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【事業立ち上げエントリ】就活生向けの逆求人(スカウト)サービス「Beスカウト新卒」を立ち上げます!

Beスカウト新卒」という就活生向けの逆求人(スカウト)サービスづくりに取り組んでいる、米(よね)と申します。

https://twitter.com/katsuya_yone

本記事では「事業立ち上げエントリ」と題して、「Beスカウト新卒」の事業内容や立ち上げ理由、事業にかける想い、また今後の展望(ビジョン)をまとめます。

実は本記事を書き上げるのに、2ヶ月以上の期間を要しました。ちょうど2ヶ月前の3月上旬に、同分野での事業内容で事業立ち上げエントリの記事を書いていたのですが、書き終わる直前に「なんかこの事業、微妙だな」と感じてしまい、記事の作成・公開をストップしました。

「事業内容が定まったら、まずは事業立ち上げエントリのnote記事を作って、そこから本格的にプロダクト開発などに取り組もう!」と考えていたのですが、一人で部屋に閉じこもりながら悩みに悩み抜いて、精神を爆発させながら少しずつ事業計画を練っていき、なんとかこうしてnote記事を作れるところまでたどり着きました。

実際、ゼロから事業づくりに一人で取り組んだことのある多くの方が、このように多くの時間を「悩むこと」に割いて、事業が全く進まずに気づいたら何週間も、もしくは何ヶ月も経過していたということを経験したことがあるでしょう。

もっと早く外に出てれば、こんなことにはならなかったのに…..

前置きが長くなりましたが、とにかく結構時間をかけて考え抜いて、やっと作ることができたnote記事です。

改めて、取り組む事業は「就活生向けの逆求人(スカウト)サービス事業」です。良い事業アイデアを生み出すために日々アンテナを張り、膨大な数のアイデアを洗い出した中で、「1日16時間、週7日かけて熱中できる!勝てる!絶対にやり切る!」と覚悟を持てたのが、この事業でした。

後述しますが、事業立ち上げにあたり私に大きな影響を与えてくれたコンテンツがあります。それは、本田圭佑さんが近畿大学の卒業式で行ったスピーチ動画です。

このコンテンツから学んだことは、「環境が人生を変える」ということです。この学びが、事業立ち上げに大きく影響しています。

以下のような方は、ぜひ本記事をお読みください。

● 事業のテーマに興味がある方
● 事業内容を詳しく知りたい方
● 画一的な就活の方式に違和感を感じている方
● 「教育」「キャリア形成」といったキーワードに心が動く方
● マッチングサービスの開発に興味がある方
● 本田圭佑さんの近畿大学でのスピーチ動画を見たことがある方

一応、「お前誰やねん!」という方に向けて、以下簡単な自己紹介です。

● 1996年生まれの26歳
● 石川県金沢市出身、大学は愛知県、社会人になってから東京
● 上で紹介した本田圭佑さんの母校のサッカー部でした
● メガベンチャーからの内定を辞退して学生起業にチャレンジして挫折し、新卒で入社したWebマーケティング支援の会社で法人営業に取り組み、その後SES、東証プライム市場上場企業での自社サービス開発を経て、新規事業の立ち上げ・運営に1年間取り組んでから起業
● 1年前から個人事業主としてIT/Web系の事業に取り組み、本記事で紹介する事業立ち上げのために、今月中に法人化予定

https://twitter.com/katsuya_yone

事業内容

冒頭でもお伝えした通り、「就活生向けの逆求人(スカウト)サービス事業」づくりに取り組んでいます。サービス名は、「Beスカウト新卒」です。

「Beスカウト新卒」は、「就活生がプロフィールを登録し、プロフィールを見た企業からスカウトが届く」サービスです。就活生は「こんな自分になりたい!」という想いをプロフィールとして登録し、それを見た企業は自社の成長環境について就活生に提案し、低い採用コストで成長意欲の高い就活生を採用できます。

