ボロ雑巾だけどある意味貴重
あれは中学2年の時。
ミシンなんて怖くて使えなかった14歳。
そんな時、マスク製作キットと言うプロレスマスク製作入門セットに出会った。
マスク2枚分の生地と合皮と作り方が書かれたプリント。
これが全ての始まりだった。
そこから日暮里と言う街を知り、どんな素材を買えば良いのかを知り、何をどうすれば良いのかを知る。
ミシンが使えなかったから半返し縫い、本返し縫いと言う手縫いでマスクを作った。
何枚か作った記憶がある。
そんな子供が手縫いで作った酷い仕上がりのマスクで唯一手元に残ってるのがコレ。
正確には未完成のマスク。
ん~~~~~ひどい。
一般的には何の価値もなければ、経年でほぼボロ雑巾。
ただ自分の原点であり、自分にとっては貴重な1枚である。