個人的な2024 springシーズンの総括
ご無沙汰してます。
今はOrcaZ(オルカ)ってチームに所属してます、感情爆発おじさんよねです。
今回、HADO 2024 SPRING CUP に出場でき、一定の結果を得ることができました。
今回のグランドスラム出場は、個人的に今まで以上の想いを持って出場したこともあったので、残しておこうかなと思います。
一部、これから大会で結果を残したい人にも刺さることがあるかもしれないので、読んでくれると嬉しいです。
今シーズンの挑戦
今シーズン、私は下の挑戦をしてきました。
試合で活躍するためのチーム移籍
アタッカー転身
現環境では稀少なチームスタイルの開拓
以降、きっかけから書いていきます。
根底にあった想い
自分は今まで、声の大きさと試合全体を俯瞰して観る力を買われ、リザーブメンバーを主として、また試合に出る時はタンクとして、多くのチームに所属してきました。
所属した全てのチームで、グランドスラム制覇や、時にはそれ以上にかけがえのない経験をすることができました。
特に昨年まで所属したHIBANAでは、試合に出場したメンバーの努力の成果で、日本チームが1チームしか参加できなくなった初めてのワールドカップに出場し、そのまま世界制覇をすることができました。
まずは、今まで所属してきたチーム、SK/あひる組、ラレップ.ch、HIBANAの皆様に深く御礼をさせてください。
こんなコートの端っこに鎮座しているデカブツを快く受け入れてくれて、そして様々な代え難い経験をさせてくれて、本当にありがとうございました。
一方、ここまでのHADOに関わる中で、どうしても気になっていることが2つありました。
それは
もっと試合に出たい!!!
願わくばアタッカーとして出たい!!!
です。
実は以前よりアタッカーをやりたいという想いは持ち続けており、何なら個人的にはタンクよりアタッカーの方が向いていると思っていました。
それでも、実力が足りなかったり、チームの編成的な話だったりが影響し、リザーブやタンクをすることが多かった、という経緯がありました。
想いが爆発したきっかけ
その想いが沸々と湧いてきた中で、ワールドカップで海外チームから伝えられた一言が、その感情を爆発させました。
You are No.1 HADO COACH.
その場にいた自分は選手として見られていなかったのです。
一応ちゃんと試合に出ていたんですがね。
少しだけですが。
その夜、ワールドカップ優勝の喜びと、結局俺はHIBANAで選手として見られなかったんだなという落胆が同時に襲ってきたのを今でも思い出します。
確かに自分はワールドカップに出て成果を残す力はなかった。
だからHIBANAでは試合に出る機会は勝ち取れなかった。
でも試合に出たい。
俺の力で試合に勝つんだ。
もっとコートの中で"俺"を出すんだ。
その想いから、昨年末にHIBANAを脱退させてもらいました。
身勝手な自分の想いを受け入れてくれて、快く送り出してくれたHIBANAのメンバーには感謝してもしきれません。
本当にありがとう。
なぜOrcaZを選んだか
HIBANA脱退の流れになる前から、チーム加入のお誘いをいただいたチームがいくつかありました。
どのチームも自分をアタッカーとして受け入れたい、と言ってくれました。
その中には過去にグランドスラムに出場した経験のあるチームの名前もありました。
脱退の際にお声がけくださった皆様、ありがとうございました。
OrcaZ以外のチームには入ることができなかったのですが、正直すべてのチームから強烈な魅力を感じていました。
では、なぜその中で今のOrcaZを選んだのか。
より挑戦ができる環境だ、
もっと言えば挑戦しないといけない環境がそこにあると感じたからです。
元来自分には、厳しい環境に自分を置きたがる、厳しい状況にワクワクする、挑戦ジャンキーみたいなところがあります。
その心が一番震えたのが、今のOrcaZだったのです。
チームとして、アタッカーとしての活路探し
アタッカーとして受け入れてくれたのであれば、絶対にアタッカーとして活躍する、チームが勝つ仕組みを作らなければいけません。もちろん、他メンバーとのコンビネーションを踏まえる必要があります。
どうしたもんかなーと日々考えながら練習をしていた時、とある選手からこんなアドバイスをもらい、ピンと来たのを覚えています。
よねが後ろで攻めどころを伺っているとき、味方が点を取られている
よねが前詰めの際に飛び出してくるのは一種の恐怖感すらある
そこから現在多用している個人のスタイル、およびチームのスタイルが確立できました。
あの時アドバイスしてくれた"とある選手"、ありがとうございます。
正直、スピード5をチーム内に入れない形をここまで主軸として多用するチームが最近多くなかったので、戦い方を考えるのに少し苦労しました。そのため、後述する2つから戦術をブラッシュアップしていきました。
2019年Springシーズン/Summerシーズンの大会動画
そんな古い動画何に使えるんだよ、と思う方も多いかと思います。
個人的にHADOを見てきて、この期間はHADO史上一番アグレッシブな期間だったかなと思っています。
温故知新。前詰め全盛期の動きをしっかり把握したうえで、現在の前詰めメソッドを理解しよう。そんな考えから動画を見ていました。
結果として前詰めに関する基礎力が養成できたかなと思っています。
現環境の前衛アタッカー/チームの戦術を参考に
もちろん、現在の環境で活躍する選手の動き方、チームの戦術も参考にしています。大会であたった選手の動き方の中で、自分が相手にその動きをされて「嫌だな」と思うものがあれば、なぜその動きや戦術や自分にとって嫌だったのか、我々に反映するならどうすればいいのかを我々なりに再解釈をして適用しています。
今回の大会でも、相手チームの戦術から参考にした要素、再編成した要素がいくつかあります。
かつて所属していたHIBANAからも使わせてもらった要素がたくさんあります。
ありがとうございました&使っちゃってすみません。直接ごめんなさいはしたけど、許してください。
大会に臨む際の心構え
そんな流れで練習や研鑽を重ね、今シーズンの大会を戦い抜きました。正直、大会中に不本意な敗戦もたくさんありました。その中で得たテーマを、チームとして/個人として掲げ、今回の予選に臨むことができました。それは、「自分たちのやれることをしっかりやる」ということです。
今回の大会、グランドスラム出場チームの中で、ランキングを見れば最下位です。
そんなチームがなぜそれなりの成果を得られたか。それが「自分たちのやれることをしっかりやる」ことを最重要視したからだと思います。
ここまでくるチームはみんな強いです。
でもみんな「勝たなきゃ」と相手を見ている。
相手を見ても、別に相手が変わるわけではない。
ただし、何かを変えなければ他チームに勝てるわけがない。
であれば、なんとかできる範囲である自分たちに目を向けよう。
自分たちのやれることを、粛々とすればいい。
勝てたときは自分たちにも勝ったんだ。
その思考がこの成果につながったんだと思います。
こんなことを考えながら大会を楽しめたので、
今回の結果、個人的には「自分が戦術の軸となって勝ち取った初めての成果」だと感じています。
だからこそ、この大会は特別な想いがあるんです。
最後に
最後まで読んでくださった方、
こんな駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
Spring cupの中でまだまだ磨けるところがたーくさんあるなと痛感したので、ちょっとずつ、僕らのペースで磨いていきたいと思います。
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