サービス内容を理解するために、まずは「新卒学生向けの逆求人(スカウト)サービスとは、何か」をお伝えし、その次に自社ならではの差別化ポイントを踏まえて、「誰のどんな課題を、どうやって解決するか」を整理してお伝えします。

就活生の逆求人(スカウト)サービスとは


まず「就活生の逆求人(スカウト)サービス」の一般的な定義をお伝えします。

「就活生」とは、基本的に大学3年生と4年生、また大学院1年生と2年生を指します。大学1年生や2年生、また高校生や専門学校生などを含む場合もありますが、ここではわかりやすく「大学3年生と4年生、大学院1年生と2年生」の定義とします。

そして「逆求人(スカウト)サービス」とは、就活の形式として一般的な「就活生が企業の求人を見て、興味がある求人に応募する」という形式ではなく、「企業が就活生のプロフィールを見て、興味がある就活生に対してスカウトする」という形式のサービスです。

「就活生→企業」に対してのアプローチが一般的ですが、「企業→就活生」に対しての逆方向のアプローチということで、「逆求人サービス」と呼ばれています。

就活生は当然ながら、内定獲得の可能性を上げるためにさまざまな手法を駆使して、就活を行います。多くの就活生が「リクナビ」や「マイナビ」といった、企業の求人が大量に一覧で並んでおり、興味のある企業にエントリーして選考に進むといった形式のサービスを活用しています。

逆求人サービスは、「就活生が自分のプロフィールを登録しておくだけで、サービスに登録している企業からスカウトをもらえる」といった形式のサービスです。企業目線では「ダイレクトリクルーティングのサービス(求人媒体や人材紹介会社などを経由せず、直接採用する手法)」ともいえます。

プロフィールを登録しておくだけで、企業からスカウトが届く」というのは、就活生にとって以下のようなメリットがあります。

● 自分に興味を持ってくれた企業の選考に、書類選考スキップなどの特別選考ルートで進めるため、効率的に就活できる
● 自分が今まで見ていなかった業界の企業からもスカウトが届くため、「自分でもこんな業界・企業に入って仕事できる可能性があるんだ!」と新たな気づき・発見を得られる
● プロフィールを充実させておくことで、非常に多くのスカウトを受けられる可能性があり、自分で求人を探し、ESを作成して選考にエントリーする手間を省ける
● 単純に「自分の経歴や取り組んできたことを見て、企業からスカウトが届いた!」という嬉しさを味わえる

今では、就活生の多くがこの逆求人(スカウト)サービスを活用して、就活に取り組んでいます。

自社サービスの差別化ポイント・特徴について


就活生向けの逆求人(スカウト)サービスは、すでにたくさん存在しています。代表的なものに「OfferBox」や「キミスカ」、「dodaキャンパス」、「iroots」などがあります。

つまり、決してブルーオーシャンというわけではありません。しかし、競合サービスが多い市場でありながらも、以下3つの理由で後発参入でも十分に勝てると判断しました。

この市場で、後発参入でも十分に勝てると判断した3つの理由

● 就活生は内定獲得の可能性を上げるために、複数の逆求人サービスに登録する傾向にある
● 多くの逆求人サービスで登録が必須の「ガクチカ」や「自己PR」、「目指す将来像」などの項目について、一度作成してしまえば他の逆求人サービスでも使い回せるため、就活生の登録ハードルがあまり高くない(0→1でも、登録者を集めやすい)
● サービスの搭載機能自体は競合サービスとほとんど変わらないが、少しの差別化により最近で大きな成果を出している、「ABABA」や「エシカル就活」といった成功事例がある

就活生が複数の逆求人サービスに登録すること、また登録ハードルがあまり高くないことを考えると、アプローチの仕方次第で就活生の集客は十分に可能であると考えました。また後述する差別化ポイントにより、企業側の集客も十分にできます。

また「ABABA」や「エシカル就活」といった比較的若いサービスが、資金を集めて多くの登録者・社を獲得し、多くのマッチングを実現させているといった点も大きいです。

「ABABA」は、企業の最終選考で落ちてしまった就活生が、「最終選考まで進めた」という実績を元に、多くの企業からスカウトを受け取れるサービスです。また「エシカル就活」は、社会課題の解決に積極的に取り組んでいる企業に特化して、就活生がスカウトを受け取れるサービスです。

