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Y:24 なんとなく好きな瞬間

私だけの感覚だと思われるなんとなく好きな瞬間がある。日々、さっと通り過ぎてしまい、誰かに伝えることもなく終わるのだけど、今日はさっと書き留めておく。

毎朝、スムージーを作って飲んでいる。にんじん、レモン、冷凍バナナ、ミューズリー、ヨーグルト等を入れてミキサーにかけている。

上の材料だと水分があまりないので、はじめ、ミキサーが空回りする。ギュイーンと音はうるさいのに、具材はそのまま。

だけど、そのままミキサーを回している。すると、徐々にヨーグルトがミキサーの下にドロッと流れていき、ヨーグルトの回転の勢いで、他の具材を飲み込んでいき、一気に具材が固体から液体になっていく。空回りが30秒、本回り?が10秒くらいでできあがる。

この空回りから本回りに変わる瞬間がたまらなく好きなのだ。

それまで劣勢だったミキサーが、ある瞬間、一気に具材を取り込み始める。固体だった具材が、ずぼっ、ずぼっとスムージーに沼に巻き込まれて、形を消していく。具材それぞれの色が、だんだん一色に変わっていく。

それを見て私は

あ、時代が変わったな。(個体⇒液体)

私は時代の転換点に立ちあったのだ。(毎日だけど)

変化が起きると一瞬で状況が変わるんだな。(それまで続けるのが大事)

いいものを見たなと毎日、飽きもせず思ってしまう。これが私のなんとなく好きな瞬間だ。100人中一人ぐらいは、この感覚に共感してくれるのだろうか(笑)

いつもより、ちょっとよい茶葉や甘味をいただくのに使わせていただきます。よいインプットのおかげで、よいアウトプットができるはずです!