L:54 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家
2024.1.26 @東京オペラシティ アートギャラリー(ぐるっとパス利用)
今年もたくさんガラスを見ていきたいわけで、2024年はここからスタート
この展覧会では、ガラス、静物画、写真、文章と4つの創作物を見ることができる。こういうのは初めてだったので新鮮だったし、とてもよかった。
ガラスそのものの鑑賞は、当然楽しい。
それに加え、その作品ができるまでのやり取りの断片を読み(山野さんの文章)、あ〜こうしてこのガラスはできたのかとまた眺める。
そして、そこからできるそれぞれの画家の作品を観る。目の前にあるガラスが、絵画として絵の中に存在する不思議さというか、ガラスが絵から飛び出してきたのか、ガラスが絵の中に入ったのか。
そして画家のアトリエで撮影されたガラスの写真。これがすごくよくて、目の前にあるガラスよりよかったりする。(というのも、一部の作品がひざぐらいの低めの位置でやや遠目に位置する展示だったので、見えにくかったのもある)あと、その持ち主の場所で撮られたというのも、そこにストーリーを想像して観られるのがよかったのかなと思った。
今回、写真がきれいだなぁと資料を見ていると。ゼラチンシルバープリントと書かれていた。きれいなのがゼラチンシルバープリントだからなのかは私にはわからないが、ゼラチンという言葉に引っ張られた(笑)
noteに詳しく書かれている方がいるので、詳しく知りたい方はこの記事を。
4つを見るのに特に順番を意識せず、行ったりきたりしながら、結局2回巡回してしまった。ガラスは全体的に丸みがあるものが多い印象。優しく柔らかく光を通す印象。
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