間違った思考方向
関連付けを間違えるな
月曜日は出来ない
と聞いた時に『月曜日だから出来ないんだ!』と考えるのは物事の関連付けが間違っている
因数分解すると
・その日が月曜日ということ
・出来ないという事実
この2つの要素は必ずしもリンクしてるとは限らない
もちろん、毎週月曜日には特別な事情があるから、だからいつも月曜日はダメなんだよ!という場合もあるかも知れません
ただ、そんな特殊な場合を標準的考え方には出来ない
実際は月曜日という特定曜日に決まったスケジューリングがある訳ではなく
都合上ダメだった日が“たまたま”月曜日だっただけ
しかも“偶然”それが2回続いただけ、という可能性をフツーに考えなくてはいけない
むしろまずそれがよくあるケースだろう
それでも当事者は
『月曜日はダメなんです』
と言う言い方をするのです
だからつい“月曜日がダメなんだ”と間違った受け取り方をしてしまうのです
このように物事を分けて考える力はビジネスにも必要で
『お金が無いから買えないんです』
という言葉に置き換えると、お金が無いという事実と買えない(買わない)という結果は必ずしもリンクしてないという事です
お金がなくても欲しければ借金したりローンを組んででも買うだろうし、お金はあるけれども買わない場合は実はその商品を欲しくないのかも知れない
そこをきちんと分かっているか、分かっていなくても想像出来ているかどうかが大変大事なことです
という風にAとBが同一文内にある場合、人は無意識にABを関連付けてしまいがちだが
実際には別々の事実でその関連性は偶然だったり、人の想いで左右してたりする場合があるので
文字通りでは判断を間違う場合があるのでご注意下さい
というお話でした