価値あるもの【楽曲編】 #29th
こんにちは。ヨンギです。
先日、乃木坂46 29thシングルについて開封記事を更新させていただきましたが、
今回から細かい感想や、コンテンツについての自分なりの解釈などについて不定期に書いていきたいと思います!(関連記事にはタイトルに「#29th」と付けることにします)
第一弾は
type-A収録曲
「価値あるもの」
作詞 秋元康
作曲 杉山勝彦
編曲 杉山勝彦、谷地学
歌唱メンバー
“新・花/華の2001年組”
遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、北川悠理、久保史緒里、阪口珠美、佐藤璃果、中村麗乃
Music Video
書いていたら結構長くなってしまったので、
①楽曲編
②歌唱メンバー編
③MV編
の3部作でお送りします笑
長めの記事を書くのは初めてなので、読みにくいところもあるかもしれませんが、どうか温かい目でご覧ください。
本記事は第一部の【楽曲編】
それでは張り切ってどうぞ!!
────────────────────
まずメロディが個人的にドストライクです。
まぁそれもそのはず…といいますか、
作曲を担当された杉山勝彦先生は、これまでも所謂「神曲」と呼ばれるような楽曲を、乃木坂にたくさん提供くださっています。
例えば…
「君の名は希望」(5thシングル表題曲)
「きっかけ」(2ndアルバムリード曲)
「サヨナラの意味」(16thシングル表題曲)
など多数。
いずれもメンバー、ファン双方から人気が高く、またこれまでグループの節目節目で大切に歌われ続けてきた名曲揃いです。
次に歌詞についてですが、非常に大まかにいうと
といった内容です。(ヨンギの解釈です)
※全文はこちらから
私はこの歌詞を「乃木坂とファン」の関係に当てはめてみて、結構しっくりきました。
2番のサビに以下のような歌詞がありまして
あくまで私の主観ですが、
「君」が乃木坂(グループもしくは特定のメンバー)、「僕」が私たちファンだとすると、
大切なのは、「僕」が「君」をそっと見守ること、一方的だけど「永遠の好き」という気持ちを持ち続けること
…という感じになるのでしょうか。
一方、この解釈だと引用部分の一行目に違和感があるようにも思われます。即ち
ここについて、
「乃木坂メンバーはファンに背を向けているわけではないだろう」
「『見守る』と言いつつ、『変わらなくていい』とある種の願望を抱くのは矛盾していないか」
というご指摘が考えられるかと思います。
同感です。
とはいえここは、「背中向けたままで」を文字通りに捉えるのでなく、
「(「僕」を含む)周囲の顔色を伺うことはない」
といった意味と捉え、
また「何も変わらなくて良いんだ」は、
「変わらないで欲しい」というより
「ありのままの『君』でいて」といった意味に捉える方が、
歌詞の伝えんとするところをより表していると、少なくとも私は思います。
「攻守一体」を2022年のスローガンに掲げる乃木坂46。
今まさにグループは「継承と変革」の時期を迎えているように思われます。
これからも一ファンとして、「こんなに愛せる人」を見守り続けたいと改めて考えさせられる歌詞でした。
※「個人対個人の恋愛を歌った曲に、アイドルグループ(もっと言えば“ブランド“)とファンの関係性を当てはめること自体ナンセンス」というご批判もあろうかと思いますが、あくまでヨンギ個人が感じたことということでご容赦ください。
お読みいただきありがとうございます。
皆様にとって、今日も良い日になりますように…
2022.3.27
ヨンギ