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「最高の環境」について、考える(第2回)
こんにちは!
「文系・非エンジニアのためのPython大学 | Python-biz」を運営している米(よね)と申します。
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起業家/エンジニアの25歳で、「文系・非エンジニアの方がPythonを学び、生産性を爆増させ、人生が変わるきっかけを作る」をコンセプトに、教育機関の設立・事業構築に取り組んでいます。
前回に引き続き、成果を出すための「最高の環境」について考えていきます。
思考のアウトプットとして、時間がかかる編集や構成などにはそこまで気を配らず、自由気ままに発信します。
「挫折せずモチベーション高く、継続して取り組む」ということを実現するための環境構築ができれば、今後取り組んでいくPython教育のみならず、あらゆる分野で転用可能だと考えている。
現在、Pythonの学習教材の作成を行なっているが、教材の作成に取り組む中で、「いかに継続して本気で学習に取り組める学習環境を構築するか」のほうが、教材の質よりも重要であると考えるようになった。
Pythonの教材については、世の中にありとあらゆる書籍が存在するため、実際のところ自分の目的を達成するために適した書籍を購入し、どのような順番でどのようなことに意識して学習に取り組めば、目的を達成できるか。
つまり、ビジネス現場で活用できるようになるか。
ここさえ補助してあげれば、オリジナルコンテンツでなくとも、既に世の中に提供されているプロダクトを活用して、Pythonをビジネス活用するためのスキル習得が実現できると考えている。
インターネットの普及により、世の中には大量に情報が出回るようになった。
分からないことがあれば、ネットで調べて解決がしやすい世の中になったと感じている。
しかし、ある分野について新しく学習を始めた人は、結局どの情報が正しいものなのか分からず、会社が商品・サービスを売るための都合の良い情報に惑わされたり、アフィリエイターが自分の都合で高単価の商品を売りたいために一部真実を捻じ曲げたアフィリエイトサイトに惑わされたりする。
そうなると、結局自分にとって最適な情報がどれなのか分からず、誤った選択を取ってしまい、損をすることになるかもしれない。
昨日、歯の痛みについて相談がしたくて歯医者を探した。
引っ越したばかりで、自分にとって適した歯医者を立地や口コミ、オススメサイトなどから探したが、ネットで検索して出てきた情報は、どれも一部真実を捻じ曲げて、都合の良い情報が載っているように感じた。
「〇〇駅周辺のオススメの歯医者〇選」といったようなタイトルの記事がいくつも存在したが、「もしかしたら歯医者からお金をもらって書いている広告記事なのではないか?」「ステマなのではないか?」と色々な憶測を勝手にしてしまい、結局立地を一番に考えて徒歩5分ぐらいのところにある歯医者に決めた。
文系・非エンジニアの方が「プログラミングを学ぼう!」と思った時にも、同じようなことが発生しているように感じる。
ネットで調べても、結局どれが自分にとって正しい情報なのか分からない。
正解はないけれど、「そういった目的で学習を行うのであれば、こういった方法がオススメですよ!」ということを、一通り学習経験・実務での活用経験のある人が紹介する。
こういった学習に対してのディレクションを行うことは、プログラミングを教える教育機関にとって重要なことであると考える。
そしてそのディレクションについて、自分一人の主観で考えるのではなく、既に成果を出した人が発信している情報などを参考に、客観的に見て正しいと感じられる情報も組み合わせて、ディレクションを行う必要があると感じる。
自分がオリジナルコンテンツを作成して、そのオリジナルコンテンツを用いた学習の案内をするだけだと、自分が提供できる知識・スキルのみを伝えることになり、どうしても価値提供の幅が狭くなる。
既存のコンテンツでカバーできていない部分については、オリジナルコンテンツを作成してカバーする。
既存コンテンツで足りている部分については、「このコンテンツがオススメですよ!」と紹介して、そのコンテンツを活用した最適な学習方法を案内する。
そうすれば、自分のリソースを投下して提供できる価値を超えた、さらに高い価値を提供できるのではないか。