このような最近での成功事例があることから、コンセプトやターゲットの絞り方によっては、後発参入でも十分に立ち上げやすく、爆伸びが期待できる市場領域であると考えました。

自社サービスの差別化ポイント

すでにさまざまな新卒向けの逆求人(スカウト)サービスが存在する中で、自社サービス「Beスカウト新卒」の差別化ポイントは大きく3つあります。

● 「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの元、就活生は未来軸で企業とつながれて、企業は「成長環境の提案」という軸で就活生に自社の魅力をアピールできる
→「成長意欲の高い就活生」と「成長環境の提供に自信がある企業」のマッチング
● 就活生は自分の魅力を最大限伝えるために、「就活生LP」という自己発信ツールを持ち、魅力的な自分で企業とつながれる
● 企業は初期費用、月額費用、採用の成果報酬なしでサービスを使えて、企業からのスカウトを就活生が承諾してマッチングした場合に、一件あたり最大5千円の「マッチング課金」が発生する

特に「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの元、就活生と企業のマッチングを実現するというのが一番の差別化ポイントであり、「Beスカウト新卒」の存在価値です。

後ほど「事業立ち上げの背景、想い」のパートで詳しくお伝えしますが、就活生のほとんどが顕在的、もしくは潜在的に「こんな自分になりたい!」という欲求、つまり成長欲求を持っています。

そのため、就活生が「こんな自分になりたい!」という想いを大切にして、それをサービス内で発信することにより企業からスカウトを受け取ります。

そして企業が「なりたい自分になるために、自社ではこんな成長環境が用意できます!」「自社の環境をこのように活用すれば、なりたい自分になれるのでは!」といった環境提案を行い、就活生は「この企業に入って努力すれば、なりたい自分になれるかも!」という思いで、最大限納得してポジティブな気持ちで、「なりたい自分になるための環境(会社)」に身を置けます。

このように、就活生の「こんな自分になりたい!」という想いに企業が本気で向き合い、就活生が納得して企業に入社できれば、就活生はなりたい自分になるために努力して活躍し、それによって当然ながら企業は利益を享受できます。

私はこの「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの元、就活生と企業が未来軸でマッチングするというのが、本質的な就活のあり方なのではと考えています。この理由についても、「事業立ち上げの背景、想い」のパートで詳しくお伝えします。

また就活生はどんな自分になりたいかを企業に伝えるために「就活生LP」という、自分を最大限魅力的に伝えるための自己発信ツールを活用します。

履歴書やエントリーシートなどの画一的なインターフェースのツールではなく、就活生がどんな自分になりたいかや、自己分析の結果を最大限魅力的に伝えられるインターフェースのツールを持つことで、よりワクワクした気持ちで就活に取り組めるようになります。

そして「Beスカウト新卒」は、他の逆求人(スカウト)サービスと違い、企業が利用する際に初期費用や月額費用、採用の成果報酬が発生しません。企業がスカウトを送り、就活生がスカウトを承諾して実際にマッチングしたら、一件のマッチングにつき最大5千円の費用が発生する仕組みです。

採用には、何かとお金がかかるものです。採用に十分なお金をかけられる企業であれば、例えばリクナビやマイナビなどの大手求人ナビサイトに求人広告を掲載したり、人材紹介サービスを活用したりといった手段を活用できます。

また逆求人(スカウト)サービスを活用する場合でも、初期費用として100万円程度支払ったり、月額費用30万円、サービス経由で一人採用できたら40万円といった成果報酬料を支払ったりできるでしょう。しかし新卒採用を行っている企業の中には、採用にそこまでのお金をかけられない企業が多いことも事実です。

さらに当然ながら、採用に十分なお金をかけられる企業でも、採用費を減らせるに越したことはないはずです。

「Beスカウト新卒」を活用することで、新卒採用費を抑えながら、成長意欲の高い就活生に自社がどれだけ「成長」という点で魅力的かをアピールして、効率的に採用できます。

