限りない故郷に愛を
目標達成
9/17の対いわきFC戦で勝利したザスパは、今シーズン開幕前に設定した「勝ち点50」を達成した。
最多勝ち点を更新した歴史的瞬間に立ち会えたことをうれしく思う。
ただ、まだシーズンは終わっていない。これからはJ1昇格プレーオフ圏内を目標に戦っていくことになる。
ぜひ、新しい景色を見せてもらいたい。
と書いたが、今日の試合、対レノファ山口に0-1で敗れた。
現地観戦やDAZN観戦をしてきて、可変システム以外にも戦い方が整備されてきたように感じるので、ちょっとまとめてみる。
♨
ビルドアップのベースは、お馴染みの可変システム。
最終ラインが3枚になり、ボランチ2枚と一緒に台形のかたちをつくり、組み立てを行う。
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風間 天笠
中塩 城和 酒井
櫛引
このかたち。特徴的なのは、左の中塩と右の酒井の幅。
ペナルティエリアの幅よりもさらに狭い幅に立ち位置を取る。
杉本と佐藤亮が大外の高い位置で待っているので、角度がついた状態でボールを受けることができる。→選択肢を多く持てる(はず)
SBとSHが縦関係で並んでしまうと、SBから縦パスが入ったときに体の向きが限定されて、SHの選択肢は少なくなる。
後ろの5枚がめちゃくちゃ近い距離でボールを回し、食いついてきた相手に対して数的優位の状態を常につくることができている。
みんな落ち着いてボールを回しているし、技術もあるので、割と安心して見てられる。
特に中塩は、ビルドアップでつまってしまったときの出口になれるので素晴らしい。
今日のレノファ戦で思ったこと。
レノファは、守備戦術に定評のある監督?が指揮を執るようになり、今日の守備もザスパに対してかなり効いていたように見えた。
ボランチの天笠、風間に対してかなり強いプレッシャーがかかり、封じられていた。するとビルドアップはハマり、GK櫛引を経由せざるを得ない状況に。
個人的に昨年から思ってること。
櫛引にビルドアップをさせるのをやめてくれ~。
櫛引はセービング能力は高いけど、足下の技術はそこそこって感じで、パスを相手に渡してしまうことが多い。今日も2回くらいあり、相手のチャンスに。城和が2回ともカバーしてくれたから助かったけど、、、
21/22シーズンのチェルシーのエドゥアルドメンディとおんなじ。
ほんとにヒヤヒヤする。
でも櫛引には何度も救われてるから、目を瞑るしかない。
これから対戦するチームは、ダブルボランチとGKに高い圧力をかけてくるだろうなと対ザスパ攻略法のようなものが見えたような試合だった。
でも今日は、みんな動きが本調子じゃなかったよな~。
守備の面では、ネガトラが速いのが印象的。
即時奪回というより、素早く帰陣してスペースを埋めるバスケに近い守り方をしている。
ほんとによく走り、真面目でえらいなといつも思っている。
これも大槻組長の力か。
今日、負けたとはいえ、他チームよりも2試合未消化だ。
この未消化試合で6ポイント稼ぐことができれば、まだプレーオフ圏内を目指せる。
今シーズンは、J1もJ2も混戦。おもしろい。
がんばろう。
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