阿賀北ノベルジャム2022参戦記#16「執筆」
執筆なう
阿賀北ノベルジャム2022、37日目。
各チームそれぞれ初稿を順調に書いてる感じ。
いつものように観戦ガイドスプレッドシート。
プロット発表もつつがなく終わっております。ううう、でもあんまり薄いコメントしかもらえないと精神的にヤバくなることを発見しちゃったよ。学生さんだからしかたないとは思うけど、そのぶん学生さんが話しやすいように一人にしないように補助しないのはなんで、とも思う。そういうのをやってもらってこそ、ああ、コメントってこうなんだな、って気づき、学びがあると思うの。ただ顔出してお手伝いすれば単位もらえる、って、それただのバイトだから…。学習効果もうちょっと考えませんか、と余計なことを。
各チーム概況
今のところいぬねこ出版・日比野心労さんの『県北戦士アガキタイオン』が15000字ほどまで行ってる感じ。5000字ラインを超えた。5000字超えると阿賀北だと一応最低字数制限クリアなんですよ。
ほかに菖蒲舎・朔さんの『花の旅』3600字ぐらい書いたっぽい。あと1400字。ここのすごいとこはやっぱりナミノフで、遅筆で書きあぐねてる著者でも書いたのを極力無駄にしないで作品にするのね。ナミノフの編集力は決して侮れない。
他の著者の動きが見えないけど、それぞれに書いているんだと思う。うん、そう信じたいけどね…。私が編集なら進んでなくても良いから進捗教えて!って言いたくなる時機ではある。それをグッと堪えて書き手が書くのを待つのも編集の仕事だけどね。
で、私ですが。というか私の話をするしかないのよ。だって他の著者さんの邪魔できないから。ほんとはここで軽くインタビューとかしたいとこあるんだけどね、みんなそんな余裕なさそうだもん。ちょい寂しいのう。
弊社概況
というわけで弊社の作品、雪水米宗『走れ雪水米宗!』でございます。
これがですよ。45000字書いて楽勝で初稿仕上がったと思ったの。うん。
全然ダメダメだったことに気づいちゃった。ひいいいい。だって全然動いてないんだもの。ただ話して終わっちゃってる。こんなのダメ-!!
と思いつつ詰めてったら50000字超えた。
で、やったのが。
1万字加筆しよう。
ほんとは審査員さん読むのしんどいから50000字で納めようと思ったんだけど、どうも薄口で楽しくないので60000字にします。うん。転進は皇軍以来の伝統なのです。
主な改造点。
・中盤のチャンバラシーンを後半に持って行く。
・そのために作品のロジックをもう一度見直し。
・作品のバックで動いている事件を強化。
・それで穴の開いた中盤にもチャンバラシーン作成。
・それで話が通じるように調整。
・読解時間調整のために捨てシーン追加。
とこんなことをして、その通り1万字使いました。59240字。あと800字しか余裕はなくなった。でもチャンバラシーンがいろいろできて満足。
というか電車作る話になんでチャンバラなの、って?
そういう話なんですよ。ホントに。
というわけで、そのチャンバラシーンの主役は、
そう、井上晴海さんなんですよ。戦う新発田駅員。また出てきた。
ほんとはJRの和田里常務も図に書きたいけど、基本的に絵が下手なんですよね私。もうなあ…。どうにもならず。
なんともならんものであります。
というわけで意味なく新発田駅の図を投下してみる。これ、挿絵に使おうと思ってます。どういう本になるのかサッパリわからんだろうけど。
雪水米宗、お酒の名前でもあるんですけど、列車の名前でもあるんですよ。というわけで車両設定もこんな感じに整えました。
で、実際にNゲージ模型として作ることも計画してます。これで模型を走らせることのできるジオラマのあるレンタルスペース、レンタルレイアウトを行脚しようかと!!
走行音鳴らす機械も買っちゃった!!ひゃー!!ちょっと高かったぞ!!
そして。
こんなメールが届いた。
はい、コミケ101(冬コミ)当選しました。
土曜日 東地区“R”ブロック-51b です。
というわけで、早速号外を作成。
やったあ、今日は提灯行列だ!!
んなわけあるかー! いろいろと年末に向けて忙しくなってヤバいぞ!!
というわけで混乱のなか、初稿完成に向けて更に進むのです。