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尻からぬるま湯を出す話

何かと尻にまつわる話が多い昨今です。

さてさて2月26日から3月7日までの実質10日間
腸炎で入院という経験を致してまいりました。
その事後報告などをさせて頂こうと思います。

基本的には入院の前日25日からすでにおかしかったのですが、とにかく腹が痛い。トイレに行っても治らない。寝たら治るやろと安易な考えのもと、とりあえず朝まで寝ようとしたら唐突に地獄がはじまりました。数分ごとに襲ってくる腹への激痛。トイレではない。とりあえず我慢するが、それでもまた激痛。しまいに体が震え始め、ガタガタと奥歯をいわしはじめる。この時点であれ?おかしいな?普通の腹痛じゃないなという気づきはあったものの。とりあえず寝れば治るやろの強い意志を持ってそのまま激痛と朝まで一緒しました。

起きたら39度以上の熱でそのまま病院へ。

流れるように入院しました。

そこから三日間はまじで地獄でしたね。
とにかく腹が痛すぎて動けない。辛うじてトイレに駆け込むも、尻からでてくるのは透明の汁だけ。まさにぬるま湯がずっと尻から出続けるという時間をこれほど味わったのは初めてです。吐き気はなかったものの、食べることすらままならないほどの激痛でとにかくベッドにひたすら横になって、トイレに行ってはぬるま湯を出すだけの機械になってました。点滴だけが生命線みたいな形だったので、もはや絶食に近く、一応朝昼晩と三食病室に運ばれてはいたのですが、まじで手をつけるどころの騒ぎじゃなかったので。びっくりするほど食べれませんでした。なので当然お腹の中はカラッポ。出てくるのは透明の汁だけ。まさに尻からぬるま湯出してるだけの存在になりました。

それがやっと落ち着いたのが、3月1日ですね。

26日、27日、28日の記憶はベッドとトイレを20回以上往復した記憶しかないです。とにかく一日中トイレとの闘いでした。和解はありません。一方的なぬるま湯流しがそこに待っていただけです。

3月に入ってからはやっとまともに食べられるようになりましたが、今度は下痢が続きました。ぬるま湯が色付きの液体に変わっただけでしたね。そこから一日トイレとの闘いでした。15回以上は往復したと思います。治ったかなと安心したらいきなり熱が復活して死にかけることを繰り返しながら、一週間後の金曜日。3月5日はほぼ元にもどっていました。

6日、7日はもう惰性でしたね。一応様子見で入院してたようなもんで、点滴も終わっていました。はやく帰りたかったのですが、またあの腹痛がいきなり戻ってきても嫌だったのでおとなしくしていました。

そして3月8日無事退院となりました。

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(画像提供:ニジュー・テシガワラ氏)

CT撮ったり、レントゲン撮ったり、心電図撮ったり、血液検査も何回もしたのですが、とくに異常はなく、ウィルス性でもないので、抗生物質だけで治りました。

お医者さまがゆうにはただの腹痛です。

要するにめちゃくちゃ痛いただの腹痛という結果です。

みなみな様にはお騒がせしましたとともに、熱いお大事のメッセージおよびふぁぼなどをたくさん頂き、誠にありがとうございました。

こうして無事復帰できたことをご報告致します。

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ちなみに、入院中の食事はこんな感じ。

病院でのスケジュールは

5:00 点滴交換
6:00 点滴交換
8:00 朝食
8:30 往診
10:00 血圧 体温チェック 酸素濃度チェック 点滴追加
12:00 昼食
13:30 シャワー
14:30 点滴交換
15:00 血圧 体温チェック 酸素濃度チェック
18:00 夕食
22:00 点滴交換

とまぁ結構忙しい感じでした。

しかも点滴は3種類あったのでその都度交換交換でものすごく忙しかったです。
なので当然血管も痛くなってきた何度か点滴の場所を変えてもらいました。

めしも当然味の薄いものばかりで、とにかくはやくまともなめしを食いたいってなってしましたね。

体重は3キロほど落ちました。

とにかく日頃の不摂生には気をつけたほうが良さそうです。

今回とにかく、ただのばい菌によるめちゃくちゃ長い腹痛だったので。

油断は腸大敵ということがわかりました。

本当にありがとうございました。

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