Y: 65 DMM英会話"140時間"とVERSANT
今回の要約
*今回、強気の有料設定にしてますが、読み物としては無料部分で完結してます。安心してお読みください。
長くなりそうなので、先に結論を書くと、1年半ぐらいDMM英会話(オンライン英会話レッスン)をしてみて、VERSANTという英語のコミュニケーション能力を測るテストの点数が5点ほど上がったという、とても薄味な、パステルカラーな淡いお話を書いていく。この手の記事にある、英語力爆上がり的な成功談ではない。
noteの下書きを探してみると、1年半前にDMM英会話を始めるに至った理由を書いていたので、それをコピペしておく。
1. スタート位置(2019年6月)
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2019/06/20
10月で40歳になる。日々、下方に滑っていく自己肯定感を上り調子にするのに苦労しているのだけど、何で滑るかって言ったら一つは「英語」だ。
海外で仕事をしていると、現地の言葉ができると思われたり、英語が上手だと思われたりする。たぶん、同業者でそういう人が多いと思うのだけど、私はそうじゃない。謙遜じゃない。本当にそうなんだ。
これが辛い。外国に住むたびに、辛いのなと思い、”英語ができるようになりたい!”と強く願い、それなりに時間をかけて努力してきたつもりだけど、これがなかなかうまくならない。
一言で上手・下手と言っても、実際どの程度のものなのか、判断が難しいのだけど、会話で言うと
これまで、達成感がないまま、だらだら細々と英語を義務感で勉強してきた。今回、もっとスピード感を上げていきたいと思ったのは、いくつかあって、①これまで以上に英語で情報を取りたいと思うようになった。②嗜みとして会話を楽しみたい。③キャリアの選択肢拡大のため。④自己肯定感の失地回復などがある。
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こんな感じだ。少し補足すると、どれだけうまくなったかを確認したいので始める前にVERSANTというスマホでできるテストを受けた。どんなものかは公式の動画でどうぞ。
もう、これが笑っちゃうくらい難しいというか、プライドをずたずたにされるテストなのだ(笑)スピーキングテストといってもスマホやパソコンで音声認識ソフトを相手に聴いたり、話したりするのだが、注意として、わからないときは黙るのではなく" I don't know."と言うように言われる。
どんだけ、スマホに向かって”I don't know."と言わされたことか(笑)対人と違って、わからないからと言って、はにかんでも、悔しそうにしても、笑ってごまかしても、スマホはひとつも同情してくれない。
2019年6月第1回目のVERSANT結果、
典型的なスピーキングが弱い人の結果だと思う。それもあって、やっぱりもっと話さなきゃいかんと、DMM英会話を始めた。DMM英会話についてはオンラインレッスンに興味がある人なら知ってる人も多いと思うので、公式のリンクだけ貼っておく。私が選んだのはスタンダードプランで122ヵ国の講師と話せるというので6480円/月で、1日25分のオンラインレッスンを受けられるというものだ。
2. 75時間経過して(2020年1月)
約7か月ぐらいは、ほぼ毎日レッスンを受けた。1日受けないと、その日のレッスンが消滅してしまうので、お金が無駄になってしまう。毎日5時半に起きて、6時半にレッスンを受け、7時に出勤みたいなルーティーンを作った。
半年も過ぎたし、そろそろ一度VERSANTを受けようと。うまくなったような実感はなかったが、とりあえず、毎日25分話してきたわけで、その成果が表れるだろうと、再び、スマホと対峙した。
第2回VERSANT結果、
これ、貼りまちがいではない。私が75時間(4500分)を投下して臨んだ第2回目VERSANTの結果。1回目と点数全く変わらず。
人生で初めてじゃないかと思う。試験結果を見て吐き気がしたのは(笑)一人でむせび泣きそうな気分だった。
しかも、「流暢さ」が前回の40から36に下がっているのだ。こんなひどいことがあるだろうか。別にふざけてやってたわけでもなく、なんなら一生懸命やってるぐらいなのに、英会話レッスンを受けて、流暢さの点数が下がるって言うのは、今の科学では容易に説明できない現象だと思う。
ここで、気持ちはくじけた。これまで低空飛行だった私の自己肯定感は75時間のレッスンの後に、墜落して地下にめり込んだ。地下鉄になった。やっぱり、苦手なことに時間を費やすのはダメだなぁと。勝間和代さんの言うとおりだなと(笑)やめようかな~と思った。
それでも続けることにしたのは。この頃には、以前よりも、英語で情報を取りたいという気持ちが増していたからだ。どうも、私が欲しい情報は英語の方が早い。少なくとも私の興味範囲では。英語がわかれば、いち早く取り入れられるような技術を、英語ができないという理由で後手に回るというのは、口惜しかった。
それもあり、続けていくのだが、1月からは少しペースが落ちていった。これでまた、VERSANTで悪い結果が出たらと思うと、きついわ~と思い、以前ほどがんばれなくなっていた。加えて7月から9月あたりは生活環境が変わったりもあって、レッスンをうけるルーティーンも崩れてしまった。
3. 140時間経過して(2020年11月)
あれから、さらに時は経ち、さらに4000分の時間をDMM英会話に投下した。せっかくなら10000分になったところで、VERSANTを受けようと思っていたのだけど、偶然、2回分のテストを1回分の料金で受けられるキャンペーンがやっているのを発見したので、お得さにつられて、急遽、実施することにした。
第3回VERSANT結果、
評価指標が増えて、結果の欄が大きくなったが、テスト自体は変わっていない。
5点上がった43点から48点になった。
この5点をどうとらえるかだが、VERSANTの1点は海外留学1ヶ月分という話をよく見かける。ただ、公式ホームページにはこういうことは書いてないので、どこかの誰かが何となく言ったことが、独り歩きしているようにも感じる。ただ、1点あげるのも簡単ではないのは、全体的に言われている感想だ。
上がったことは素直にうれしいのだけど、よっしゃー!みたいなガッツポーズの気分ではない。う、うん、そりゃ上がるよね、これだけ時間かければという感じだ(笑)
ちなみに、VERSANTのサイトを見ると
となっていて、48点はかろうじてB1レベルに入った感じだ。
ただ、ビジネスできる感じは全くしていない(笑)
確かに3回目のVERSANTは ノー"I don't know"だったことは、これまでとは違う。とりあえず、思いつくままに、言い放っておいた。何を言っても苦笑いしないのもスマホなのだ。恥ずかしくない。
それにしても、一つ上のレベルである「B+(53点)」を目指すにはあと5点必要だ。これまでのペースで行くとさらに8375分、1年半かかることになる。先は長い……
長文、お付き合いありがとうございました。
5. 追記1 155時間経過して(2021年2月)
さらに、あれから3か月(1000分)、DMM英会話をやって、VERSANT第4回目受験。結果、
1点up。わかりやすさは1down。文章構成の点数が下がったけど、語彙と流暢さは上がり、発音は変わらず。これまでのペースから考えると妥当な推移。少しペースを上げて年内あと4点上げたい。
追記2:
このように、155時間(9350分)を投下したわりには6点upだけとめざましい上達はしていないけど、2回目のVERSANT以降、DMM英会話がより効果的になるよう自分なりに工夫してみた。その秘伝?というには薄味だが、これが効いたのかなぁということを、レッスンのとり方等など含め以下に書いてみます。
以降はDMM英会話を使っている人で、興味があればご覧になってください。有料にしているのは、内容が貴重というより、独断と偏見で書いているので、さらすのが恥ずかしく、鍵をかけておくという感じで、有料にしてます。そのあたり、ご理解の上、お読みください。
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