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税理士事務所の所在地は他士業に比べて分散している、と思う

(写真は、高崎市役所です。税務署の写真が手軽になかったので)

タイトルの通りなのですが、税理士事務所は偏在していると思います。

例えば司法書士事務所であればやっぱり法務局の近くが多いように感じますし、弁護士事務所であれば裁判所の近くが多いように感じます。

これが税理士事務所の場合、税務署に近いところに多くあるかと言えば、全くそんなことはないです。多くの税理士が事務所を構えるというときに、税務署の近くだからという理由でその立地にすることはまずないと思います。

というのも、税理士の場合は、税務署自体(建物ないし物理的な存在)に用があるときがほとんどないからです。税務署に用があるにしても、税務署に直接行く必要がある機会というのは、実は多くありません。ほとんどないといってもいいです。せいぜい、税務調査の事前(書面添付していた場合)・事後の打ち合わせくらいでしょうか。

いまや電子申告が当たり前ですので、書類を税務署に持っていくという場面がだいぶ少なくなりました。直接持参することもあるにはありますが、それだってほとんどの場合郵送で足ります。

ですので、税理士が税務署に行くというのは多くても年に数回数えられるくらいです。ない年だって十分あります。

ということで、税理士は税務署の位置にとらわれることなく事務所を開業するので、いろんなところに事務所があります。都内や狭義の首都圏だと、事務所賃料との兼ね合いで交通至便なところとなるのでしょうか。

私は自宅兼事務所で、たまたま(経緯は省略しますがめぐりあわせで)前橋市の官庁街から徒歩圏内の近いところにいます。近いなら近いなりに便利です。税務署に行くことはやっぱりそんなにありませんが、手引きといった配布物を取りに行くということはあります。(印刷代節約)

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ところで、上記はあくまで私の印象論なので、本当はこれを実証したく思っています。

とりあえず前橋市内で限ってみて
税理士事務所の一覧
司法書士事務所の一覧
弁護士事務所の一覧

がデータとして入手できると思うので、それらと税務署、法務局、裁判所、との距離を測って平均値を出すぐらいのことは出来そうな気がします。

税務署住所(固定)と各税理士事務所住所(変動)の直線距離ならば、Excelを駆使すれば一発で出せそうな気がしています。

あるいは、google map で視覚的に表現することとかもできそうです。
(ただ、それをnoteに貼り付けられるかは、著作権の関係上、難しそうですが)

さらには、電子申告の進み具合によって30年前と現在とで各士業事務所所在地に変化があったのかということに興味がわきます。

司法書士でも最近はオンライン申請が行われているとのことで、それにともない30年前は法務局近辺の事務所が多かったのが、最近は散在するようになったとか、ありそうです。

対して、弁護士はそういうのはあまりなさそうで、やっぱり裁判所の近くに事務所を構えていそう。でも、新しくできたであろう事務所をちらりと見るに、最近はそうでもない感じもします。

税理士は、昔から散在していたのかどうか。

事務所開業日と事務所所在地の関係とか(事務所開業日データを入手するのが大変そう)、興味は尽きません。

ということで、前橋市内各士業と関係官庁との直線距離一覧表をいつか作る(作りたい)ということを今後の課題として、本日はこれまでとします。


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