誰の、どんな課題を、どうやって解決するか

「Beスカウト新卒」は「企業が就活生にスカウトを送り、マッチングするサービス」であるため、ターゲットは「就活生」と「企業」です。

ここでは「就活生」と「企業」ごとに、「誰の、どんな課題を、どうやって解決するか」を整理してお伝えします。

=====就活生=====

<誰の>
● 次年度卒業予定の大学3年生、大学院1年生
● 今年度卒業予定の大学4年生、大学院2年生

【ペルソナ】
大学3年生。都内の中堅私立大学の文系学部で、アルバイト経験があり、大学1年生の入学当初からサークルに所属している。就活に役立つと思い、大学2年生の時に簿記3級の資格を取り、TOEICの得点は620点。大学2年生の時からなんとなく「就活のために、社会のことを知らなきゃな」と思い、ビジネス系のネット記事や本をたまに読んでいる。大学3年生のうちにいかにインターンに参加したり、自己分析をしたりして、就活準備を行うかが就活成功の鍵だと思っている。経営者になんとなく憧れがあるけど、自分がなれるとは正直思っていない。本選考が始まってからは、大手企業からベンチャー企業まで幅広く選考を受けるつもり。志望業界は「IT・広告・人材・コンサル」あたり。仕事で活躍して、充実した社会人生活を送りたい。出世欲はある

<どんな課題・ニーズを>
● 最終的に「ここに入りたい!」と思える企業から内定を獲得して、納得して就活を終えられるか不安
● アルバイトしかやったことがないので、正直企業に入って働くイメージが湧かない
● 就活なんて、つまらない。志望動機を無理やり相手の企業に合わせて、大して入りたくもない企業に志望度が高いと嘘をついて就活するのが気持ち悪いと思っている
● 就活の攻略論的な情報にうんざりしている
● なんとなく「なりたい将来像」のようなものはあるが、若干諦めかけている。「どうせ自分には無理」と思っている

<どうやって解決するか>
● 「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの「Beスカウト新卒」でプロフィール登録して、企業からスカウトを受け取り選考に参加する中で、「どんな自分になりたいか」を本音で自己開示して、企業からそれを実現できる環境提案を受けることで、「納得内定」を獲得できる
● 「Beスカウト新卒」経由で出会った企業は、「なりたい自分になるための環境選び」を支援するために、企業に入ってから働くイメージが湧くよう、業界や仕事のことを丁寧に説明してくれて、何でも気軽にわからないことを質問できるため、企業に入って働くイメージがある程度湧くようになる
● プロフィール登録をする時点では、ある特定の企業への選考参加に特化した情報入力は行わないため、志望動機を無理やり相手の企業に合わせるといったことを行う必要がない
● 巷に溢れている就活の攻略論的な情報は一切無視して、「どんな自分になりたいか」を本音ベースで伝えて、「なりたい自分になるための環境」として適しているかを考えることに集中できる
● さまざまな企業との出会いを通じて、「なりたい自分になるために、どの環境が適切か」を考える機会が何度もあるため、未来の自分にワクワクしながら、ポジティブな気持ちで就活の選考に臨めるようになる

就活生が得られる最大の価値は、「納得内定の獲得」と「成長」です。納得内定とは、その名の通り「自分自身が入りたいと納得できた企業から内定を獲得すること」です。「Beスカウト新卒」を通じて企業と出会い、「なりたい自分になるための環境選び」という未来軸でさまざまな人と話をする中で、納得内定獲得の可能性を上げられます。

またさまざまな企業・人との出会いを通じて、どんな自分になりたいかを見つけられたり、なりたい自分になるためにどんな環境に所属するべきかを考える機会をたくさん得られるため、就活を通じて大きく成長できます。

