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『改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』の感想

『改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』を読了したので感想を書きます。

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Amazonで予約購入していたので、12月25日にクリスマスプレゼントとして届いた本です。正月にじっくり読もうと思い、帰省のお供に持っていきました。が、12月28日に読み始めて、2日間で一気読みしてしましました。初版を読んでいたこともありましたが、具体例がちょうどよいサイズでわかりやすいこともサクサク読み進められた一因でしょう。

本書内でもところどころ人間の認知に関する言及がありますが、普段から若手エンジニアの育成や教育に携わっている著者だからこそ、そういった面に十分考慮しデザインされた本なのだと思います。

どの章も良い内容なのですが、個人的には第11章が好きです。命名ではなく名前設計という呼び方がいいですよね。名前は本当に大事。「たかが名前でしょ」と侮ってはいけません。名前には一種の自己成就予言的なところがあって、何だかよくわからない名前のモノは、何だかよくわからない実装になりがちです。名前を考えること自体が設計行為なんです。

現代のソフトウェア設計において大事なことがひととおり詰まった本なので、設計力を磨きたいITエンジニアには必ず読んでほしいと思います。そして学んだ内容は実践で活用し、設計力を磨くとともにレガシーコードを少しずつ良いコードへ変えていきましょう。

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yonekubo
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