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2024年JAMコンベンションに自由環状線として参戦しました(1)

今年も参戦しました。2024年第23回JAM国際鉄道模型コンベンション、通称JAMコン。
日本最大級の鉄道模型イベントであり、年に一度の模型テツの奇祭であります。

弊社「自由環状線(北急・鈴鉄)」は東1ホールFM12に出展しました。
これはその出展レポになります。

前回の参戦レポはこちら。

はじまり

はじまりは2023年のJAMコン終了に遡ります。
いつも負担も大きくそれなりにしんどいJAMコンでしたが、この年はなぜか来年もやりたいねと思ったのが早かった記憶があります。

ただ、だんだん労力的にも金銭的にも負担も大きくなり、抜本的な規模縮小も考えました。

幻の要塞鉄道レイアウト計画

それで検討したのが要塞鉄道レイアウト計画です。

作りかけの巨大ストラクチャー・現代高射砲塔に司令塔などをつけ、その足下にTNOSで自動運転する要塞鉄道を配置する小レイアウト計画です。

コンセプトは「オトナの玩具よくばりセット!」でした。ミリタリーに建築、自動運転鉄道にガンプラに最終的には航空機や自動車も盛り込んで、その上で胸躍る冒険活劇を演出しよう!というものでした。

これなら輸送も設営もラクだし、その上で楽しいのではないか、と。

時代は今から少し先の未来。
イージスアショア計画が風雲急を告げる国際情勢のなか復活。
日本海岸某所にイージスシステムを使った要塞島が建設された。
しかしそれが突如日本政府に対して独立を宣言。
だが日本政府はなぜか対応に苦慮し鎮圧が出来ない。
時間だけが空費されるなか、とある少女が装甲列車が随伴した列車でその要塞に移送され、要塞北側の通信塔の部屋に幽閉される。
それにもなぜかなすすべのない日本政府。
そこにとある少年が立ちあがる。
少年は鉄道橋だけで陸からつながるその難攻不落の要塞島に侵入を企てる。
日本政府がおびえる要塞島のヒミツとは?
要塞島を統べる反乱軍の陸将の真意とは?
そして少年は少女を救い出すことができるのか!!
今、誰もがひそかに見たかった令和の大冒険活劇が模型で始まる!

謎の要塞鉄道物語・予告

はい、頭沸いてますね。でもこういうの、私は見たいんです。こういう80年代っぽい冒険活劇アニメ。「ラピュタ」とか「カリオストロの城」とか「ナディア」みたいな。そういうのを作りたかった。

でも私はあいにくアニメや映画は作れないので、模型でやってみようと。


司令塔はイージス護衛艦のペーパークラフトの縮尺をあわせて作成。
レイバー置いてますがこれは単に参考。1/144のガンダムの格納庫を別に用意しています。

飛行甲板みたいな発着場を作り、その内側にTNOSで自動運転する小さなNゲージの周回線を作ります。


こんな活劇がやりたいなと言うイメージ。一定年齢層の男の子なら大好きなはずです。

カリオストロの時はオートジャイロだったけどこっちはF-35Bにしてみます。これをどうやって使うか。知恵を絞る主人公の少年の冒険の姿を想像してすでに楽しい。


空母みたいな意匠がまた楽しい。


 TNOSのNDユニットは高射砲塔の中に装備。線路レイアウトは単純だけど自動運転の動きでカバー。


線路を普通の線路からより華奢なモノに変更。


 鉄塔を建ててみました。


 そして職場のお祭りで制作中ですが展示。


これが初披露でした。


そのあと配管類も拡充。ますますヒーロー活劇の舞台らしくなっていきます。


整備用車両も充実。


ですが問題発生。
高射砲を開店させるためのギアを3Dプリンタで作ろうとしたら、整形失敗多発。

職場のお祭りでもその前の歳に比べてややわかりにくかったのか、集客としていまいちな感じ。
完成させればまた違うだろうけど…。

そして3Dプリントで別のものも作りたくなって、この要塞レイアウト計画は保留となりました。再開はいつでも出来るけど、ちょっと仕掛品のままになりました。2023年11月のことです。

そのあと少しいろいろ作りますが、いずれもイマイチでした。

E129系シースルー化改造

新潟に行ったときに乗ったE129系を運転台シースルー化しました。しかし普通の人にはよくわかんないよね…。

こんな感じで少し迷走しながら12月を迎えます。
12月に2024年に向けてのチーム合宿があります。そこでようやく一つ指導するのですが、それは次項で。

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