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ハンターハンターの話4

冨樫義博展が発表された。

それでも俺の結論は変わらない。
冨樫先生へ。ツイッターをやめてください。
むしろなおさらツイッターをやめるべき理由が増えたと言っても過言ではない。
腰を壊してるのは幽遊白書の頃からはっきりしている事柄なので今更驚くことでもない。
それでも描くのをやめないのだから、本人の漫画への情熱はそれほど高いということである。
だからこそ、ツイッターで進捗なんか報告してる場合ではないのだ。

ハンターハンターの連載がどれだけ止まっても待てたのは進捗が目にみえていないからであり、見えていなければ無限に応援できるからである。
もはやまったく完成していないことを隠す気すらない原稿写真のアップ。ネームでも下書きでもない。あたりをとってるレベルの写真をあげたところでハンターハンターの連載再開が早まるわけでもないのだ。
それを堂々とこれまで応援し待ってた読者に見せるという根性だけが気に食わない。
本当にハンターハンターを描き続けるつもりならツイッターなんかせずにひたすら漫画だけに集中してほしいのだ。
ツイッターをするならむしろ原稿とはまったく関係ない日常を上げるべきだった。
先生が元気であればどれだけ待たされても平気だったからだ。
それをまさか毎日ページ数だけの報告。これほどお互いに何のメリットもない報告はない。
毎日進捗をあげることでモチベーションを保つという意味もあるのだろうが、原稿の進み具合からみてさほど良い影響になってるとも思えない。
むしろ先生のことだから、この進捗報告も続けば続くほどプレッシャーに変わる恐れすらある。
真面目な先生だからこそ余計にツイッターというクソみたいな場所で大事なハンターハンターの進捗を上げるべきではなかったのだ。
ここは地獄のインターネット、先生がどれほど純粋で真摯に向き合っていたとしてももたらされるのは厄災だけである。
休むことは何も悪いことではないのだ。休載をネタのように扱う我々がおかしいだけで、先生は自分のペースで好きに原稿を描いてほしい。

とにかくツイッターさえしていなければ何も問題なかったのだ。
ツイッターにきたせいで「続きをはやく」と思われても仕方のないことなのだ。
ここはそういう場所であり、誰であろうと、どんな事情があろうと人間の欲望だけが優先される場所。
暗黒大陸よりも闇の深い場所であるということをもう一度よく考え直してほしい。
そしてツイッターをやめて、心穏やかに原稿を続けられるように願っております。

何度も申し上げますが、俺はただハンターハンターの連載再開だけを望んでいるのです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ハンターハンターの連載が再開されるのならば、たとえこの先10年だろうと20年だろうと静かに待つだけです。
先生におかれましては、早急にツイッターをやめていただきますよう再度申し上げます。

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