今を生きる
2月23日のホーム開幕戦の試合を勝利で終え、気がつけばもう4月15日。
2020年も残り260日。
早いですよね。
現在もコロナウイルスの影響により、トレーニングや試合ができない状況が続いています。
ニュースを見ていると、国内や海外ではたくさんの死者や感染者が出続けています。
そして、感染者のために必死に働いてくださる医療従事者の方々がいます。
当然ながら僕は、医療現場にはいないので、コロナウイルスに感染してしまう恐怖や治療の大変さは、正直分からないです。
しかし、ニュースなどを見て必要な情報を入れることで、想像することはできます。
自分がステイホームしている中、コロナと必死で戦っている人達がいるんです。
その事を頭の片隅に置いて、他人事にならずに過ごすことが、同じ日本人としてすごく大切だと思います。
さて、世界中が困難な状況に直面している中で、サッカーをプレーすることの意味はどこにあるのでしょうか。
サッカーの価値は、社会や人々に対してどれほどのものだったのか。
事態が収束したあとの、サッカーの価値はどうなるのか。
そんなことを考えているなかで、気づいたこと、感じたことがあります。
それは、週末にJリーグがある日々が、どれほど人々の人生を彩ってくれるものだったのかということです。
そして、人々の健康、平和な世の中が前提としてなければ、サッカーの試合なんてできないということ。
サッカーがあったからこそ、挑戦、失敗、悔しさ、喜び、成長、感動、コミュニケーション、人との繋がりを感じて、日々を生きていけてたんだなと感じました。
現在、トレーニングも試合もできません。
そんな中で、今の自分は社会に対して何ができるのかを毎日考えています。
ピッチ上という仕事場を失い、チームの勝利のためにプレーすることも、ファンサポーター、家族、友人にサッカーを通して感動を与えることもできない。
じゃあ、今だからこそ出来ることとは、、
それは、SNSを通して発信すること、自分を見つめ直すこと、社会勉強をすること、政治について興味を持つこと、家でトレーニングをしておくこと、当たりまえの幸せに気づくこと、地球は人間だけのものではないことを知ること、自然の恵みに感謝すること、人との関わりがどれほど大切なものなのかに気づくことだと強く感じます。
先行きがどうなるのか分からず、不安な方もたくさんいると思います。
ニュースを見てても、正直暗くなります。
お金と命のバランスを考え、物事の決断をしないといけない国、世界は果たしてどうなのかな?と思ってしまいます。
お金が原因で、たくさんの悩み、争い、不幸が起きている気がします。
最も大切なのは人の命なのです。
これを機に、世界が少しでもよりよい方向に向かって欲しいなと心から思います。
最後に、、
思考を未来の不安ばかりにフォーカスするのではなく、今という瞬間にできるだけフォーカスすること、明るい未来を想像することが、すごく重要な気がします。
どうにしたって時間は過ぎていきます。
だったら、懸命に今を生きたいですね。
置かれた状況で、それぞれが最善を尽くす。
今できることに燃焼する。
こんなときだからこそ、視点を変えれば大きく成長できるはずです。
それぞれが、色んな悩みを抱えていると思いますが、そんな時は、優しさを持って助け合いましょう。
Jリーグが再開して、ファンの皆さんと会えること、一緒に戦えることを楽しみに待っています。
読んで下さりありがとうございました。
V・ファーレン長崎 米田隼也。
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