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「Architecture to Design」というタイトルでデブサミ2025に登壇&参加してきました

2025/2/13(木)-14(金)に目黒のホテル雅叙園東京で開催された、Developers Summit 2025 に登壇&参加してきました!


前日

登壇が2/13の朝イチのセッションで9時には会場入りが必要なため、五反田のビジホに前泊しました(当日交通機関が乱れてたりしたら嫌だったので)。雅叙園に前泊する財力と度胸はなかった。登壇に備えて最終リハと、サインの練習などをして過ごしてました。

2/13(木)

登壇

9時ちょい前に会場入りし、スピーカー受付を済ませて控え室へ。30分前に担当の方のアテンドでB会場へ移動。開始まで待ってる時間が一番緊張してた気がします。9:50頃からオーガナイザーの近藤佑子(@kondoyuko)さんによるご挨拶が流れましたが、僕の待機している場所からはスクリーンは見えなかったので音声のみ聴いてました。

10時になりいよいよ登壇。「Architecture to Desing より良い設計を目指して」というタイトルでお話しさせて頂きました。

実は、話し始めたらまったく緊張はしなかったです。吉祥寺.pmという勉強会で、武蔵野公会堂のホール(収容人数350人)で登壇したことが過去二回あるのですが、あそこの壇上の圧迫感を経験しておくと度胸と耐性がつきます。

時間もピッタリ40分で、無事デブサミでの初登壇を終えました。よかった!

Ask the Speaker

登壇が終わったらAsk the Speakerのコーナーへ移動。次の13-B-2に登壇される、『テスト自動化実践ガイド』の末村拓也(@tsueeemura)さんとすれ違いました。過去に末村さんの講演は何回か拝聴していて、ついつい顔見知りの気分で「お疲れさまっす!」と声を掛けそうになりました(実際は面識無し。その後懇親会でご挨拶させて頂きました)。

Ask the Speakerでは、10名ちょっとの方とお話しできたでしょうか。とても嬉しかったです。スピーカーにとって、この時間ってとても貴重なんです、ありがとうございます。そしてなんと、『テスト駆動開発』の訳者の和田卓人(@t_wada)さんが来てくださり、ビックリです! 貴重なフィードバックも頂きました。あと会社の後輩も応援に来てくれました。倫太郎、サンキュな!

お昼〜サイン会

12時半からサイン会があるため、お昼はスピーカー控え室にて早めにお弁当を頂きました。写真撮り忘れましたが、おかずの種類が多くて食べ応えのある美味しいお弁当でした。

サイン会は、『ソフトウェアファースト』の及川卓也(@takoratta)さんとご一緒でした(ここまで言及した男性、みんな名前に「たく」が入ってるな…)。及川さん、オーラが凄いし、かっこいい!(実際にお話しすると、気さくで優しい紳士)

10名以上の方にサインさせて頂いたでしょうか。前日練習しましたけれども、不慣れのため字の大きさとか場所とか微妙だったかもです、すみません。

女性が2名いらっしゃいましたが、アーキテクトやテックリードとして活躍する女性が増えたらいいなと思ってるので、拙書を手にとって頂いて本当にありがたいです。

そして最後に及川さんとサイン交換させて頂きました。なんや、この超絶貴重体験は。

午後

午後は時間ができたので、セッションを拝聴。

13-B-5:生成AIプロダクトを育てる技術 ~データ品質向上による継続的な価値創出の実践~(久保 隆宏さん)

  • 生成AIのリスクについて、実際の事例も交えてお話しくださり、参考になった

  • RAGで使用するデータの品質を上げることが重要

  • 結果のチェックにも生成AIを活用するとよい

13-A-6:マイナビの内製開発を支えるコンテナ基盤設計開発の舞台裏~自動化で楽々デプロイ!でもアプリチームからはちょっと不評?~(小原 夏々子さん、横尾 風太さん)

  • マイナビの各種サービス向けのインフラ基盤の自動化をどのようなアプローチで進めていったのか、実経験ベースで語られていて興味深かった

13-A-7:業務理解の深化と実践~ドメインモデリングで基幹システムを捉える(尾髙 敏之さん)

  • MonotaROのど真ん中の基幹業務システムのリアーキテクティングに取り組んだ話

  • イベントストーミング、コンテキストマップなどの手法をテーラーリングして自分たちのものにしている感が凄い

  • 僕もずいぶん前だがSCMのシステムに関わっていたことがあるので、複雑な在庫業務のリアーキテクティングはすごく気になる

  • 尾高さんはきのこカンファレンス2025にもご登壇されるので、お話しできたらといいな(米久保も登壇しますよん)