=====企業=====

<誰の(どの企業の)>
● 採用力が弱く、採用に十分なお金をかけられない中小・ベンチャー企業
● 多くの就活生と接触し、低い採用単価で複数名の採用を成功させたい企業
● 成長環境の提供に自信がある企業
● リクナビやマイナビなどに求人広告を出すのは難しく、人材紹介サービスを活用する余裕もない。しかしWantedlyやSNSのアカウントを自社で運用して、ダイレクトリクルーティングを成功させられる自信がないし、ノウハウもリソースもないという企業

【ペルソナ】
従業員数200名の、クラウドサービスを提供しているIT企業。5年前から新卒採用を始めて、毎年6名程度採用している。リクナビやマイナビに求人広告を出すと費用が高いのと、求人広告だけで自社の魅力を伝えるのが難しく、応募が集まらないと思っている。今まで人材紹介サービスを活用していたが、採用単価がそれなりに高くなるため、採用コストを抑えて、多くの就活生と接触したい。良い商品・サービスを扱っており、成長環境の提供にも自信があるため、成長意欲が高い就活生と1on1で話す機会を作れれば、高い確率で自社に興味を持ってもらえて、採用に結びつけられる自信がある

<どんな課題・ニーズを>
● 求人広告を出すにしても人材紹介サービスを活用するにしても、採用単価が高くなってしまう。もう少し低い単価で採用できないか
● 逆求人(スカウト)サービスはどれも、それなりに費用がかかる。もっと低い単価で採用がしたい
● 多くの就活生と接触して、自社の魅力を1on1で伝える機会をたくさん作りたい

<どうやって解決するか>
● 初期費用、月額費用、採用の成果報酬なしで、就活生との1on1の機会を最大5千円で作れる
● 「Beスカウト新卒」のコンセプトが「なりたい自分になるための環境選び」であるため、就活生が「どんな自分になりたいか」を聞き、そのうえで「自社がどんな成長環境を提供できるか」「自社の環境をどのように活用すれば、なりたい自分に近づけそうか」を伝えられるため、「成長」という軸で自社の魅力をアピールでき、成長意欲の高い就活生に興味を持ってもらえる

「成長環境の提供に自信のある企業」が、最大5千円という低単価だからこそ多くの就活生と1on1の機会を作れて、成長意欲の高い就活生に「成長」という軸で自社の魅力をアピールできます。

それにより、低単価で自社にマッチした優秀な人材を採用できるというのが「Beスカウト新卒」が企業に提供する価値です。

事業立ち上げの背景、想い

私は小さい時から、負けず嫌いで、常に何か目標を持って努力してきた人間です。これは私が唯一といっていいほど、自信を持っていえることです。

例えば小学生の時には、「プロサッカー選手になりたい!」と本気で思っていました。そのためにはサッカーをする環境が重要だと思い、中学に上がるタイミングで地元で一番のサッカー強豪校に入りました。

大学生の時には、「経営者になって、日本中、世界中の人から知られる人になりたい!影響力のある人になりたい!」と思いました。この想いは今も変わっていません。

多くの人が持っているような、「大金持ちになりたい!」とか「有名になりたい!」とか「影響力のある人になりたい!」とか、そういう想いを私も小さい時からずっと持ち続けています。

小学生の時にプロサッカー選手になりたいと思ったのも、大学生の時に経営者になりたいと思ったのも、共通しているのは「ビッグになりたい!」という想いです。理由は、単純に「かっこいいから」です。

就活の時も、社会人になってからも、「なぜ自分は当時プロサッカー選手になりたかったのか。経営者になりたいのか」と、自分で納得するためにもひたすら深く考えていましたが、結論「かっこいいから」以上でも以下でもありません。ただそれだけです。

これまでの人生でたくさん辛いことや苦しいことがあったし、今も目の前に常に大きな壁があるような状況ですが、一度も、一瞬も、この「ビッグになりたい!」という想いがブレたことはありません。

まあ、いきなり自分語りをしてしまいましたが。。。

実はこの「自分は常に、なりたい自分になるために努力してきた」というのが、就活生向けの逆求人(スカウト)サービス「Beスカウト新卒」の立ち上げに大きく関わっています。

やはり事業を立ち上げるからには、自分自身が熱狂できるものでないといけないと思っています。そうでないと、サービスを拡大していけないと思っているからです。

そしてこの「Beスカウト新卒」は、私が心の底から熱狂できると確信を持ち、覚悟を持てたサービスです。

赤い炎よりも青い炎のほうが熱いらしいよ!

