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日本最古のお笑い劇
第七世代と呼ばれる方々がテレビで見ない日がないくらい大活躍の昨今。
1960年代の演芸ブーム、1980年代の漫才ブームなど時代によってツールによって何かしらのお笑いと言う芸物が流行ってきました。そんなお笑い芸の大元は......
昔々、まだテレビもラジオもないはるかはるか昔、
約700年前に生まれたとされている日本最古のお笑い劇が『狂言』です。
やるせなすの石井ちゃんからお誘いをうけて、今日初めて国立能楽堂へ狂言の観劇に行って参りました。
野村万蔵さん主宰のファミリー狂言会。
ファミリーというだけあって小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで初心者でも楽しめる狂言の入り口的な位置付けの狂言会。
小学校低学年、いやもしかしたら幼稚園年長さんってくらいのお子さん達もけっこう来ていて、その半分以上は狂言観劇歴があるとのこと。
関係者の親族なのか、はたまた伝統芸能好きなご家庭なのかわかりませんが小さな時から伝統芸能に触れるって情緒豊かになるだろうなぁと思いました。
能と狂言の区別すらついていなかった自分なので事前にググってみると、
能は神話や歴史上の話を題材にしたミュージカルやオペラで、狂言は日常生活にある話をコミカルに演ずるコントやコメディ https://watsunagi.jp/entertainment/352/
と。
昨今様々な喜劇舞台がありますがその元祖なのが狂言なんですね。
昔言葉の難しさはありますが、それでもわかりやすい。
入門編ではあったのでしょうけど、能楽堂と言う素敵な空間で狂言師の方々の芸道を間近で見られる。
贅沢な時間でした。
そんな芸道の世界に44歳で飛び込んだ石井ちゃんの飽くなきお笑いと役者への探求心にエールを送りたいです。