13-B-9:リーダブルテストコード~メンテナンスしやすいテストコードを作成する方法を考える~(和田 卓人さん、末村 拓也さん、風間 裕也さん)

  • お三方によるミニトーク+パネルディスカッション

  • 超ざっくり分けると、開発者テスト(和田さん)、E2E(末村さん)、QA(風間さん)の立場からの討論ということになるが、本質的なところでは共通する考え方が多いよなと感じた

  • テストの構造化って本当大事

  • 末村さんの「INVEST原則というのがあって、IからSは忘れちゃったんですけど、T(Testable)は〜」という発言で吹いたw

2/14(金)

『コード×AI ーソフトウェア開発者のための生成AI実践入門』の著者、服部佑樹(@yuhattor)さんのセッションを楽しみにしていたので、アラームを三重にセットして無事起床! 乗った山手線の電車が大崎止まりという罠もありましたが、9:50には会場に到着することができました。

午前

14-D-1:変わるモデルと変わらぬ本質 - 実践知の深掘りと次世代開発アプローチの探求(服部 佑樹さん)

  • 立ち見続出で大盛況

  • 生成AIの進化によって多少方法は変わっても、エンジニアリングの本質は依然として重要だし、よりそれが浮き彫りになってきているというのは大変共感した

  • とにかく内容が濃く、体感で60分くらいの情報量を40分枠でテンポよく話されるのが凄くて、一登壇者としても大変勉強になった

  • これまでご挨拶する機会がなかったので、Ask the Speakerに一番乗りして名刺交換させて頂いた(ありがとうございました!)

昼食

結構な混雑ぶりだったので、軽食付きセッションではなく、外に食べに行くことに。「ハングリーヘブン」で本格的なハンバーガーを食べました。めっちゃ美味しかったです。目黒に来たらまた行こう。

和田卓人さん(@t_wada)とご一緒させて頂きまして、テスト駆動開発の話や、絶版になった名著の話などをして楽しいひと時を過ごすことができました。いやー、オフラインイベントって良いですね〜

午後

14-A-4:生成AI時代のプロダクトの現在地点(松本 勇気さん)

  • 飛ぶ鳥を落とす勢いのBtoB企業、LayerXの代表取締役CTO松本さんによるセッション

  • プロダクトでの生成AI活用に非常に力を入れている企業さんなので、実践に基づいた話を聞けるのは貴重な機会だった

14-A-5:現場で役立つAPIデザイン(草薙 昭彦さん)

  • APIデザインについて基本的なところから解説してくださる内容ももちろん素晴らしかったのだが、スピーチの上手さに見入ってしまい、登壇者として勉強させていただく時間となった

  • 壇上の空間を自在に使い、一つひとつの所作もオーディエンスを惹きつけるものがあって、本当に素敵。いつかあんな風にスピーチできるようになりたい

14-A-7:目の前の仕事と向き合うことで成長できる - 仕事とスキルを広げる(曽根 壮大さん)

  • これまた勉強になるスピーチ。そーだいさんの熱量と疾走感が凄い

  • 「中身の入った引き出しを増やす」いいフレーズだな〜 どこかでパク・・じゃなくて引用させて頂こう

14-C-9:「CTOを目指そう!」私が考える、夢を形にする技術(だむはさん)

  • Women Developers Summit 2024の再演とのこと

  • めっちゃエモかったし、聴けてよかった

  • 女性に限らず、このスピーチを聴いた人は「一歩踏みだす勇気」をもらえたんじゃないかな

懇親会

懇親会ではいろいろな方とお話しさせて頂きましたが、なんせ人数が多かったので、一度お話ししてみたいと思ってた方々と話せなかったのは若干の悔いも残ります。また別の機会を狙いますー。
旧知の人はほとんど見当たらなくて、あすみかん(@asumikam)くらいだったかな。

いくつかアナウンスがありましたが、デブサミ福岡が9月に開催されるそうです! 実家が福岡なので、タイミング合わせて帰省しようかなぁ。

最後に、本当に素晴らしいイベントでした。翔泳社さん、CodeZine編集部さん、スポンサー様、コンテンツ委員の皆様、登壇者・関係者そして参加者の皆様、ありがとうございました&お疲れさまでした!

なお、公開された登壇スライドや、感想ブログなどは以下のページにまとめられています!(ありがたし)


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yonekubo
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