就活生の「なりたい自分になるための環境選び」を支援するこのサービスは、「こんな自分になりたい!」という想いを小さい時から常に持ち続けている私だからこそ、「こんな自分になりたい!」という想いを、顕在的にでも潜在的にでも持っている就活生に対して本気で寄り添い、最高の価値提供を行うために最大限努力できると思っています。

「こんな自分になりたい!」という想いを持っているということは、つまり「成長したい!」と思っているということです。そして「成長意欲の高い学生」と「成長環境の提供に自信のある企業」のマッチングを、スカウトサービスという形式で実現する「Beスカウト新卒」を立ち上げることで、就活生の「こんな自分になりたい」という想いを具現化できる可能性を上げられます。

本来、就活というのは「最高にワクワクするイベント」であると考えています。自己分析を通じて自分の過去を深堀り、過去の自分がどんな人間だったか、そして今の自分がどんな人間であるかを言語化して、それを元に「こんな自分になりたい!」という将来像を描き、その将来像を実現するために適した環境(会社)選びを行うのが、就活です。

実際私自身、このような考え方で就活に取り組んでいたので、インターンも選考も、就活を通じて出会うさまざまな人との話も、最高に楽しかったです。常にワクワクしていました。

人によっては就活を最高の成長機会であり、なりたい自分になるためのイベントだと捉え、ワクワクした気持ちで取り組んでいる人もいるでしょうが、もちろんそんな人ばかりではありません。「就活なんてつまらない」「画一的な就活の方式に違和感を感じる」「応募先の企業に合わせて、面接で嘘の受け答えをしているのがつまらない。気持ち悪い」と感じている人が大半ではないでしょうか。

でも就活ってどう考えても、最高に成長できる機会だし、なりたい自分とはどんな自分かをワクワクしながら考えたり、なりたい自分になるための環境選びを膨大な数の選択肢から選べる、最高にワクワクするイベントだと思うんです。

こんなに好きにいろんな会社の内部のことを深く知れて、経営者と気軽に出会えて、いろんな社会人と繋がる機会があって、会社の人が自社の魅力を本気で語ってくれて、いろんな成長につながるセミナー・イベントに参加できて、面白い人にたくさん出会える機会があるって、本当に学生特権だなって思うんです。異常だなって思うんです。

どう考えても重要なファーストキャリア選びを、「なりたい自分になるための環境選び」と捉えて、自己分析やさまざまな人との出会いにより、「どんな自分になりたいか」を本気で考えて、それを発信する。

そして企業から「なりたい自分になるために、自社がどのように適していて、また自社の環境をどのように有効活用すれば良さそうか」という話をさまざまな企業からたくさん聞くことで、将来悔いが残ることなく、自分にとって最適なファーストキャリア選びができるはずです。それを実現するのが、「Beスカウト新卒」です。

しかし実際のところ、「Beスカウト新卒」はどの会社に入社するかを決めるという意味での「環境選び」の支援を行うサービスですが、「なりたい自分になるための支援」としては、環境選び以外にもさまざまなものがあるはずです。

例えば就活生向けの就活の攻略論的なノウハウを提供するのも「なりたい自分になるための支援」といえますし、就活生向けに「プログラミングやビジネス・マーケティングについて学べる講座を作り、提供する」というのも、当然ながら「なりたい自分になるための支援」です。

その中で私が逆求人(スカウト)サービスを通じて「環境選び」の支援を行う理由は、「なりたい自分になるために、どの環境に所属するかが一番大事」だと思っているからです。

