方向へ進めるのだと改めて実感いたします。
オーガブラックがもたらしたもの、それによってあらゆる人の運命を少なからず変えていきました。
オーガブラックに出会わなければ、オーガブラックを知らなければ、オーガブラックと戦い続けていなければ、何かひとつでも欠けていれば決して成し得なかったこと。
それが今回の達成感を生み出しています。
これほどの満足感を味わったのは人生で生まれて初めてかもしれません。
自分だからできたのだと実感できますし、何より自分にしかできなかったなと強く納得することができます。
人を人たらしめるのは結局は積み上げてきたものの多さであったり、その価値であったりします。
それは他人がみるとちっぽけで何の価値もないものに見えたりします。
ですが現実は違います。
明確に自分の中にあるもの。
それは自信や虚栄心などという脆いものではありません。
誰の目からみてもわかる純然たる事実と現実。
それこそが自分のすべてを肯定しています。
しゅうまいが証明しました。
およそ人の感情などに左右されることのない AI からの選出だからこそ光るのです。
誰にも忖度されることもなく、誰にも優遇措置されないからこそ現実をより真実たらしめ、すべての人に平等に映ります。
本当に「やってやったぜ」という思いです。
やり遂げるというのはこのときに使う言葉なんだなとしみじみ思います。
みなさんもぜひ目の前にある現実から目を背けることなく、ありのままを受け入れてください。
自分の気持ちにも騙されず、他人の気持ちにも惑わされぬ生き方をしてください。
それが現実を見るということです。
そしてオーガブラックはこれから大きく飛躍していくでしょう。
これはまだはじまりにすぎないのかもしれません。
今オーガブラックの翼は大きく羽ばたき、空を飛ぶ準備ができたのです。
これからもオーガブラックとともにある現実を皆さんと一緒に見守っていけたらと心の底から思っております。
現実とはオーガブラックのように固く一本筋の通った道のことなのかもしれません。
それではまたオーガブラックが降り立つその日まで。
よんななでした。