コンクリート技術の変遷(メモ)
1874 尾張藩士の子、宇都宮三郎が日本初のセメントの製造に成功
1881 笠井順八が「セメント製造会社」を設立
1897-1908 廣井勇による小樽港防波堤(コンクリートブロック造)築堤
1903 琵琶湖疏水の橋・日本初の鉄筋コンクリート
1905 日本ポルトランドセメント試験方法制定
1912-1915 東本願寺函館別院本堂(日本初の鉄筋コンクリート造寺院)
1914-1918 第一次世界大戦
1916 軍艦島集合住宅
1921 日本標準規格(旧JES)制定
1929 建築学会鉄筋コンクリート工事標準仕様(JASS5)制定
1935-1945 建設資材統制によるコンクリート構造物の空白期
1941-1945 第二次世界大戦
1946 日本標準規格(新JES)制定
1948 建設省(現国土交通省)設置
1946 JES廃止 → 日本工業規格(JIS)制定
1949 建設業法の公布
1949 東京コンクリートが業平橋に生コン工場を設置
1950 建築基準法、建築士法の制定
1950 JASS5新版制定
1950頃 AE剤等の混和剤の使用が拡大
1953 JISにレディーミクストコンクリートを制定
1964 東京オリンピック
1955〜 生コンの使用が広まる(1955年 - 1.5% → 1988年 - 70%)
1955-1972頃 高度成長期
1965頃 ポンプ車による圧送打設が広まる
1973 第一次オイルショック
1978 AEコンクリートのJIS制定
1979-1980 第二次オイルショック
1982 化学混和剤(AE剤、減水剤、AE減水剤)のJIS制定
1983 塩害・アルカリ骨材反応問題の報道
1984 「コンクリートクライシス」NHK 放映
1986 塩化物総量規制、アルカリ骨材反応抑制対策
1993 単位水量の上限値が購入者指定事項に
1995 高性能AE減水剤が制定のJIS制定
2006 高性能減水剤のJIS制定
参考資料
コンクリート技術の発展(1)技術の変遷とその背景(加賀秀治)
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