自分自身の経験からもそう思いますが、本田圭佑さんの近畿大学での卒業スピーチ動画を見て、この思いが確信に変わりました。

本田圭佑さんは動画の中で、学生に対して以下の言葉をかけています。

夢をかなえるために僕が一番大事にしていることをお伝えします。ものすごく簡単なことですが意外にやらないことです。「環境にこだわれ」ということです。例えば世界一のサッカー選手になりたいとなったときは、サッカーのレベルが上がる環境に身を置くことがいわゆるベストな訳です。

目標が決まり夢を持てば、そのために必要なことって皆さん分かってるんですけど、成果が出せない人とか夢を叶えられない人の多くは、その環境にこだわっていない。環境にこだわらない状況で、めちゃくちゃ頑張ってるんです。ありません?そういう経験、僕もあります。環境のこだわりが甘いんです。その状態はもっと伸びる場所をもっとその才能がいかされる場所があるはずで、夢に近づくスピードをもっと加速させる場所があるはずなんです。

誰と会う、毎日何を見る、五感が最高の習慣を作ってくれるはず。だからサッカーでいうと、全く環境でない場所で、自分なりにどんだけ一生懸命練習しているつもりでも、全国大会に行ったら化け物達がいっぱいいた、なんてことが皆さんの経験にもあると思いますが、まさにそれが僕が言ってる「環境にこだわる」ということです。

一方で環境を身につけて、良い習慣ができたら、まわりから「凄いですよね、それどうやってるんですか?」って言われても「えっ、当たり前のことなんやけど」ということがよくあります。ブラジルで生まれて、サッカー上手くて、ブラジル代表になって。このパターンはそれです。

夢に近づくスピードをもっと加速させる場所があるはず」というこの言葉を受けて、それまでにも「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの元、逆求人(スカウト)サービスを立ち上げる構想はありましたが、「よし!やってみよう!」と覚悟を持てるようになりました。

私が「Beスカウト新卒」を通じて就活生に提供する価値は、「なりたい自分になるための環境選びの支援」であり、これはまさに「夢に近づくスピードをもっと加速させる場所選びの支援」であるといえます。

「なりたい自分になるための環境選び」というコンセプトの元、就活生がどんな自分になりたいかを発信し、企業から成長環境の提案を受けられる「Beスカウト新卒」が普及すれば、就活はもっとワクワクしたものになるし、夢や目的・目標を実現するために、ポジティブな気持ちで努力し続けられる人が間違いなく増えます。

「夢に近づくスピードをもっと加速させる場所選びの支援」を行う「Beスカウト新卒」を、私は就活生の時の自分が心の底から欲しいと思えるサービスにします。

今後の展望、実現したいこと(ビジョン)

ビジョンは、「なりたい自分になれる人を増やすことで、人生における幸福感を感じられる人で溢れる社会にする」です。このビジョンについて、詳しくお伝えします。

改めて、これから立ち上げる「Beスカウト新卒」は、「なりたい自分になるための環境選び」の支援を行うサービスです。

就活生が「こんな自分になりたい!」という想いを伝えて、企業が「なりたい自分になるを実現するための環境提案」を行うことで、就活生は心の底から納得して「なりたい自分になるための環境(会社)選び」ができます。

ファーストキャリアの選択は、どう考えても重要です。その後のキャリアにおいて、考え方や価値観に大きく影響するのはもちろん、なりたい自分になれるかどうかにも当然ながら大きく影響します。

「Beスカウト新卒」のサービスは構想段階であり、まだ開発にも着手していない状況です。今後、構想をブラッシュアップさせながらWebアプリを開発してリリースし、多くの企業、そして就活生に活用していただけるよう、提供価値を磨いていきます。

ベンチャー企業から大手企業まで、成長環境の提供に自信がある多くの企業に活用してもらい、就活生が登録したら多くのスカウトを受け取れる状態を作ります。成長意欲の高い学生が「こんな自分になりたい!」という情報を登録しておくだけで、成長環境の提供に自信がある企業からスカウトを受け取れます。

