作ることや仕事について思うこと
小さな頃からなぜか自給自足をしたいと思っていた。周りに畑があったりしたせいもあるかもしれないけれど、馴染みが深い。いずれ大きな土地を買い作物を育てながらなどと思っていた。
そんなこんなで時がたち、現実はそうはなっていかなかったけど、そんな折に3.11が起きた。混乱する世の中。そうだ、手に入りにくいなら自分で作ってみよう。久しぶりにそんな気持ちになって、用具を揃え、本を読み野菜作りにいそしんだ。有機野菜を作れたらいいねーなんて気軽にスタートしてみた。
そうして思い至ったこと。農家の皆様、心より感謝いたします。ということ。
個人で楽しみで作るのは簡単だし、どんな出来のものでもいただけるのだけど、商いとなると大変さよ。こちらは素人、あちらはプロ。大変さは違うし、お仕事として選んでいるのだけれど、この手間!この値段は妥当、または安いくらい。
そんなことを感じるようになってから、さまざまな職業に目が行くようになり、この生活は本当に当たり前ではなくたくさんの人の手によって支えられていると感じる。ただただ感謝の気持ち。
そしてまた振り返ってみると、自分を含めて全ての人の仕事は他の人から見たら尊敬と感謝でしかないわけで。出来ることは人それぞれで、どんな分野においても同じことは出来なくて、だからこそとても尊い。
私もちっぽけだけど、誰かの心に届くように生きていたいな〜なんて思う次第。
夏至がらみのお話にするつもりがこんな感じなってしまいました。ありがとうがざいます😊