「自分のオリジナルコンテンツだけで価値を提供しよう!」と考えるのは「サービス提供者側の目線」であるが、「ユーザー目線」で、ユーザーにとっての価値とは何かを考えると、既存コンテンツも組み合わせて学習の案内をしたほうが良いと感じます。
つまり、既にクオリティの高いコンテンツが世の中にたくさん出回っているため、それらを組み合わせて活用すれば、「学習教材の質」については担保できることになる。
世の中には既に良いコンテンツが溢れている。
ビジネス活用のためにPythonを習得しようと考えた時に、自分にとって適した学習方法は何かをしっかり自分の頭で考えて、継続的に学習できる人であれば、習得はそこまで難しいことではない。
しかし、様々な事情で、モチベーション高く継続して学習を行うことが難しい状況にあったり、プログラミングという分野についての知識が全くなく、いくら自分の頭で考えても適した学習の方法が分からない、そもそも調べ方が分からないという方も数多くいるだろう。
そういった方へのサポートを行うために、Pythonの教育機関として価値提供を行っていくのが良いのではないか。
改めて、Pythonをビジネス現場で活用するためのスキルを確実に習得するために、「学習教材の質」と、挫折せずモチベーション高く、継続して取り組むための「学習環境の構築」が重要であると考えている。
「学習教材の質」という点については、既存コンテンツではカバーできていないと感じる部分をオリジナルコンテンツでカバーし、既存コンテンツで事足りるという感じる部分については、既存コンテンツを活用する。
「学習教材の質」よりも、「学習環境の構築」のほうが重要である。
そして、この「学習環境の構築」についてだが、「挫折せずモチベーション高く、継続して取り組む」ということを実現するための環境についてもう少し具体的に考えていく必要がある。
考えるべき項目について、以下列挙する。
●何のツールを使って、学習環境を構築するか
●Pythonの学習・活用補助のためのカウンセリングを実施する場合、どれぐらいの頻度で、どのような進め方で行うか
●環境(コミュニティ)を盛り上げるために、参加者にどのようなアクションを起こしていただくよう促すか
●コミュニティ運営を円滑に行い、参加者が享受する価値を最大化するために、コミュニティのルールをどうするか
●参加者同士のコミュニケーションの機会を、いかにして作るか
●参加者が能動的にコミュニティに参加するための仕掛けをどうするか
●Python学習に対してのモチベーションを上げるための仕掛けをどうするか
●作成した学習プランを確実に遂行するために、どのようにして進捗管理を行うか
●参加者が増えれば増えるほど、参加者が享受する価値を高めるための仕組み作りを、どうするか
●サポートしてくれる人を、どうやって集めるか。また、そのサポートしてくれる人は、どんなスキルを持った人が望ましいか
●既存コンテンツがカバーできていない部分は、どこか。それを、カバーするためのオリジナルコンテンツを、どのような形式で作成するか
他にも考えるべき項目は多岐にわたるが、環境(コミュニティ)に参加した人が、「Pythonを学び、生産性を爆増させ、人生が変わるきっかけを作る」を実現するために、どのような「学習環境の構築」を実現するのが望ましいかを、引き続き、次の記事でも考えていく。
世の中に大量に溢れている良質なコンテンツを、いかに整理して、個々人にとって最適な形で提供するか。
そして、挫折せずモチベーション高く、継続して取り組むための環境(コミュニティ)を、いかにして構築して提供するか。
このあたりについて、実際にコミュニティを運営しながら日々試行錯誤して考えて、より良い学習環境の構築を実現する。
環境の参加者が120%満足して、感動する環境(コミュニティ)を実現することができれば、これをPython以外の様々な分野にも広げていき、より多くの方の人生がより良くなることを実現できるだろう。
以上、「最適な環境」についての私の思考のアウトプットでした。
次回の記事からも、時間がかかる編集や構成などにはそこまで気を配らず、自由気ままに発信していきますので、是非少しでも興味がある方は、フォローして、読んでいただけると大変嬉しいです!
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