企業は成長意欲の高い学生と、一件あたりのマッチング最大5千円といった非常にリーズナブルな価格で繋がれます。

就活生は様々な企業との出会いを通じて、なりたい自分になるための環境(会社)選びができるようになります。

このように「なりたい自分になるための支援」として、「Beスカウト新卒」が初期においてカバーするのは「環境選び」の部分だけです。

しかし実際のところ、なりたい自分になるために必要なのは環境選びの支援だけではなく、経営者や内定者、さまざまな社会人、就活生同士のつながりなどの「人との出会いの機会づくり」や、学習コンテンツの提供、またインプットしたことを効率的にアウトプットする機会の提供など、さまざまなものが考えられます。

そのため、「Beスカウト新卒」で環境選びの支援の仕組みを作った後は、なりたい自分になるを支援するためにさまざまな価値を提供していきます。

また「こんな自分になりたい!」という想いを持っているのは就活生だけではないため、社会人の中途採用を支援する「Beスカウト転職」や、職種別に「Beスカウト営業」「Beスカウトエンジニア」などといったように横展開をするのも良いと考えています。

提供するサービスを通じて「こんな自分になりたい!」と思った自分になれたり、以前できなかったことができるようになる、つまり「成長」できたり、どんな自分になりたいかが明確になったことでワクワクしながら毎日を送れるようになったりすれば、きっとより幸福感を感じられる人が増えます。

なりたい自分になれる人を増やすことで、人生における幸福感を感じられる人で溢れる社会にする」というビジョンの実現に向けて、「Beスカウト新卒」を皮切りに、「なりたい自分になるための支援」を質高くさまざまな手段を駆使して行っていきます。

今後の行動計画

まだ「Beスカウト新卒」のサービスは、構想段階に過ぎません。今後は以下のような流れで事業づくりを進めていく予定です。

● UI/UXづくり(5月下旬まで)
● マッチングサービス(MVP)の開発(6月上旬まで)
● 就活生の集客
● 企業の集客
● 就活生と企業のマッチングを実現させ、マネタイズ

初のマネタイズを6月中に実現し、来年2024年の2月までに月間2,000件以上のマッチングが発生するよう、営業・マーケティング活動に取り組みます。

実際、2024年3月に卒業予定の「24卒(大学4年生)」と呼ばれる学生は、就活がもう終盤に入っています。

しかしまだまだ入社先に悩んでいる学生は多いため、24卒の学生に対して本選考のマッチングを行いつつ、2025年3月に卒業予定の「25卒(大学3年生)」に対してはしばらく早期接触やインターン紹介目的でのマッチングを行い、25卒の就活が本格的に始まる2024年の1月、2月あたりに照準を合わせて集客していくといった算段です。

後は並行して、さまざまな人に事業プランをアウトプットしながらブラッシュアップしていき、常にターゲットに対しての最大価値の創出に向けて尽力します。

最後に

この記事の導入文を書き始めた時は「だいたい5時間ぐらいで書き終わるかな」と思っていましたが、気づいたら2日間かけて14時間ぐらいかかりました。(note記事書くのムズイ)

本当にこれからという感じですが、まずは事業プランをさまざまな人にアウトプットしてブラッシュアップしながら、マッチングサービスを開発してマネタイズを実現するところまで走り抜いてみます。

「Beスカウト新卒」のサービスを通じて、一人でも多くの就活生の納得内定獲得と、企業の自社にマッチした成長意欲の高い人材の採用を支援するために、いろんな人の力を借りながら進めていきます!

ということで、、、。。。

まあ頑張って書いたので、note記事へのいいねぐらいはしていただいてもいいんじゃないかなって、思ったりするわけですね。はい。。。。。

あ、あと、Twitterやってるのでよかったらフォローしてください!

https://twitter.com/katsuya_yone

以下のような方からのDMをお待ちしてます!

● 事業プランの壁打ち、手伝ってあげてもいいよ!
● 自分が就活生(もしくは企業の人事)だから、ユーザーインタビュー手伝ってあげてもいいよ!
● やろうとしていることに興味あるから、1on1でもしましょうよ!

ぜひお気軽によろしくどうぞ!

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